
五分後の世界
情報科学部 情報知能学科木村 哲士 先生推薦
私は登場人物の心理描写や潮流が「穏やかに表現」される文体に慣れ親しんでいましたが、この「五分後の世界」を読んだ時には衝撃を受けました。主人公が急に理解不能な状況に置かれ、それが絶望的な世界であることが「強烈に描写」される文体は、それまで私が読んできた書籍にはないものでした。図や絵で表現していないのに目の前の事象が目に浮かぶようでした。内容は最後までかなり重い物語になっていますが、困難の中でもしぶとく生きていく様を見せつけてくれた書籍でした。このような「物事や生き様を考えさせられる」本を大学生のうちに数冊程度読みこんで手元に置いておくのをお勧めします。
請求記号・資料ID
- 大宮本館
- 913.6||M 19602446
- 梅田分館
- 913.6||M 97240146
- 枚方分館
- 080||G 98240352