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: レイヤ2の限界 : 第2層: データリンク層(Datalink Layer) : イーサネットのパケットの構造

イーサネットにおける通信のイメージ

  1. あるパケットを送信したいホストは、メディア(例えば電線)上に そのパケットを流す。
  2. 流れたパケットはそのメディア上にあるホストであれば全員が 受信可能になる。
  3. 各ホストはパケットを「覗き見」して、宛先アドレスをチェックする。
  4. もし自分宛であれば受信する。そうでなければ無視する。
  5. ときどきパケット同士がぶつかって壊れることもある(コリジョン)。 その場合再送する。

図 8: 各ホストは自分宛のパケットだけ受信する
\includegraphics[width=.5\textwidth]{routing1.eps}

レイヤ2のイーサネットを使えば同一の電線5につながった PC どうしは自由に通信できる。

問: PC が増えるとどんな問題が発生するか?



Hiroyuki Kobayashi 平成19年6月7日