教室主任メッセージ
Feature特長
「総合人間学系教室」の特長は、様々な視点から総合的に人間を考察する教育・研究を行っていることにあります。
近年、ビッグデータやAIの利活用、ICT(情報通信技術)やIoT(物のインターネット)等が工学分野のホットワードとなっていますが、物づくりの原点に立ち返ってみると、問われているのは人間と社会の在り方にほかなりません。
その意味では製品開発におけるコストとベネフィット(費用と便益)を考量した上での経済的合理性やコンプライアンス(法令順守)に即した倫理的妥当性が重要な意味を持つことは言うまでもありませんが、新幹線や航空機の形状がなぜ今のようになっているのかを知るためには、過去の歴史的変遷を知ることも不可欠です。また、創作物の説明に際しては、理路整然とした説明が求められ、グローバル化の進展が著しい昨今の状況を考えると、日本語はもとより外国語の修得が必要となります。外国語の学修は異なる文化への理解を深めるとともに、多様性を受け入れ尊重する姿勢を養う上でも不可欠です。
さらに少子高齢化がますます進展している現代社会にあって、生涯にわたり自立的で健康的な生活を営めるようになるためには、自身の健康に向き合い、生活習慣や運動習慣を維持・向上させていくことが何より重要です。
人間や社会についての知見、外国語の修得、運動・スポーツの実践はいずれも良好な人間関係の構築に役立ち、専門学科で修得した専門知識・技術を卒業後に社会でより円滑に活かしていくことにもつながります。
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人文社会
人文社会研究室に在籍するスタッフの専攻分野は、哲学・倫理学、美術史、日本語学、経済学、心理学、歴史学です。専門分野で身に付けた工学の知識・技能を社会の中で活かすためには、広い視野を持つことが必要です。人類の作り上げてきた文化や社会を深く知りその知識を活用することによって、幅広い分野で活躍できる人材の育成を、我々スタッフは目指しています。
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語学
工学部では、英語研究室と中国語研究室が中心となり、将来国際社会に貢献できるエンジニアの育成に取り組んでいます。様々な言語や文化の多様性を学び、グローバル時代に活躍するエンジニアに必要となる幅広い視野と、外国語によるコミュニケーション力の向上に努めます。これらを基盤として、工学部専門教育で得た高度な専門知識・技術に基づく価値ある研究を世界に向けて発信するための、実用的な外国語習得を目指します。
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健康体育
主に工学部の共通教育を担当する研究室で、身体活動 を主体とした健康教育を行う研究室です。我々の研究室は、学際的な視点から、健康に関連した身体活動の必要性を研究し、その成果を教育に反映させています。健康体育研究室では、授業の内容を大きく2種類に分け、すべての学生に学んで欲しい必修的な内容を含む“健康体育I,II”、学生のニーズに対応した選択的な内容を含む“生涯スポーツI,II”を開講し、授業目標、理念の明確化を図っています。
Facility施設紹介
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「大宮」にそびえ立つ
インテリジェントキャンパス。最新のハイテク機器を備えたインテリジェントキャンパスでは、9学科の学生が学んでいます。最先端の研究に専念できる環境で、一人ひとりがゼロからひとつのものを作る技術と知識を身につけます。
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総合人間学系教室事務室大宮キャンパス5号館2階
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