Raspberry Pi pico を Windows 上の PlatformIO で開発するメモ

概要

新登場マイコン、Raspberry Pi pico は PlatformIO (PIO) で開発できます。 PlatformIO はマルチプラットフォームなので Linux, macOS, Windows で 使えるのですが、2021年8月現在、Windows だけ書き込みがうまく 行きません。この記事では Windows で PIO を使って 書き込む方法を説明します。

TL; DR

ようはビルドしてできるfirmware.uf2というファイルを Raspi pico の ドライブにドラッグ&ドロップするだけです。

1. PIOでpico開発

環境は VSCodeを想定しますが、普通にプロジェクトを作って デフォルトのままソースを編集してください。 終わったらVSCode の下部の✓をクリックしてビルドします。
VSCode screenshot

2. Raspi picoをマウント

Raspberry Pi picoのBOOTSELボタンを押したまま USB接続します。すると D: なり E: なりにマウントされます。

3. firmware.uf2ファイルを書き込み

ビルドが成功すれば、プロジェクトフォルダの中に.pio/build/pico/firmware.uf2というファイルができているはずです。 それを前項でマウントしたドライブにドラッグ&ドロップします。
……以上です。(わざわざhtml1ページ使うような話じゃなくてすみません。)
VSCode screenshot 2