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国際交流センターがマレーシアサインズ大学と国際PBLを実施
2025.03.13
本学国際交流センターとマレーシアサインズ大学School of Industrial Technologyは、2025年2月22日から3月1日までの期間、マレーシアサインズ大学(ペナン島)でPBL(プロジェクトベースドラーニング)を実施しました。本学からは9名の様々な学科に所属する学生を派遣し、ホスト校のマレーシアサインズ大学からも14名の学生が参加しました。
このプログラムは2023年9月に、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受け、マレーシアサインズ大学から学生9名と教員1名を受け入れたことをきっかけに実現し、今回で2度目の実施となります。
今回のプログラムテーマは、「Bridging Innovation and Sustainability: Advancing Cultivated Meat and Alternative Proteins Through Global Collaboration」で、マレーシアサインズ大学School of Industrial Technology及び同大学の学生団体USM Alternative Protein Project(USM APP)(食糧の安全性や持続可能な社会の実現のために、代替タンパク質の研究・普及活動を行う学生団体)をパートナーに実施しました。
プログラム前半は、アイスブレイク、オリエンテーション、キャンパス内のモスク訪問、培養肉と代替タンパク質に関する講義(イスラム教、産業界からの観点、マレーシアの現状など)に参加しました。
プログラム後半では、マレーシアの培養肉企業Cell AgriTechを訪問し、産業界から見た培養肉の可能性について考察しました。
さらに、ペナンのサイエンスハイスクールを訪問し、USM APPの代替タンパク質普及活動に参加しました。本学の学生は日本の代替タンパク質の歴史や現状を紹介し、節分と大豆のつながりをテーマに、升の折り紙アクティビティも実施しました。
今回のPBLは学科横断型のプログラムで、本学からは多様な学科の学生が参加しましたが、プログラムを通しての学びや体験をそれぞれの専門分野や今後のキャリアに活かしていってほしいと願います。