「高齢者のためのメールインタフェースの設計と開発」


概要

 近年,コミュニケーションをとる手段として若・青・中年層ではインターネット,特に電子メールは欠かせないものです。 しかし,70歳以上の高齢者のインターネット使用率は年々上がっているものの,他の年齢層とは格差があります。 この事から開発されたメールソフトウェアや、高齢者向けのメールソフトウェアに関する先行研究では高齢者に使いやすいメールソフトウェアさえ存在すれば,高齢者にメール利用の素地は十分にあることが確認されています。 しかし,先行研究や実用のソフトウェアなどの既存の高齢者向けのメールソフトウェアでは,視覚的に見やすい画面やインタフェースの色についての考慮はあまりされていません. そこで認知的負荷を軽減する設計指針と色を考慮に入れた高い視認性をもつ画面設計をすれば,より高齢者向けメールソフトウェアのユーザビリティが向上するのではないかと考ました。 本研究では高齢者向けのメールインタフェースを設計し,開発する事により,高齢者のメール使用に関するユーザビリティ向上に対しての有効性を評価観察します。

開発した高齢者向けメールインタフェース

メールインタフェースのイメージ1 メールインタフェースのイメージ2

関連資料

  • 卒業論文(pdf)
  • 梗概(pdf)
  • 卒研発表用スライド(pdf)
  • 中間発表(pdf)

プロフィール

ひもと 写真
樋本 和紀(ひもとかずき)
大阪工業大学 情報科学部 情報メディア学科
体育会 洋弓部