工学部
DEPARTMENT OF APPLIED CHEMISTRY
地球環境の未来を考える化学技術のスペシャリストへ
グリーンケミストリーを
キーワードに、確かな基礎を
身につけ、多様なテーマで
最先端研究に取り組む
国際社会に通用する
化学技術者を育成するため、
国際インターンシップなど
特色あるカリキュラムを実施
学修領域
エネルギー変換物質化学研究室
今日、膨大なエネルギーが熱として環境中に放出されています。炭素同素体の一つであるカーボンナノチューブは、熱を電気に変える素材として注目され、IoT(モノのインターネット)の無線センサー用電源としての利用に向けた研究が進められています。私たちの研究室では、化学反応を用いて、どこでも貼り付けることができる新しいフレキシブル熱電変換材料を開発する研究に取り組んでいます。最近、塗って乾かすだけの環境に調和した方法で、従来と比べて1.5倍の性能を示す熱電変換膜を開発することに成功しました。この研究は、SDGsの目標の一つ「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」という将来の科学技術に貢献することが期待できます。
1年次の実験科目で、「分離・分析・測定」をテーマに、基本的な実験を正確に行う能力を身につけます。化学的な思考力を磨くことも重視します。
様々なことにチャレンジし
懸命に取り組んだ経験が
道を切り拓いていく。
株式会社資生堂 大阪茨木工場
技術部 中味技術グループ
工学部 応用化学科
2020年 3月 卒業
仲久保 太一 さん