大阪工業大学

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Faculty of Information Science and Technology情報科学部

Message 情報科学部長メッセージ

情報科学部 学部長/博士(工学)/情報科学研究科 研究科長

塚本 勝俊Tsukamoto Katsutoshi

情報プロフェッショナルの養成

情報科学部は1996年に情報処理学科(2006年度に改組によりコンピュータ科学科と名称変更)と情報システム学科の2学科からなる学部として開設しました。その後、情報メディア学科と情報ネットワーク学科を設置して4学科からなる学部として、情報通信に関わる様々な分野で貢献できる人材育成体制や教育環境の整備を進めてきました。
2005年度には、情報コア技術に関する教育プログラムであるコンピュータ・サイエンスコース(CSコース)が、情報分野で私立大学初のJABEE(日本技術者教育認定機構)の認定を受けました。
また、2009年度には、「SE能力開発のためのスパイラル型情報教育」が、大学教育・学生支援推進事業(文部科学省公募事業)に、採択率15%という厳しい審査を経て採択されました。

この教育プログラムは、情報科学部の卒業生がシステムエンジニア(SE)として就職する背景を踏まえ、専門知識や技術のみならず、SEに必要な幅広い能力(モデル化能力、デザイン能力、業務遂行能力)をバランスよく獲得するためのユニークな教育プログラムで、時代的、社会的な要請に的確に応えうるものと確信しております。
このように、情報科学部では学部開設以来の教育目標である「専門的職業人の育成」に沿って、「情報プロフェッショナルの育成」に注力しております。今後とも、情報科学部の教育・研究にご理解を賜り、ご支援くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

Department 領域を超える5の学科

AI時代に合わせた高度で多彩な情報技術(AI、ソフトウェア、メディア、サイバーセキュリティなど)の開発力と
AI×データサイエンスやAI×IoTを駆使してビジネスや実世界での課題を解決する力の要請が情報科学部の学びの特色です。
5学科の垣根を超えた教育プログラムも用意されており、AI×情報技術の創造からリアルな社会課題への応用までを担える
実践的な開発・応用能力が身につけられます。

下記学科は、現在学生募集を行っておりません。

Feature 情報科学部での学び

目指すのは「情報のプロフェッショナル」。社会を動かし、暮らしを支える人材に。

01 IT技術者の育成

IT技術者の育成
全学科共通の基盤教育を実施
全学科で学生に合わせて入門から応用レベルまで、しっかりとプログラミングを学びます。また、キャリアデザインに関する教育により、大学での学修の動機付けを促し、社会人基礎力と就活力を養うことを目的としています。
  • プログラミングについて
    情報科学部では、様々なプログラミング言語や開発ツールを学び、実践に生かしています。その中からいくつかピックアップして紹介しましょう。

    プログラミング言語

    パソコン室の写真
    情報科学部では、実践的な教育の一環として、プログラミング教育に力を入れています。世の中には様々なプログラミング言語がありますが、その中でも代表的、かつ、社会でも幅広く利用されている言語を選択して、基礎から応用まで4年間かけて様々な科目を通してしっかりと教育します。初心者でも心配なく基礎から学ぶことができ、高度な応用教育も行っているので、すでにプログラミング経験がある学生にも満足できる内容となっています。情報科学部の5学科で共通した方針で進めているので、どの学科に入学してもプログラミングを学ぶことができます。

    C言語

    C言語はプログラミングの学習において基本的な言語であり,古くから使われており、今も社会的なニーズが高い言語です。情報科学部では、各学科での入門編の科目でプログラミングの基本的な考え方を学び、5学科共通の演習科目「C演習I」「C演習II」でプログラミング言語の書法だけでなく、様々な問題を解くための考え方まで学びます。 

    Java

    Javaもまた、求人数が多く社会的ニーズが高い言語です。C言語にはないオブジェクト指向のプログラミングの考え方を学ぶことができます。グラフィカルユーザインタフェースを持つ、いわゆるアプリケーションを開発するスキルを身に付けられる教育内容になっています。これも5学科共通の演習科目「Java演習」で基礎から応用まで教育しています。 

