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仏教美術史
検索キーワード:「仏教美術史」 1件見つかりました。
工学部 総合人間学系教室〔人文社会〕
松浦 清 (マツウラ キヨシ)
教授 文学修士
美術史、仏教美術史、密教絵画、星辰美術、博物館学
星曼荼羅は密教の北斗法という儀礼で用いられる絵画作品で、方形と円形の二種類があります。平安時代後期の作例が現存し、中世から近世まで制作されました。天空の中心に金輪仏頂尊[きんりんぶっちょうそん]という仏教尊像を描き、その周りに北斗七星、九曜星のほか、古代インドと中国で発達した二十八宿という星座や、古代のメソポタミアからギリシアに伝えられた黄道十二宮などを描き、さながら天空の星々の光りの協演のようです。謎の多い星曼荼羅の研究のほか、月を描く絵画に見られる時間意識も研究しています。
キーワード:仏教美術史、密教絵画、星辰美術、星曼荼羅、博物館学