NHKの人気番組
「魔改造の夜」に挑戦!
「O阪工大」として
出演しました
超一流のエンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う技術開発エンターテインメント番組「魔改造の夜」。本学の学生と教職員が一丸となって創り出した“魔物”を披露しています。
超一流のエンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う技術開発エンターテインメント番組「魔改造の夜」。本学の学生と教職員が一丸となって創り出した“魔物”を披露しています。
大阪工業大学は、一世紀を超える伝統を誇る工科系中心の大学。時代が求める高度な技能や知恵にあふれる躍動的なエンジニアを、社会の各方面に脈々と輩出しています。
この人材育成力の礎となるのは、研究力豊かな教員組織と、その教員が提供する各分野の先端的教育。そして、その教育環境を存分に活用しようと取り組む学生たちの日々の熱意です。学生たちは、学部学科の正課授業だけでなく、多様な課外活動に積極的に参画することで、各自の人間力を大きく成長させています。なかでも、本学の特徴となるさまざまな「学生プロジェクト」には、各自の志向や適性に応じて多数の学生が自主的に参画し、所属学科の枠を超えた横断的・複合的な専門知識の涵養と実践力の強化につなげています。
今回の番組出演は、そうした開拓者精神を学生たちがさらに発揮して大きく成長する機会としてチャレンジしました。大阪工業大学は、その学生たちのフレッシュな意欲を全学の総力を挙げてサポートしています。
さまざまなプロジェクト活動で活躍した学生による、個別のプロジェクト活動の枠を超えたチーム編成
学生と教員が一丸となって目標達成を目指す、自由で平等なプロフェッショナル体制
番組内では映らない“学生が悩みながら目の前の課題を乗り越えようとする姿”や、 “掲げた目標の達成に向けて、渾身の力で取り組む姿”をこちらでご紹介しますので、是非ご覧ください。
第一夜 インタービュー動画
第二夜 インタービュー動画
大回転!!ペーパー放るダー
トイレットペーパは軽く、簡単に破れる素材。紙切り板は丸く湾曲しているステンレス。この2つをセットで高速に投げ出すためにはどうすればいいのか。そこには4つのポイントがあった。「大回転」「巻き出し」「スナップ」「ブレーキ」全てが揃ったとき、悪魔は降臨する。
モンスター納品の1週間前。
まだ飛ばない現状に全員が焦りを感じていた。
「30m飛ばすなら、この大回転機構しかない!」
全員が同じ目標を掲げていたからこそ辿り着いた。
ブラシ付きDCモータの力をタイミングベルトで大回転軸に伝達。直径15mmのミガキ材を回転軸に採用。
投げる力を溜めるために、15回転。
投射時の最高速度は約30km/h。
最初の射出をしたとき射出速度が速くペーパーが引っ張られ千切れてしまった。
しかし、速度は距離を伸ばすために必要だ!
ジレンマと戦う日々、1つの回答に至った。
ペーパーの「巻き出し」が「射出」に追いつかなくてはならない!
速度一致のため、ペーパーを高速で巻き出す機構を製作した。ペーパーを高速回転。
ローラーに押し当て、回転させ巻き出す。
モンスターで紙切り板を投げても中々飛ばない。
「なんで飛ばないんだー!」
紙切り板を皆でとにかく投げまくる。
30m先へまで飛んで行った。
「これだ、これを再現しよう!」
紙切り板の形状から空気抵抗が小さく、ペーパーが切れづらい縦回転の射出方法を採用。
人の手首のスナップをワイヤーのしなりで再現。
ペーパー射出後にモンスターが大回転を行うと
ペーパーを巻き込んでしまう。
射出後は大回転を止めなければならない。
その時の大回転の最高速度は30km/h。
回転には巨大な力が働いており停止は難しい。
止められるかどうかではない、やるしかない。
急停止には、自転車のディスクブレーキを採用。
射出時に重りを落下させ、ハンドブレーキを引く。
ダブルのブレーキパッドがワイヤで強烈に締め付けディスクブレーキは急停止した...