    Python

    Pythonは人工知能などで注目を集めている言語で、C言語やJavaを学んだことを元にステップアップして教育しているので、スムーズに理解することができます。それぞれの学科における特色ある演習科目やPBL(課題解決型学習)に取り組むことで、リアルな問題設定の下でPythonを活用する実習となり、実践的な学びを得ることができます。 

    開発ツール

    実際に各種システムを開発する上では、プログラミング言語を使った開発だけではなく、様々な開発ツールを効率的に利用することが必要です。情報科学部では、主に演習科目で開発ツールの利用方法を学び、実際にシステム開発に利用しています。

    利用している開発ツールの例:

    • スマートフォン向けアプリケーションの開発
      Android Studio
    •  

    • 3次元コンピュータグラフィックス、3Dゲーム、動画編集
      Unity
      Blender
      Filmora
    •  

    • CGキャラクタ、対話エージェント作成
      MikuMikuDance
      MMDAgent
    •  

    • コンピュータ音楽制作
      Notion Mobile
    •  

    • 人工知能プログラミング
      PyTorch
      Keras
      TensorFlow
    •  

    • ロボット、IoT機器のプログラミング
      LEGO Mindstorm
      MESH
    • コンピュータ音楽制作
    • 3次元コンピュータグラフィックス、3Dゲーム、動画編集
  • プログラミングの実践的活用例
    情報科学部では、学生が大学で培ったプログラミング技術をさまざまな場面で実践的に活用しています。学生が活躍している場面を紹介しましょう。 

    ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ(略称ソイチャレ)

    ソイチャレは、枚方市の企業・行政・地域コミュニティが抱えている課題について、各組織と学生が力を合わせて解決することを目的した学生プロジェクトです。ここでは、大都市での災害時における避難誘導や感染症対策(三密回避)のための研究開発を行っており、参加学生は身につけたプログラミング技術を駆使して、人流センシング技術やシミュレーション技術をパソコンやスマートフォンに実装し、膨大なデータの取得や処理に役立てています。 
    • ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ(略称ソイチャレ)
    • ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ(略称ソイチャレ)

    国際PBL

    情報科学部では、毎年タイのタマサート大学シリントーン国際工学部と連携し、タイの学生と日本人学生がチームを組み、ロボット競技や画像処理アプリ開発コンテストに取り組むPBL(Project Based Learning)を実施しています。ここでは、学生が授業や演習で培ったプログラミング技術を活用して、ロボットの自動操縦や物体認識を実装した画像処理アプリを開発しています。プログラミングという共通言語を通じた濃密な国際交流など、他ではなかなか経験できない学びがあります。 
    • 国際PBL
    • 国際PBL

02 専門の強みをプラス

各学科の特長となる、専門・応用教育を開始

専門の強みをプラス
情報科学の基礎となる「数理科学」で数理科学的能力を養い、学科共通的な「専門基礎」で基礎的能力を育成します。各学科の特長となるデータの分析、人工知能、システム構築、画像・XR技術、サイバーセキュリティ、IoT・ドローン制御、ハードウェアなどの専門・応用教育を組み込んでいきます。
  • AIソフトウェアプログラミングITスキル
  • システムエンジニアとしてバランスの取れた人材に
なお,2024年度以前入学生については日本技術者教育認定機構(JABEE)により認定された教育プログラムに基づく教育コース(CSコース)を設けています。

