結論
本研究では、私たちの日常扱うスケールでの有効な理論であるニュートン力学と、光の速さに近い運動を正しく記述する特殊相対性理論を、ドップラー効果で比較した。ここで、ドップラー効果、横ドップラーについて研究による結果を示す。
- ニュートン力学と特殊相対性理論の双方での光のドップラー効果においては、速度が光速の40%以下なら、差は無い。
- 光速に近づくにしたがって、特殊相対性理論のドップラー効果が大きく見られた。
- 光速の50%で、可視光領域は見えなくなる。(赤外線領域が見える?)
- 横ドップラー効果においては、中心程青方偏移が起こり、光速の50%で可視領域外へ。
- 光速の50%付近から真横で赤方偏移が起こり、光速の60%付近から赤方偏移により可視領域外へ。
- 見えている景色が虹色に変化するStarBowと呼ばれる現象が起こる。
※詳しくはpdfにて