| 7月10日 | | | | |
| 10:00 | 松浦清
Kiyoshi Matsuura | ご挨拶 Greetings | |
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| 10:05--11:05 | 白 雲飛
Yunfei Bai
（大阪府立大学） | 【講演】長谷寺の馬鳴菩薩立体曼陀羅図について
概要：
江戸時代の作とされる長谷寺蔵の馬鳴菩薩曼陀羅は木造仏像群で立体的に配置され、ミネアポリス美術研究所に所蔵されている日本・１３世紀の絵画の「馬鳴菩薩曼陀羅」の趣旨と同じように見える。しかし、仏像の配置、方位は大きく違っている。絵画のほうは本尊の「馬鳴菩薩」に、中国で「馬明王」とされるぐらい養蚕に関して極める重要な蚕神である馬頭娘「蚕命」を「蚕母」、「蚕印」と一緒に眷属として描かれるのに対し、一方の長谷寺蔵の馬鳴菩薩曼陀羅は本来の天文学的、陰陽五行思想に基づいた配置になっていることが伺える。
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| 11:05--12:05 | 松浦清
Kiyoshi Matsuura
（大阪工業大学） | 【講演】久保田桃水＜雪之図＞の写生的風景 月を描く絵画の構図に見る時間解釈を中心に
概要：観望される月の形と天空における位置は、その月が観望される時刻と方位の反映であるため、旧暦世界の人々にとって月は生活のリズムを整える上での指標であり、暦法システムの重要な要素であった。月を描く絵画も、それが観望される時刻と方位を画面に描き込むことになるが、時刻や方位を正しく解釈することは必ずしも容易ではない。幕末から明治に活躍した大阪ゆかりの画家・久保田桃水の作品をもとに、月を描く絵画の時間解釈を試みる。 | |
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| xx | | Lunch Break | |
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| 13:00--14:30 | 株本 訓久
Kunihisa Kabumoto
（武庫川女子大学） | 【招待講演】岩橋善兵衛を祖とする岩橋家製の望遠鏡
概要：岩橋善兵衛(1756-1811)は江戸時代の最も有名な望遠鏡製作者の一人である。
善兵衛は竹筒製や一閑張製等の優れた望遠鏡を数多く製作し、幕府天文台や伊
能忠敬等に提供したことで知られている。また、彼は星宿・月齢・潮汐の早見
盤『平天儀』を考案し、望遠鏡による観測成果に基づいて、天文書『平天儀圖
解』を著した人物でもある。
今回、本講演では岩橋善兵衛の生涯と活動、善兵衛とその後継者によって製
作された望遠鏡を中心に、日本の望遠鏡の製造技術の変遷について紹介する。
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| xx | | Coffee Break, Photo via Zoom |
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| 15:00 | | 【ショートトーク or ディスカッション or 業務連絡】
【Short talks or Discussion or Other business】 | |
| | 大西浩次 Kouji Onishi
（国立長野高専） | 市民科学としての「長野県は宇宙県」の近代天文学史100年（15分, オンライン）
「長野県は宇宙県」の活動で作られてきたネットワークを生かして、近代の天文学・天文文化史を研究者や市民との協働作業で明らかにする市民科学プログラムを進めている。このプログラムの概要について紹介する。（個々調査の内容の紹介は次の機会に考えています） | |
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| | 西村昌能 Masayoshi Nishimura
（ＮＰＯ法人花山星空ネットワーク） | フツヌシと古代銅鏡（15分, 会場） | |
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| | 米田達郎 Tatsuro Yoneda
（大阪工業大学） | 江戸庶民は『火星』をどのように認識していたか（15分, 会場） | |
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| | 井村誠 Makoto Imura
（大阪工業大学） | 南方熊楠の英文論考「東洋の星座」―The Constellations of the Far East―（10分, 会場） | |
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| | | Short Break | |
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| | 鳥居隆 Takashi Torii
（大阪工業大学） |
魅惑のアストロラーべを作る（20分，会場） | |
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| | 横山恵理 Eri Yokoyama
（大阪工業大学） | 『大乗院寺社雑事記』における祈雨（15分, 会場） | |
| | 作花一志 Kazushi Sakka
（京都情報大学院大学） | 改定太陽暦（15分, オンライン） | |
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| | 真貝寿明 Hisaaki Shinkai
（大阪工業大学） | 明治はじめの窮理熱と『滑稽窮理 臍の西國』（10分, 会場） | |
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| 17:30頃 | | 終了 情報交換会へ （会場の方でお申し込みされた方のみ．レストランから弁当を注文する予定です．） | |
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