03 社会で通用する実力

さまざまなプロジェクトを通した、実践力の育成

社会で通用する実力
「演習科目」や「学生プロジェクト」での学修を通して専門分野を統合、設計や実装をする能力を養います。四年間の学びの集大成として「卒業研究」を行い、論理的思考力、コミュニケーションやプレゼンテーションなど、総合的能力の育成を図るとともに、社会における情報技術の役割や情報技術者の責任などについても理解を深めていきます。
  • 高校教育との連携
    大阪工業大学では理工系人材育成のために高校生の課題研究サポートなどの高等学校と連携した活動を行っており、多くの情報科学部の教員が参画しています。
  • ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ
    ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ
    情報科学部では、実社会に直結する学びを目的とし、企業や行政と共同でPBL(解題解決型学習)教育を行っています。2019年に枚方市役所、北大阪商工会議所と連携して、地域課題解決プロジェクト「Hirathon(ヒラソン)」を設立し、2022年にステークフォルダーの対象地域が拡大したことにより、「ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ(ソイチャレ)」に改称しました。現在は、ソフトバンク株式会社、リコージャパン株式会社、富士通Japan株式会社、枚方信用金庫からの協賛も得て活動を推進しています。健康、観光、地域振興、ごみ収集、災害対応、働き方改革などの地域課題に対して、枚方市が提供する公共オープンデータ(ビッグデータ)などを活用し、AIデータサイエンス的アプローチで、アイデア創出の「アイデアソン」、システム開発の「ハッカソン」形式で課題解決をめざしています。
  • 海外プロジェクト「国際PBLプログラム」
    当プログラムでは、海外の学生と混成チームを作り、共通の課題に取り組みます。与えられた課題を制限された条件下で取り組むことで、学生の多様な能力(課題解決力、創造性、チームワーク、タイムマネジメント力、コミュニケーション力、リーダーシップなど)を引き出し、同時にグローバルな交流を通じてダイバーシティ(多様性)を感じてもらうことが狙いです。情報科学部では「チーム開発」に力を入れており、国が違う学生同士が協力し合ってグループワークや画像・ロボットのプログラミングに取り組みます。社会情勢を鑑みて、オンラインでの実施となったプロジェクトもあります。それでも情報科学部の強みを活かし、アバターを使った2D仮想空間を介して、リアルに近いコミュニケーションを実現しています。
    また、本学では2020年度からSDGsを国際PBLの共通テーマに設定しており、海外の学生と社会が直面する世界共通の課題に取り組むことで、意識や行動を変えるきっかけになることを目的としています。
    • 海外プロジェクト「国際PBLプログラム」
    • 海外プロジェクト「国際PBLプログラム」
  • 多彩な学生プロジェクト
    • ロボカップ@ホームリーグプロジェクト
    • デジタル教材開発プロジェクト
    • コンピュータ設計プロジェクト
    • MAGIOT(IT×リアル謎解きゲーム作成プロジェクト)

      このプロジェクトではIT技術を駆使してリアル謎解きゲームの謎を作成し、今までにない新しい謎解きゲームのカタチをお届けすることを目指しています。学外のリアル謎解きゲーム制作団体と協力し、学内外で様々な謎解きゲームイベントを開催しています。名前の由来は大阪工業大学の略称である「OIT」とご協力いただいている淡路島ミステリーゲームの略称である「AMG」の6文字のアルファベットのアナグラムです。詳細は、ウェブサイトやXをご覧ください。
      関連URL: ウェブサイト X

    • Oh! IT Channel

      大阪工業大学枚方キャンパスの魅力を発信するための、SNS投稿や動画作りを行っている学生プロジェクトです。主に情報科学研究科の大学院生から構成されています。本プロジェクトで作成したコンテンツは、以下のウェブサイトやSNSで公開されています。

    • AIスマートカー学生プロジェクト

      公道での⾃律⾛⾏や視覚認識を⾏えるAI搭載ロボットを開発し、「中之島ロボットチャレンジ」や「つくばチャレンジ」といった自律走行ロボットの競技会に参加しています。これらの大会では歩行者や自転車等が往来する中でロボットが障害物を回避しながら所定のコースを自律移動する必要がありますが、「中之島ロボットチャレンジ」では中之島中央公会堂周辺の約500mのコースを完走しています。 開発されたロボットの技術はスマートモビリティの研究や、⼤学発ベンチャー企業「⼤阪インテリジェントロボティクス株式会社」の事業でも活⽤されています。

    • ドローンプロジェクト

      国内外のドローンの大会への出場を目指しています。ドローンを屋外で飛行させるにはドローン資格、アマチュア無線などが必要となります。大会に向けてメンバー募集と競技用ドローンの練習を行っている段階であり、夏季休暇には民間のドローン資格を獲得する講習会実施し、3名の学生が民間のドローン資格を獲得しています。また、大阪工業大学における、超サマースクールやドローンプログラミング等もこのプロジェクトが主体となって実施しています。

