
ネットワークデザイン学科
(情報ネットワーク学科)
Network Design
情報ネットワークは、ヒト・モノ・コトそして社会にとっての基盤サービスです。その一層の発展には、高度なネットワーク構成技術、知的なソフトウェア技術、そして堅固な情報セキュリティ技術を融合した柔軟なネットワークデザインが欠かせません。ネットワークデザイン学科では、IoTのためのネットワークアーキテクチャ、ネットワーク/コンテンツ セキュリティ技術、アプリケーションソフトウェア技術を駆使した知的なネットワークサービスに関する研究を行い、快適で安心安全なネットワーク社会のデザインに貢献します。

ネットワークデザイン学科
塚本 勝俊 学科長
研究者1 | 福澤 寧子 教授
- 研究テーマ -
- システム安全・セキュリティ分析技術
- 分散型セキュリティ基盤とその応用
- 移動体システムのセキュア化
人やモノ、システムが多様に連携するIoTでは、新たな連携が、安全・セキュリティを脅かす事故に繋がると懸念されています。一方、暗号技術は情報を秘匿したり、改ざんを検知するだけでなく、ブロックチェーンなどの新しい分散型プラットフォーム環境を実現し、情報化社会のパラダイムシフトをおこしつつあります。そこで、IoTのネットワークシステムの安全・安心を支えるために、暗号技術等を駆使して、効率的で効果的なセキュアシステムのデザインに取り組んでいます。




研究者2 | 酒澤 茂之 教授
- 研究テーマ -
- 深層学習モデルの著作権保護
- プライバシー画像処理
人工知能のコア技術として深層学習の利用が広がっている。一方で、深層学習は、大量のデータ収集・スクリーニング・計算量を要するため、高いコストのかかっている知的財産であるにもかかわらず、そのコピーは容易である。そこで、映画や音楽等のコンテンツに保護に用いられている電子透かし技術を、深層学習モデルを保護する目的に応用する研究を進めている。また、撮影した写真等のマルチメディアコンテンツに係るプライバシー保護を目的とした、画像処理・応用システムについても研究を行っている。



