
機械工学科
Mechanical Engineering
学術研究は、自由な発想と研究意欲を源として真理の探究を目指すもので、その成果は、産業活動の基盤となります。機械工学科では、自然と人間をつなぐ様々な方法を、4つの力学(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学)を基礎として創りだします。また、安全安心で自然と共存共栄できる社会の創造を目指し、振動・音響、ロボティクス、精密工学、航空宇宙工学、流体機械、内燃機関、機能性材料、材料強度学、接合工学、システム工学、材料加工学など多様な分野に関する研究を推進し、革新的な技術で機械に新たな価値を付加します。

機械工学科
上田 整 学科長
井原 之敏 教授
イハラ ユキトシ上田 整 教授
ウエダ セイ上辻 靖智 教授
ウエツジ ヤストモ牛田 俊 教授
ウシダ シュン桑原 一成 教授
クワハラ カズナリ田原 弘一 教授
タハラ ヒロカズ西川 出 教授
ニシカワ イズル羽賀 俊雄 教授
ハガ トシオ宮部 正洋 教授
ミヤベ マサヒロ加藤 誠 教授
カトウ マコト松島 栄次 准教授
マツシマ エイジ吉田 準史 准教授
ヨシダ ジュンジ伊與田 宗慶 講師
イヨタ ムネヨシ橋本 智昭 講師
ハシモト トモアキ鵜飼 孝博 特任講師
ウカイ タカヒロ横山 奨 特任講師
ヨコヤマ ショウ研究者1 | 井原 之敏 教授
- 研究テーマ -
- 5軸マシニングセンタの加工精度改善
- ミルターン加工法による特徴的な表面性状の生成
- カーボングラファイトの鏡面加工
- 切削・研削加工によるセラミックスの微小穴あけ
金属でできている機械部品は、素形材から余分なところを取り除いて所望の形状にする「切削加工」が多く用いられています。そこで使用される工作機械は、機械そのものの精度がよくないと、加工された部品の精度は悪くなってしまいます。金属製品だけでなく、プラスチック製品などは溶けた素材を金型と呼ばれるものに注入し固めて製品としていますが、金型の精度が製品の精度に影響します。そこで、工作機械の精度を高めることにより、加工された部品を高精度にする研究を行っています。また、難しいとされる加工についても挑戦しています。


研究者2 | 吉田 準史 准教授
- 研究テーマ -
- 機械騒音の物理特性と人が感じる「うるささ」との関係調査(評価技術)
- 振動・騒音のメカニズムを特定する技術-複数音源から影響の高い部品を探し出す-(解析技術)
- 振動・騒音のメカニズムを特定する技術-影響の高い「うごき」を探し出す-(解析技術)
- 僅かな変更によって械製製品の振動を低減する技術(対策技術)
- シミュレーションと実験技術を融合させ振動・騒音開発の効率化を推進する手法(評価・解析・対策技術)
振動・騒音改善に必要な技術としては,低減技術が第一に考えられます。しかし振動や音のエネルギーは小さくても不快に感じられる場合もあります。また振動・騒音改善では製品が本来有する機能を低下させない対策が望まれます。そのため本研究室では,人にとって不快でない音や振動を探求する技術(評価技術),騒音や振動の発生要因を探求する技術(解析技術),シミュレーションや実験を用い効果的に振動・騒音を低減する技術(対策技術)等,製品の振動・騒音をトータルに改善するために必要な技術を開発しています。