    • paizaランクチャレンジ

      学生のプログラミング能力向上のための大会を開催しています。オンライン学習サイトpaizaにご協力いただき実施しています。paizaのサイトでは、オンライン上でプログラミングを学習でき、またその能力に応じたランクを獲得できます。この大会ではその上位のランクの学生を表彰します。大会レベルは非常に高く、例えばSランクになると社会ですぐに活躍可能と言われています。昨年度、本学からは5名の学生がSランクを獲得しました。

    • セキュリティコンテスト

      情報処理学会のコンピュータセキュリティ研究会が主催するマルウェア分析コンテストMWSCup(2024.10.23: 神戸国際会議場)に参加しました。MWSCupでは、ハッカソン、マルウェアの静的解析、表層解析、DFIR(デジタルフォレンジック・インシデントレスポンス)の4部門でセキュリティ技術を競います。今年は19チームが参戦し、チームSakanaCushionが総合準優勝に輝きました! またチームBirdStone(学部2,3年生)も初参加ながら7位に入り、全国レベルでの活躍に自信をつけました。コンテストへの参加を通じて、チームで力を合わせることの楽しさや、技術力の向上を実感しました。また、セキュリティ分野におけるさまざまな活動や動向、人の繋がりを知る貴重な機会となりました。今後の益々の成長が期待されます。 

    • Edutainment Programming Project

      「市販のゲームを利用した1年生でも参加できるようなプログラミングコンテ スト」(マインクラフトBOTコンテスト)で利用するボットの開発を行う学生プロジェクトです。マインクラフトBOTコンテストでは、大学教育のエデュテインメント(edutainment:娯楽と教育を融合)の試みとして、1年次に修得したC言語の技術を活用して、市販のMinecraft Education Editionで敵を探索して倒すボット(自動実行)プログラムを作成します。本プロジェクトでは、このプログラミングコンテストで利用するためのプログラミング初学者向けのライブラリを、画像処理や学習などを活用し協働して作成します。 

    • コンピュータ設計プロジェクト

       本プロジェクトは、学生グループが決められた期間で独自のプロセッサを設計し、コンテスト形式で性能を競い合うものです。各グループは4名程度のメンバーで構成され、提示された命令セットを有した上で、より効率良く命令実行できるプロセッサの設計を目指します。 本プロジェクトはPBLの形を採り、具体的な課題解決に意欲的に取り組むことで、高度な設計技術の修得と共に、グループによる実践的な課題解決能力を修得することを目的としています。

      詳しくはWEB MOVIE へ

    • 大阪工大情報科学部・競技プログラミングチーム

      毎年7月に開催されるICPC国内予選に参加し、予選を突破してアジア地区予選出場をはたすことを目標としています。また、有志のメンバーによりプログラミングの技術を学ぶ勉強会を開催するなどし、継続的にプログラミングレベルを向上させる活動を行っています。
      2024年7月5日に行われた国内予選には4チーム(1チーム3名)が参加し、結果は、参加363チーム中193位、196位、247位、324位でした。今年度は残念ながら国内予選を突破することはできませんでしたが、次年度以降も参加し、予選突破を目指します。 

    • スマートフォン・アプリケーションデザインプロジェクト

      スマートフォンのアプリ開発を通してシステム開発の実践スキルを獲得することを目的とします。学内で定期的に勉強会を実施し、アプリ開発を行っていきます。開発したアプリは学内で展示し、多くの人に評価してもらいます。同時に、対外コンテストへの応募も目指していきます。

    • つくばチャレンジプロジェクト

      つくばロボット特区で、歩行者・自転車・自動車が共存する空間において、指定されたコースと課題をクリアする自律移動ロボットの製作をチームで行う。11月には本走行を迎えるが、それまで、2~3回の実験走行会に参加し、3次元センサの構成技術や地図作成技術などをチームで開発する。 

    • ロボカップ@ホームリーグプロジェクト
      (オープンプラットフォーム)

      生活支援型ロボットの開発を、走行系・把持系・視覚系・音声系・全体制御系に分担し、学生チームで開発を行い、5月の2017年度ロボカップジャパンでの3連覇および7月の世界大会ロボカップジャパンでの入賞を目指して取り組んでいます。

