色彩による絵文字の意味理解促進効果の研究


研究目的

近年,文字を補足するコミュニケーション手段としてピクトグラムが用いられている.PICは1980年にカナダで開発されたコミュニケーションシステムであり,世界二十ヶ国以上で利用されている.その活用事例は肢体不自由,知的障害,自閉症,失語症,聴覚障害など障害のある人だけでなく,日本語学習初心者や話し言葉によるコミュニケーションには問題のない軽度の言語発達遅延者の支援など広範囲に渡る.PICピクトグラムは黒地を背景に対象物を白の画像で表すことが大きな特徴である.そこで本研究では,色付きPICピクトグラムを作成し,オリジナルの白黒のPICピクトグラムと比べて意味理解がどのように変化するのかを調査し,色にPICピクトグラムの意味理解促進効果があるかどうかについて検証することを目的とする.


関連資料

  • 梗概(pdf)
  • 卒業研究発表用スライド(pdf)

プロフィール

学籍番号:C05-006
氏名   :荒牧 秀総

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