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「第二十回竸基弘賞レスキューロボットコンテスト奨励賞」を受賞しました
2025.02.06
1月11日、第二十回競基弘賞の授賞式が行われ、学生・社会人合同チーム「S.S.S.S」のメンバーとして参加した、本学機械工学科のシステムデザイン研究室と知能ロボティクス研究室の学生が「第二十回竸基弘賞レスキューロボットコンテスト奨励賞」を受賞しました。
竸基弘賞は、阪神・淡路大震災で亡くなった神戸大大学院生の竸基弘(きそい・もとひろ)さんの志を継承しようと、レスキューシステムの若手研究者を表彰し、研究開発を奨励することを目的とした賞です。国際レスキューシステム研究機構(以下、IRS)の事業のひとつとして、2005年1月から始まり、2009年度からは工学系の学生を対象にした竸基弘賞「奨励賞」が新設され、「レスキューロボットコンテスト」「計測自動制御学会SI部門講演会」参加学生を対象に選考と授賞が行われています。
「S.S.S.S」チームは、2021年よりレスキューロボットコンテストに参加しており、2021年はベストロボット賞、2022年はベストパフォーマンス賞を受賞しています。今回は、メカナムクローラーのさらなる機能向上への取り組み姿勢が高く評価され受賞となりました。
授賞式に出席した溝江叶夢さん(電気電子・機械工学専攻博士前期課程機械工学コース1年)は「私はこの大会が最後になりますが、後輩たちには現状に満足せず、より良いものを目指してロボット製作に取り組んでほしい」と応援のメッセージを送りました。
授賞式では各受賞者による記念講演が行われ、留田歩武さん(機械工学科4年)がメカナムクローラーに関する研究成果の発表を行いました。留田さんの発表の様子はこちらから視聴できます(約10分)
【指導教員】
機械工学科・井原 之敏 教授
機械工学科・牛田 俊 教授
機械工学科・橋本 智昭 准教授
ものづくりセンター・近藤 隆路 技師