      詳しくは【プロジェクトのページ】へ

    • ソリューションデザインプロジェクト

      少子化、育児、独居対策、ゴミ処理など、身近な社会的課題を情報技術を用いてグループで解決を行っていきます。グループは、アプリケーション、デザイン、インタフェースなど異なる才能をもつメンバーで構成し、プロトタイプを構築し、そのプロトタイプをもとに、サービスのクリエイションを行い、ユーザに提案します。ユーザー評価をとおして、サービス開発にフィードバックさせ改善を行います。このようなサービスをプロデュースするスキルを短期間でかつ効果的に開発するために、現役のプロデューサから指南も受ける機会もあります。具体的には、マーケティングスキル、デザインスキル、短期開発スキル、チームビルディングスキルを鍛えようというものです。これらのスキルアップを確認するため、積極的に、アイデアソンやハッカソンへ参加します。 

    • デジタル教材開発プロジェクト"Smart Learning Lab"
      (愛称:スマラボ)

      今年度は、昨年度より始めたVR教材を用いた英語学習を行うイベントを強化していきます。iPod Touch、段ボール製ゴーグル「ハコスコ」を用いたアプリケーションをさらに開発する予定です。
       
      詳しくはWEB MOVIEへ 

    • ゲームクリエイトプロジェクト

      ゲームクリエイトプロジェクト(GCP)は、個人やチームでゲーム制作を行います。ゲームを制作するために、PDCAサイクルを何度も繰り返し、「考える、やりきる、振り返る」力を身につけ、ゲームを完成させることで「ユーザに遊んでもらいフィードバックを得る」経験をすることができます。ユーザを楽しませるためのゲーム制作を通じて、「人を知ること」「わかりやすく魅力を伝えること」など、社会に出ても使える実践的なスキルを身につけることができます。
       
      詳しくは【プロジェクトのページ】へ 

Facility施設紹介

  • 「枚方」にそびえ立つ
    広大なキャンパス。

    大阪北東部に位置する広大なキャンパスには、情報科学に関する施設が充実しています。
    閑静な住宅街に囲まれた落ち着いた環境で、学修や課外活動ができます。

  • 社会とつながり、未来を変える
    「DXフィールド」が誕生

    スマートモビリティサービスの実践的研究・教育・学内ベンチャー発祥の拠点とします。実世界の情報を収集・データ分析後、バーチャル空間における再現等の教育・研究を行う情報科学部における多様な探究と視点に立った学理追求を行い、豊かな創造性を育ませる源となるにふさわしい施設として整備しています。

  • ヒューマンロボティクス
    研究開発センター

    介護、リハビリ支援、高齢者や身体障害者の生活支援などの場面を想定し、人間と共生できる生活支援型ロボットの要素技術やサービスプロトタイプの研究開発を行っています。ロボット製作を通じてモノ造り実践教育の役割も果たしています。

  • 可視化ソフトウェア開発センター

    そのままでは直接見ることができない様々な事象や現象を、画像処理やコンピュータ・グラフィクス、数値解析の手法を使って解析、再構成することで、視覚や触覚を通じて「可視化」するソフトウェアの開発に取り組んでいます。

  • ディジタルアーカイブセンター

    この部屋は、デジタルコンテンツを作成したり閲覧するための様々な入出力装置が設置されています。デジタルコンテンツには、人の動作をデジタル化するモーションデータ、3次元物体をデジタル化するデジタルモデル等、様々なコンテンツを作成することができます。人の動きを測定する(モーションキャプチャ)装置としては、8台のカメラを有するモーションキャプチャシステムを使用します。実際の能やゴルフスイングの動作のデータ取得には、人体の各関節に対応する場所に多数のマーカーを貼り付け、8台のカメラから照射される光の反射をカメラで取り組むことにより、3次元的に動作をとらえることができます。また、対象物体にレーザー光を照射して、その反射光を使って直接計算機に3次元形状を取り込む3次元非接触形状入力装置が設置されています。

