
情報知能学科
(コンピュータ科学科)
Information and Computer Science
情報知能学科は、人工知能を活用して社会の様々な課題を解決するIT機器やIoT機器、信号処理システム、またそれらを開発する人材を育成する教育システムの研究・開発を行っています。知能の実装対象が多様化しつつある現状に対応し、本学科は知能化の研究対象を幅広い分野に広げています。IoT機器などの組み込みシステム、人工知能を用いた信号処理、ロボットなどの機器制御、またこれらの処理を高速化する高性能コンピュータ、知能を機器に組み込める人材教育などについて課題を抱えている皆様は、是非ご相談下さい。

情報知能学科
牧野 博之 学科長
研究者1 | 中西 通雄 教授
- 研究テーマ -
- 小学生向けのIchigoJam用ビジュアルブロックエディタ
- 初学者用ビジュアルブロックプログラミング学習環境
- 日本語表現によるアセンブリ言語を用いたCPU学習教材
- 講義ビデオとコメントの連携機能および理解状況把握機能を持つ学習支援システム
- Arduinoと複数センサを用いた視覚障碍者向け歩行支援システム
学習支援システムや学習用教材を中心とした研究・開発をしています。特にフィジカルコンピューティングを活用したプログラミング学習教材の開発では、実際に子どもたちに使ってもらうなどして改良を続けています。このほかに、歩行支援システムの開発や、情報教育・情報倫理教育の内容や教育方法の調査研究などをしています。




研究者2 | 尾崎 敦夫 教授
- 研究テーマ -
- 実世界の社会システム(交通等)を高精度に模擬するためのモデリング&シミュレーションに関する研究
- 機械学習(ディープラーニング等)や最適化技術を利用した認識精度向上や最適スケジューリングに関する研究
- 社会システムの解析・設計・制御や、有事(災害、事故等)の際の意思決定に資する研究
- 並列処理技術を利用したシミュレーションの高速化に関する研究
近年、交通・物流、監視・管制・指揮等の分野では、AI(人工知能)技術の適用により、システムの自動化および高性能化が推進されています。このようなシステムでは、状況を正確に「認識」し、将来の状況を高速に「予測」して、「実行」に移すことが求められます。しかし、ミッションクリティカルなシステムでは、「実行」に至る意思決定へのAI適用は多くの技術的・運用的課題があります。これらの課題解決を目指し、マルチエージェントシミュレーション等のAI技術の活用により有効は意思決定支援情報を提供するための研究を行っています。



