2024超｢探求｣Summer School 光合成の効率を実測する

概要

高校生を招いて､持続可能社会を見通す｢体験つきサマースクール｣を実施しました｡今回の題材は､バイオマスエネルギーです｡バイオマスエネルギーは再生可能で､CO₂を排出せず､そのエネルギー源は｢太陽光線と光合成｣です｡

太陽光線で供給されるエネルギーのうち､何%が､植物体のエネルギーになっているのでしょう｡ソーラーパネルと比較するとどうなのでしょう? まとめの図は次の通りです｡

一言で言うと､｢ソーラーパネルが圧倒的｣ vs ｢光合成も結構パワフル｣です｡すくなくとも､人類が入手しているエネルギー技術は､すでに光合成を上回っています｡ただし､固体･液体燃料(エネルギー密度が高い)バイオマスも､その重要を失いません｡また､バイオマスは､プラスチック代替材料としての役割もあります｡

｢体験｣では､発熱量測定に使う燃焼ボンブで､触って熱いを体験してもらいました｡

この実験は､環境工学科授業実験の一部です｡レポート提出とあわせて､実験を説明する動画を学生に課しており､今回､AI音声を使った意欲的な動画を作成してきた3年生酒井君の動画を公開します｡

動画はこちら

体験の様子(写真)

大阪工大の学生による体験サポート

ボンブに試料をセットして30気圧酸素を圧入する

40 Vの電圧をかけて着火させます(音や光は出ません)

ボンブを触ると熱い

使用スライドはこちら

楽しんで､未来のことを考えることが大切です｡

(おわり)

□□□□□