大阪工業大学 情報科学部 真貝寿明(しんかいひさあき)
2006年度後期「確率・統計」
金3(情報科学科3年)
- 授業で配ったプリント等がある場合,リンクしています.すべてpdf形式,A4サイズです.手書きのプリントは掲載していません.
- 配布したプリントは,その後version upしたため,webより削除しました.
- 真貝の居室は,1号館513室です.質問等はメールでせず,直接部屋に来て下さい.
- 各自,教科書の例題や章末問題・授業で取り扱った問題を十分こなして下さい.
- テストについて
- 11月10日の授業では,小テストを行いました.自己採点.学習の目安にしてください.
- 12月22日の授業では,小テストを行いました.自己採点.学習の目安にして下さい.
- 定期試験の問題はここ(別紙の正規分布表は,webには載せません),
定期試験の採点結果は,ここ.
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フォローアップ授業について
2月9日に予定しているフォローアップ授業では,定期試験の簡単な解説の後,余興として,次の英語論文を
紹介します.当日,プリントとして論文のコピーを配布しますが,事前に読みたい人は,513室の真貝の部屋の
前に置いておきますので,自由に取って行って下さい.
Nature 363, 315 - 319 (27 May 1993)
Implications of the Copernican principle for our future prospects
J. Richard Gott III
Making only the assumption that you are a random intelligent observer, limits for the total longevity of our species of 0.2 million to 8 million years can be derived at the 95% confidence level. Further consideration indicates that we are unlikely to colonize the Galaxy, and that we are likely to have a higher population than the median for intelligent species.
- 2007/1/26 追記.成績を次のように判定しました.
成績判定× 25名
成績判定1 5名
成績判定2 26名 以上57名(受験者中24.5%)再履修へ
成績判定3 69名
成績判定4 19名
成績判定5 8名 以上95名(受験者中75.5%)合格
授業日程
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| | 授業内容 | 配付したプリント(pdf) |
第1回 | 9月22日 | 確率の概念 (1) 組み合わせと数え上げ
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シラバス,プリント(p1-4) |
第2回 | 9月29日 | 確率の概念 (1) 組み合わせと数え上げ |
プリント(p5-8)
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第3回 | 10月6日 | 確率の概念 (2) 確率の基本的性質(標本、事象、確率) |
プリント配布なし
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第4回 | 10月13日 | 離散確率変数 (3) 条件つき確率(ベイズの法則・定理)
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プリント(p9-10)
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第5回 | 10月20日 | 離散確率変数 (0) 確率分布 |
プリント(p11-14) |
第6回 | 10月27日 | 離散確率変数 (1) ベルヌーイ試行と2項分布 |
プリント(p15-16) |
第7回 | 11月10日 | 離散確率変数 (2) 幾何分布とポアソン分布
前半まとめ〔演習と解説〕 |
プリント(p17-18)
中間テスト(1)
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第8回 | 11月17日 11月24日 | 連続確率変数 (1) 一様分布 (2) 正規分布
| プリント(p19-22) |
第9回 | 11月24日 12月1日 | 連続確率変数 (2) 正規分布 (3) 指数分布 | プリント配布なし
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第10回 | 12月1日 12月8日3限 | 独立な確率変数の和(大数の法則、少数の法則、中心極限定理) | プリント(p23-24) |
第11回 | 12月8日5限 | 推定と検定 (1) 標本平均と標本分散 |
プリント配布なし
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第12回 | 12月15日 | 推定と検定 (2) 推定と検定(仮説と棄却) | プリント(p25-26) |
第13回 | 12月22日 | 推定と検定 (3) 推定と検定(カイ2乗分布) 後半まとめ〔演習と解説〕 |
プリント(p27-28) 中間テスト(2)
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試験 | 1月19日 | 定期試験 |
試験問題,
試験採点結果 |
第14回 | 2月9日 | 定期試験の解説と解答 | |
シラバスの記載内容
授業のねらい・概要 |
確率・統計の基本概念について解説を行うことが主目的である。統計学は確率論を現実の世界に応用するのになくてはならないものであるので、その理論的な枠組と方法を結びつけて説明する。
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到達目標 |
(1) 簡単な確率空間を構成し、確率および条件付確率の計算ができる
(2) 確率変数の概念を理解し、期待値・条件付期待値の計算ができる
(3) 確率密度函数を用いて期待値・分散を計算できる。
(4) 標本平均・分散の計算ができ、推定・検定に応用できる。
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評価方法 |
定期試験で評価する。
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成績評価基準 |
5:到達目標のすべてが達成できている
4:到達目標のうち (3) まで達成できている
3:到達目標のうち (2) まで達成できている
2:到達目標のうち (1) が達成できている
1:上記以外
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教材 |
教科書:「情報科学のための確率入門」玉木久夫(サイエンス社) ...学部として共通テキスト
参考書:「入門微分積分」三宅敏恒(培風館) ...微積分の講義で使用したもの
参考書:「数値解析入門 - 理論と C プログラム」新濃清志・船田哲男(近代科学社)
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受講心得 |
微積分学I、線形数学I および C 演習Iを履修していることが必要である。つねに微積分学、線形数学およびプログラミングの教科書を参照すること。
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連絡先 |
大阪工業大学 情報科学部 情報科学科 (1号館513室)
〒573-0196 大阪府枚方市北山 1-79-1
Phone: 072-866-5393(研究室)
Email: 
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