応用化学科
無機高分子研究室
高周期元素ビスマスを複合した光屈折率ポリマー
高分子材料に無機元素を分子レベルで複合すると、その元素の種類に応じた種々の機能性を付与することができるので、様々な研究がなされています。我々の研究室では、ビスマスなどの高周期元素を複合した機能性高分子材料の開発を行っております。
高周期元素ビスマスを複合した光屈折率ポリマー
指導教員
松村 吉将
講師
(マツムラ ヨシマサ)
専門分野
研究室がめざすSDGs
教員メッセージ
元素周期表を見ると色々な元素があります。これらは、元素に固有の特徴を持っているため、ポリマーと複合することで、様々な機能性材料をデザインすることができます。当研究室では、このような考え方を基に、どうやったらポリマーと無機元素を複合できるかを考え、研究を進めています。
在学生メッセージ
合成実験は大変なこともありますが、目的のポリマーを合成できた時は、達成感がありました。また、予想していたものとは違う結果になった時は、失敗したと思いましたが、別の用途に使えるかもしれないと言われ、研究に無駄な努力はないことを学びました。
この研究がかなえる未来
高機能性材料の開発は、日本の産業を支える技術につながっていると考えています。例えば、高屈折率ポリマーは、スマートフォンカメラなどに使われているプラスチックレンズに応用することができます。
