大阪工業大学 情報科学部 真貝寿明(しんかいひさあき)
2019年度前期「確率・統計」
火1(情報システム学科2年),火3(情報ネットワーク学科3年),火5(情報システム学科3年)
- 授業で配ったプリント等がある場合,リンクしています.すべてpdf形式,A4サイズです.手書きのプリント・ 本のコピーはuploadしていません.
- 各自,教科書の例題や章末問題・授業で取り扱った問題を十分こなして下さい.
- 真貝の居室は,1号館513室です.質問等はオフィスアワーの月曜11時--13時に来てください.
- 中間テストについて
- 中間テスト成績は成績評価に20%入ります.
- 第6回の授業では中間テストを行いました.範囲は「条件つき確率」まで.
- 第11回の授業では中間テストを行いました.範囲は「条件つき確率」から「チェビシェフの不等式」まで.
- レポートについて
- レポート課題は任意提出とし,定期試験成績の加点対象(成績B判定対象分野)として用います.
- 次の論文のコピーを第12回授業で配布しました. 興味がある人は,内容をまとめ,自分の意見・考察を添えたレポート(表紙不要.A4用紙で2枚-3枚程度)を 提出してください.提出は義務ではありません. レポートの完成度によって,定期試験成績の加点(15点分まで)対象とします.
提出期限は,8月9日(金)13:00まで.513室の真貝へ直接提出.(不在の場合は,513室の入口に設置した箱へ提出.)
自分の意見・考察はオリジナルであること.訳す必要はありません.(事務への成績提出が,定期試験終了後一週間後と定められていますので,上記の期限後の提出は無効です).Nature 363, 315 - 319 (27 May 1993)
Implications of the Copernican principle for our future prospects
J. Richard Gott III
Making only the assumption that you are a random intelligent observer, limits for the total longevity of our species of 0.2 million to 8 million years can be derived at the 95% confidence level. Further consideration indicates that we are unlikely to colonize the Galaxy, and that we are likely to have a higher population than the median for intelligent species.- 定期試験について
- 参考資料(教科書・プリント・ノート等)の持込は不許可です. 授業で配った「正規分布表」(A4サイズの紙1枚)を持参してください(著作権の関係でwebには載せません).この紙に記入できる範囲(余白・裏面)での手書きメモを許可します.この用紙以外の紙の持ち込みは不許可です.
- ルート計算ができる電卓の持込を許可します.ただし,携帯電話・関数電卓・PCなど高機能なものは不可.(電卓がなくても計算できる問題ですが..)
- 定期試験の問題はここ. 定期試験の採点結果はここ
- 定期試験は,8月5日(月)3限,1205教室 です. 教員ごとに試験問題が異なるので教室を間違えないように.
- 80点満点.第6問は,「ベイズの定理を応用した問題を作成し,解答例を示せ」(8点)
- 過去の定期試験 採点結果ページへのリンク(解答例は作成していません)
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授業日程
- webで閲覧できるシラバスとは 若干異なります.このページでは,実際の 授業の進行に応じて,予定をupdateしていきます.
講義日 講義室 授業内容 予習項目/復習項目 配付したプリント(pdf) 第1回 4月9日 1501 確率 (1) 組み合わせと数え上げ (予)教科書 1.1
(復)教科書 p37までシラバス, プリント(p1-p2) 第2回 4月16日 1501 確率 (2) 確率の定義,確率の基本的性質 (予)教科書 1.2 まで
(復)教科書 1.2 まで第3回 4月23日 1501 確率 (3) 期待値,条件つき確率 (予)教科書 1.3 まで
(復)教科書 1.3 までプリント(p3-p4) 第4回 5月7日 1501 確率 (4) 条件つき確率(ベイズの法則) (予)教科書 1.3 まで
(復)教科書 1.3 までベイズの定理 第5回 5月14日 1501 確率分布 (1) 確率変数と確率分布,期待値と分散
〔第1回中間テスト〕(予)教科書 2.1 まで
(復)教科書 2.1 まで第1回中間テストM 第6回 5月21日 1501 確率分布 (2) 事象の独立性,2項分布 (予)教科書 2.2 まで
(復)教科書 2.2 までプリント(p5-p6)
地震の生じる確率第7回 5月28日 1501 確率分布 (3) 2項分布,ポアソン分布,幾何分布 (予)教科書 2.5.3 まで
(復)教科書 2.5.3 まで第8回 6月11日
6月4日補講1501 確率分布 (4) 正規分布
IS2年1限,IN3年3限,IS3年4限に実施する.(予)教科書 2.6.1 まで
(復)教科書 2.6.1 まで正規分布表 第9回 6月18日
6月11日1501 確率分布 (5) 正規分布,指数分布
中心極限定理 末端確率(予)教科書 2.6.3 まで
(復)教科書 2.6.3 までプリント(p7-p8) 第10回 6月25日
6月18日1501 中心極限定理 独立な確率変数の和,大数の定理
〔第2回中間テスト〕(予)教科書 第3章
(復)教科書 第3章まで第2回中間テストM 第11回 7月2日
6月25日1501 推定と検定 (1) 標本平均と標本分散,データ処理 (予)教科書 4.3まで
(復)教科書 第4章までデータ処理 第12回 7月9日
7月2日1501 推定と検定 (2) 推定(点推定,区間推定) (予)教科書 第5章
(復)教科書 第5章プリント(p9-p10)
Nature 363 (1993) 315第13回 7月16日 1501 推定と検定 (3) 検定(仮説と棄却) (予)教科書 第6章
(復)教科書 第6章プリント(p10-p11) 第14回 7月23日 第4PC
演習室Mathematica, Excel を利用した確率・統計 (予)Mathematica, Excelの使い方
(復)データ処理大学授業アンケート回答ページ
Mathematica利用方法
利用方法の紹介[学内のみ]
課題プリント
確率実習で使うMathematicaスクリプト dice, dice1, buffon1[学内のみ]
統計実習で使うデータ Excelファイル, Mathematicaファイル
試験 8月5日3限 1205教室 試験問題, 採点結果
シラバスの記載内容
授業のねらい・概要 社会現象・自然現象の解析に不可欠な確率・統計の基本を解説する.確率分布の概念から統計解析へのつながりを軸にして,条件つき確率計算の応用,母集団データの区間推定法や仮説検定法など,多くの実例を含めて説明する. 到達目標 (1) 数え上げ,確率,期待値の計算ができる
(2) 条件つき確率を理解し,応用できる
(3) 確率分布の概念を理解し,平均・分散などの計算ができる
(4) 標本分布の概念を理解し,データ解析へ応用できる
(5) 統計的推定・仮説検定の概念を理解し,応用できる評価方法 定期試験80%,中間テスト・レポート等20%で評価する. 中間テストは上記(1)(2)(3)の達成度判定に,レポートは(4)(5)の達成度判定に加味する. 成績評価基準 A:到達目標のすべてが達成できている
B:到達目標のうち (1)--(4) が達成できている
C:到達目標のうち (1)--(3) が良好な水準で達成できている
D:到達目標のうち (1)--(3) が達成できている
F:上記以外教材 教科書:「徹底攻略 確率統計」真貝寿明(共立出版) ...他学科も同じ.
参考書:「徹底攻略 微分積分」真貝寿明(共立出版) ...微積分の講義で使用したもの
受講心得 微積分学I、線形数学I を履修していることが必要である。 毎回の講義で提示する演習問題ならびに次回講義予定を参考に予習・復習を行うこと.
連絡先 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 (1号館513室)
〒573-0196 大阪府枚方市北山 1-79-1
Phone: 072-866-5393(研究室)
Email:
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