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: ここまでのまとめ : プログラムの正体 : メモリから数値を取り出す方法

数値にしたがって動作する方法

プログラムとしてメモリから取り出された数値は一つずつ順番に 命令デコーダ(instruction decoder)という回路に入力される。 命令デコーダは 単純な回路で、例えば3ビットの命令デコーダの主要部分は 図9のようになっている。

図 9: 命令デコーダ周辺
\includegraphics[width=.8\textwidth]{instdec.eps}

9 に示したCPUの場合、「100, 000, 010」というプログラム 2は「外部出力を1にして、足し算をして、プログラムを1ステップスキップする」 という動作をする。

命令デコーダの回路見ればわかるとおり、CPUは特定の 数値(0/1 のパタン)に対して特定の動作をする。この様子が 特定の数値にしたがって行動しているように見えるので、数値のことを 命令(instruction)と言う。

以下、いくつか補足:



Hiroyuki Kobayashi 平成19年5月23日