  • バーチャルリアリティ(VR)室

    この部屋には、仮想空間や没入感ある映像空間を制作し、体験できる設備があります。ハイビジョンの16倍の解像度をもつ8Kプロジェクターが設置され、200インチ大画面スクリーン(横:4.4m,縦:2.5m)で臨場感のある高精細映像を視聴できます。また、コンテンツ制作機器として、高精細カメラやCGをリアルタイム生成できる高性能PCなどもあるため様々な仮想空間を作ることができます。さらに、コンピュータで設計したCGモデルを、実物として出力できる3Dプリンタも整備されています。このような設備は、CG制作やVR/AR技術、3次元映像、プロジェクションマッピングなどの研究に活用されています。

情報科学部 3つの方針

Q&A/よくあるご質問

通学について

  • 毎日と毎週の授業スケジュールを教えてください
    2018年度から授業時間は1授業につき100分で、1限目は午前9時10分から始まります。通常は4限目までですが、教職科目や特別なケースで5限目が使われる場合があります。毎週、月曜日から金曜日まで授業があり、水曜日午後と土曜日には通常の授業はありませんが、教職科目や補講などがここを使います。
  • 年間の授業スケジュールを教えてください
    おおむね4月上旬に授業が始まり、毎週1回の授業で7月中旬に定期テスト、7月末に前期授業が終わります。夏休みは例年は8月~9月中旬の約1ヵ月半です。後期は9月中旬に始まり、翌年の1月中旬~下旬に定期テストです。冬休みは2週間程度です。後期授業は2月上旬ごろに終わります。2月中旬~3月末は春休みです。ただし3年生になって研究室配属されると、それぞれの研究室の行事などがあるため、夏休み・春休みは常にすべて休暇期間とは限りません。
  • 電車の駅からどの程度時間がかかりますか
    JR学研都市線「長尾」駅から(約10分)と、京阪電車「樟葉(くずは)」駅から(約25分)の2つのバスルートがあります。授業期間中は、授業開始時刻に合わせた直通バスが長尾駅(約7分)、樟葉駅(約16分)から運転されています。なお、大学は定期券の購入補助を行っています。

    ・2021年度以前の入学者
     「長尾駅」から「北山中央」「大阪工大」間京阪バス定期券:月額1,100円
     購入場所:常翔ウェルフェア(1号館2階)

    ・全学生対象
     京阪バス「樟葉地区」定期券購入者:月額830円補助(事後精算)
     申請場所:常翔ウェルフェア(1号館2階)
  • バイク・自動車での通学はOKですか
    交通事故の恐れがあるために推奨はしていませんが、情報科学部ではバイク・自動車ともに通学に使うことができます。ただし自動車の場合は駐車場の管理費を負担しなければなりません。駐車スペース・駐輪場は充分あります。詳しくは学部事務室にお問い合わせください。

授業について

  • 担任の先生はいますか
    1年生の前期に「基礎ゼミナール」と呼ばれる少人数制授業があります。学生が研究室に配属されるまでの間、基礎ゼミナールの指導教員が継続して修学指導などを行います(担任制ではありません)。通常、3年次の前期に研究室配属があり、その後は研究室の指導教員が修学指導を行います。
  • 入試によって数学IIIが含まれない場合があるようですが、大学の授業ではいらないのでしょうか
    情報科学という学問は数理科学を多用するために、数IIIの知識を必要とする授業も少なくありません。ただしそれらの授業においては応用を通して内容を補い、理解できるような体制をとっています。このため、数IIIを学んでいなくても充分に授業が理解できるようなフォローアップ体制をとっています。なお、数学・物理の補習授業(高等学校レベル)も開いており、学力に不安がある方には受講をお勧めしています。
  • 大学院へは進学できますか
    大阪工業大学 情報科学部には修士課程、博士課程の大学院が完備されています。これらの修了者は企業から引く手あまたの就職状況で、本格的に専門領域の学問を修めたい人にぜひお勧めします。学部時代の成績が良好な学生は学内進学制度があり、面接だけで進学ができます。また特に優れた成績を修めた学生には特待生制度もあり、奨学金制度も充実しています。
    奨学金制度の詳細については、「大学院生(学内奨学金)」をご覧ください。
  • 教員免許は取得できますか
    情報科学部では、所定の教職課程の単位を取得することにより、中学校教諭一種免許状(数学)、高等学校教諭一種免許状(数学、情報)を取得できます。毎年、多くの学生が教員免許を取得して卒業しています。また情報科学部の大学院に進学すると高等学校教諭専修免許(情報)を取得することも可能です。

