- セミナーの趣旨
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大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を梅田新キャンパスにおいて開催することといたしました。
今回、特許庁審査第一部長の澤井智毅氏を招聘し、本学教授の山田繁和氏とともに、デザインマネジメントや意匠制度改革について興味深いご講演を頂く予定にしております。皆様のご参加をお待ちしております。
- 概要
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開催概要
テーマ 【セミナー1】 デザインのチカラとその活かし方 ~デザインマネジメントと強いブランドの構築~
【セミナー2】 デザインの重要性の高まりと意匠制度改革プログラム 【セミナー】13:30~15:30 場所 大阪工業大学梅田キャンパス(OITタワー) セミナー室203 日時・場所など
開催日 2019年9月2日(月) 開催時間 【開場・受付】13:00~
【セミナー1】13:30~14:30
【セミナー2】14:30~15:30場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー2階 203セミナー室)
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス申込方法 本ページのフォームをご利用ください。 定員 100名 申込締切 8月31日(土) ※満席になり次第、締め切ります。 受講料 無料 講演の概要
【セミナー1】
デザイン(Design)とは、一般的には、「見た目をよくする」、「形あるものを作りだす」という意味で使っていますが、これら「装飾する(decorate)」、「造形(molding)」は「デザイン」の一部にすぎません。
デザインとは、ある製品やサービスの問題を解決するために、企画し技術開発することや製品やサービスの価値を高め、販売方法を設計して実施することをいい、これらの企業活動上の問題に対して予め予測、予防して対処に備えておくことを「デザインマネジメント」といいます。
また、これらの企業活動や企業努力によって、商品やサービス、企業そのものが纏う消費者や需要者のもつ印象、認識のことを「ブランド」といい、「ブランド」が定着すると「らしさ」を身につけて「強いブランド」となっていきます。
デザインを活かした製品やサービスの事例を紹介し、デザインマネジメントとブランド構築を説明します。
①製品やサービスのデザイン模倣の現状
②製品やサービスのデザインの効果の事例
③デザインマネジメントとは
④デザインとブランド構築【セミナー2】
製品やサービスのコモディティ化が進む今日、イノベーションを促し、ブランド価値を高めるデザインの重要性が高まっている。こうした現状を「産業競争力とデザインを考える研究会」(経産省・特許庁)の成果とともに紹介する。また、我が国における制度発足以来の意匠制度改革ともいえる、令和元年5月17日に公布された改正意匠法をその背景とともに解説する。講師のご紹介
【セミナー1】 山田 繁和 氏(大阪工業大学大学院 知的財産研究科 教授)
<略歴>
1990年 3月 愛知教育大学教育学部卒業
1990年 4月 特許庁入庁
2011年 4月 意匠制度企画室長
2014年 7月 意匠課長
2016年 7月 審判部34部門(意匠)審判長
2017年 4月 特許庁研究休職
同 大阪工業大学大学院 知的財産研究科 教授
【セミナー2】 澤井 智毅 氏(特許庁 審査第一部長)
<略歴>
1987年筑波大学大学院修了、特許庁入庁。
審査官・審判官として特許審査審判業務に従事するとともに、カリフォルニア大学デービス校、総務課、情報システム課、国際課、調整課等で企画立案・調整業務、国際交渉業務を担当。
2005年から日本貿易振興機構ニューヨーク知的財産部長、知的財産研究所ワシントン事務所所長を務め、特許庁へ帰任後、情報技術企画室長、国際課長、調整課長等を経て、2015年に審査第二部長、2016年から現職。
- お問い合わせ
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大阪工業大学 知的財産研究科 事務室
〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164