亀山　源太

卒業研究テーマ

アバタ表情解釈の手ががりとなる顔部位の文化間比較

概要

近年インターネット技術の普及により, 電子メール, チャット, インスタントメッセンジャーなどがコミュニケーションツールとして一般的に利用されている. 従来, これらのコミュニケーションツール上のやり取りは文字情報が主体であったが, 文字情報だけでは感情や微妙なニュアンスを伝えることが困難であった. そのため, 円滑にコミュニケーションを取るためアバタや絵文字を用いるようになった. また, 文化間コミュニケーションにおいてもアバタや絵文字が用いられている. しかし, 文化間でのアバタの表情解釈に違いがあることが報告されている. また, 感情を表情から判断するとき, 日本人は他者の目の形を, アメリカ人は他者の口の形を主な手がかりとしていることを示唆する研究報告がある. 従って本研究ではアバタにおいても同様に日本人は目の形を, 欧米人は口の形を元に表情解釈を行っていると仮説を立て実験を行った.

関連資料

• 梗概(pdf)
• 卒業研究発表用スライド(pdf)

プロフィール