コンピュータの利用について

  • ノートパソコンを持参して使える場所はありますか
    無線LANが内蔵されたパソコンであれば、建物内の多くの場所で学内ネットワークに接続し、自由にネットワーク環境で勉強を進めることができます。
  • 自宅からネットワーク越しに学校の設備を使えますか
    自宅で宿題を完成させてネットワーク経由で提出するなどの用途を想定して、様々な接続方法が提供されています。4年生になって卒業研究を行うようになると、この機能を本格的に使うことになるでしょう。

生活について

  • 食堂やコンビニはありますか
    学部の建物内にカフェテリアがあります。麺類、カレー、丼、定食と一通り揃っています。日曜日と盆休み、年末年始などを除き毎日営業しています。授業期間中はとても安価に食べられる朝食メニューもあります。また建物内にコンビニ、ブックセンターがあり、他にも自動車教習所の斡旋や携帯電話販売などを行っています。
  • 寮はありますか
    大阪市内に国際会館と呼ばれる寮設備があります。各部屋にバス・トイレ、エアコン、流し台、ベッド、机、冷蔵庫などが備えられています。また、情報科学部の周辺には学生向けのワンルームマンションなどがたくさんあり、常翔ウェルフェア(コンビニ)で紹介を行っています。
  • 留学制度はありますか
    語学留学制度があり、参加者には英語の授業の単位に読み替える措置もあります。また英語だけでなく、海外の工科系大学と交換留学の制度も持っています。ただし年度により交換留学制度が継続しているかどうか確認する必要があります。
    詳細は、「国際交流・連携プログラム」をご覧ください。
  • どんな奨学金制度がありますか
    日本学生支援機構(旧日本育英会)はもちろんのこと、大学独自の奨学金制度や地方自治体の奨学金など、様々な種類の制度があります。それぞれに条件がありますので、情報科学部事務室に問い合わせをされると良いでしょう。入学試験の成績が優秀であった人には特待生制度もあり、奨学金制度も充実しています。
    奨学金制度の詳細については、「奨学金」をご覧ください。

クラブサークルについて

  • どんなクラブがありますか
    枚方キャンパスをメインに活動している体育会系クラブが10団体、文化系クラブが14団体あります。
    詳細は、「課外活動サイト」をご覧ください。
  • 梅田、大宮キャンパスのクラブや他大学との交流はありますか
    梅田、大宮キャンパスまでは公共交通機関で1時間以上かかるため、大宮キャンパスのクラブとの交流はあまり盛んではありませんが、近隣に住む学生が大宮地区のクラブで活躍している例はたくさんあります。また情報科学部から徒歩圏内に同じ法人が設置した摂南大学薬学部があり、交流しているクラブもあります。
  • 合宿できる施設はありますか
    情報科学部敷地内に自炊ができる施設があるほか、大宮キャンパスの60周年記念館などがあります。

就職について

  • 工大情報科学部の就職はよいと聞きます。なぜですか
    「情報技術」がとても幅広い産業界で必要不可欠な技術であること、そして就職支援体制がたいへん充実しているためです。3年生の後期になると、ほぼ毎週何らかの就職支援行事があり、就職事務室と教員が相互に補完しながら学生一人ひとりに目の行き届く指導やアドバイスをします。また、06年度よりプレイスメント・パイロット制度を立ち上げ、早期に進路が決定した学生が、就職活動を通して得た体験を下級生に伝えています。
  • 就職に有利な資格を取るためのサポートはありますか
    IT企業などで求められる公的な資格制度については、授業を通じて重点的にサポートをするほか、希望に応じてエクステンション課が募集する各種対策講座を受けられます。技術系の資格のほか、英語のTOEIC試験対策、就職試験対策講座など、数多くの講座が開かれています。このほか、特定の業界に有利なベンダー資格に対応した講習会を、授業や課外講座形式で開いています。

Contactお問い合わせ・アクセス

情報科学部事務室枚方キャンパス1号館1階

Tel:072-866-5301
Fax:072-866-8302

受付時間:平日9:00〜17:00
夏期・冬期休業期間中のお問い合わせには、回答にお時間を頂く場合があります。

          

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