たぶん他人には役に立たない 自分のためのおぼえがき
「Fedora Core 5 Linux インストール」記
2006年10月 Fedora Core 5 インストール
(2006年10月)私の大学では,2万円以上するOSは買ってはいけないことになっている. LinuxのディストリビューションもTurboLinux Fujiが買えるだけで,Server版は買えない. RedHatは最近は商用Enterprise版として企業用になっているため,これも予算オーバー. そこで,RedHat系の FedoraCore 5 に挑戦することにした.
ちなみに,同じノリのTurboLinux インストール記もあり.
インストール (2006/10)
アップデート(2006/10)
インストール 2006/10/17
- 本屋で一番ぶ厚かった「Fedora Core 5 ビギナーズバイブル」(毎日コミュニケーションズ,2006/5/25 初版)を購入し,付属しているCD-rom5枚を用いてインストールを してみた.機種は,近くにあったFujitsu FMV C5200 (Intel Pentium 4/ 3E GHz/ 256MB/40GB).
- はじめ,すでにCドライブに入っていたWindowsとのデュアルブートにしようと, ハードディスクのパーティション設定をカスタム設定にして,Dドライブの方に インストールをしたつもりであったが,何故かCドライブの方もフォーマットされ Windowsが消えてしまった.おそらく/bootと/のディレクトリしか作らなかったから,Cドライブに/homeとか作ってしまったのかな.(TurboLinuxは,その点,深く考えずにできたのだが). 「ビギナーズバイブル」には,パーティションの設定をどうしたら良いか,とは 具体的に書かれていない. 40GBのHDの場合なら,
/boot : 128MB / : 10GB /usr/local : 10GB /home : 残り全部 /swap : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度)位にすべきだったかもしれない.結局,Windowsを再びインストールする気力が起きず,もういちどHDをすべて初期化して,Fedora Core専用機として再インストールする.CD-romを5枚順番に入れ替えて,約1時間半. ここまでは順調.起動もできた.デュアルブートを作ることは,将来的な課題としておこう.- とりあえずrootでログインすると,画面の上にはMacもどきのメニューバーがあり,しかも開いた各ウィンドウの上部にはWindowsもどきのウィンドウメニューがあり, 画面の下にはRedhat系のアプリケーションのステータスバーがある.三者折衷といった感.アプリケーションのトップには,GNOMEエディタとGNOME端末があるのは,使い易い.cもjavaもfirefoxもインストールされているが,acroreadやemacsはない.texはptexはあるが,latexは見つからない.いろいろ設定に手間がかかりそうである.Windows networkは自動で検知して,ファイル交換は同様にできるようだ.
- どこかに今後,参考となるページはないか,とwebを探したら, 私の要求にとても近い設定を詳しく書いてある ここのページを発見した.マニアックで助かるなあ,と 感心して,誰が書いたのかと思ったら,知り合いの名古屋大の松原君だった. 世の中狭し.
アップデート 2006/10/18
- さて,ソフトウェアのアップデートをしようと,「Software Updater」 や,「Add/Remove Software」を試すが,うまくいかない.途中で 「Unable to retrieve software information」エラーになる. どうやら,この大学のネットワークが,プロキシを設定しているからのようだ. ところが,「設定>ネットワークのプロキシ」を設定しても,同じ. ここや ここには,これはバグの一種である,と書いてあり(こんなバグを放っておかないで欲しいが),端末で,yumコマンドをすれば大丈夫とある. プロキシの設定確認後,再起動して,
yum updateをしたところ,無事にupdateをはじめ,約1時間半で700以上のファイルのダウンロード をして,その後2時間位かけてアップデートをしていた.(全部自動)
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Last updated: 2006/10/19