第18回天文文化研究会
2019年10月26/27日
大阪工業大学 梅田キャンパス 12階ゼミ室1
プログラム山下先生のファイルと松浦先生のスライドファイルには(画像の著作権などの関係から)パスワードをかけております.研究会参加者のみ公開とさせていただきます.ご了承ください.
- プリント版の方が充実. [pdf]
10月26日 資料 13:00 松浦清 ご挨拶 真貝寿明 「天文文化学の創設」科研費採択について [プリントpdf] 13:15 山下克明 【招待講演】星座木簡と古代の星図
概要:星座に関する古代の二つの資料を取り上げる。一つは千葉県袖ケ浦市の遺跡から約20年前に発掘されていた9世紀の呪符木簡。そこには北極星三星を中心に六つの星座が配されており、北天の中枢部を表わした「紫微宮星座木簡」と称してよいもので、その意味を考える。もう一つは土御門家旧蔵の『格子月進図』。戦災でモノクロ写真を遺すだけだが、最近の研究では初唐の制作とされており、この謎の星図を古代天文道史の中に位置づけたい。[プリントpdf](要PW)
[スライドpdf](要PW)14:45 参加者自己紹介,休憩 15:30 勝俣 隆 【招待講演】星座神話としての日本神話研究の達成と課題、今後の展望
概要:星座神話として日本神話を解釈する研究は、今どこまで進んでおり、残された問題点は何かを説明し、今後の研究はどうあるべきか、方向性を示したい。具体的には拙著『星座で読み解く日本神話』を中心として、賛否の論に対する筆者の見解を示し、未解決な問題、新たに検討すべき課題を、今後どう考察すべきか論じ、忌憚ないご意見を賜りたい。17:00 終了見込み,移動 18:00 懇親会 10月27日 10:00 横山恵理 星空写真 [臨時ニュースhtml] 米田達郎 江戸の科学書を中心に見た十二宮の名称について−双児宮 を中心に− [プリントpdf] 西村昌能 記紀に見られる星の神様 経津主考 [プリントpdf] 松浦清 星曼荼羅研究の課題 [プリントpdf]
[スライドpdf] (要PW)真貝寿明 科研費研究課題『天文文化学の創設』の目指すもの [スライドpdf] (飛び込み歓迎,時間配分自由) おまけ.
- 米田氏のトーク中に話題になった図版は,宇田川榕庵『蘭学重宝記』
- 真貝のトーク補足資料
- 天文文化研究(天文学史)基本資料リスト (真貝,2019/10/27) [pdf]
- 「高松塚古墳に描かれた 28 星宿を示すアプリケーションの制作」(2007年度 河津秀明 卒業研究)
星図アプリケーション(横幅900pixel) (横幅1350pixel)2019/10/28 update