プログラム紹介
作ることへの意欲を感じてほしい
工作・実験フェアでは『アルミでつくるオリジナルグッズ』『黄銅でつくるオリジナルグッズ』『くるりんブレスレット』の3つのプログラムを担当し、準備期間中はレイアウトの考案や在庫の管理、フェア当日は学部生と一緒に子どもへの指導などを行いました。こういうイベントは子どもたちに「ものづくり」への興味を持ってもらえる良いチャンスだと思います。子どもにとって外で遊んだりゲームをすることは日常的なことだと思いますが、自分で何かを作る機会は案外少ないのではないでしょうか。
製作体験を通じて「これは良い」「これは良くない」「自分ならこうする」など、物の良し悪しをはかったり、作ることへの意欲を感じてもらえれば嬉しいです。


普段の研究にはない貴重な経験
3つのプログラムを管理していくのは大変でしたが、去年のフェアにも参加していたので、運営上の改善ポイントがわかっていたことは幸いでした。作ったアクセサリーを磨くときに渋滞が発生しないようスペースや動線を確保したり、作業ごみが発生しやすい工程に備えてゴミ袋を多めに用意したりと、事前に対策を打てたのは良かったと思います。去年と大きく異なるのは自分の役割です。去年は学部生として現場対応が主だったのですが、今年は院生としてプログラムの管理をさせていただきました。準備期間の確保や作業の振り分け、人に来てもらうための告知ポスター制作など、物事を俯瞰で捉えまわりの協力を得ながら進行していくというのは、普段の研究にはない貴重な経験でした。