- 建学の精神
- 教育の理念と方針
- 大学・大学院の目的、教育研究上の目的
- 学部・大学院 アドミッション・ポリシー
- 工学部 アドミッション・ポリシー
- 都市デザイン工学科
- 建築学科
- 機械工学科
- 電気電子システム工学科
- 電子情報システム工学科
(旧:電子情報通信工学科) - 応用化学科
- 環境工学科
- 生命工学科
- ロボティクス&デザイン工学部 アドミッション・ポリシー
- ロボット工学科
- システムデザイン工学科
- 空間デザイン学科
- 情報科学部 アドミッション・ポリシー
- データサイエンス学科 ★2021年4月開設
- 実世界情報学科 ★2025年4月開設
- 情報知能学科
- 情報システム学科
- 情報メディア学科
- 知的財産学部 アドミッション・ポリシー
- 入試区分別 アドミッション・ポリシー
- 大学院 アドミッション・ポリシー
- (博士前期課程) 工学研究科
- (博士前期課程) 建築・都市デザイン工学専攻
- (博士前期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【建築学コース】
- (博士前期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【都市デザイン工学コース】
- (博士前期課程) 電気電子・機械工学専攻
- (博士前期課程) 電気電子・機械工学専攻【機械工学コース】
- (博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻
- (博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻【応用化学コース】
- (博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻【環境工学コース】
- (博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻【生命工学コース】
- (博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科 ロボティクス&デザイン工学専攻
- (博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科【ロボティクスコース】
- (博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科【システムデザインコース】
- (博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科【空間デザインコース(旧:建築デザインコース・プロダクトデザインコース)】
- (博士前期課程) 情報科学研究科 情報科学専攻
- (専門職学位課程) 専門職大学院 知的財産研究科 知的財産専攻
- (博士後期課程) 工学研究科
- (博士後期課程) 建築・都市デザイン工学専攻
- (博士後期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【建築学コース】
- (博士後期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【都市デザイン工学コース】
- (博士後期課程) 電気電子・機械工学専攻
- (博士後期課程) 電気電子・機械工学専攻【電気電子工学コース】
- (博士後期課程) 電気電子・機械工学専攻【機械工学コース】
- (博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻
- (博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻【応用化学コース】
- (博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻【環境工学コース】
- (博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻【生命工学コース】
- (博士後期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科 ロボティクス&デザイン工学専攻
- (博士後期課程) 情報科学研究科 情報科学専攻
- 学部 カリキュラム・ポリシー
- 工学部 カリキュラム・ポリシー
- 都市デザイン工学科
- 建築学科
- 機械工学科
- 電気電子システム工学科
- 電子情報システム工学科
(旧:電子情報通信工学科) - 応用化学科
- 環境工学科
- 生命工学科
- ロボティクス&デザイン工学部 カリキュラム・ポリシー
- ロボット工学科
- システムデザイン工学科
- 空間デザイン学科
- 情報科学部 カリキュラム・ポリシー
- データサイエンス学科 ★2021年4月開設
- 情報知能学科
(旧:コンピュータ科学科) - 情報システム学科
- 情報メディア学科
- ネットワークデザイン学科
(旧:情報ネットワーク学科) - 知的財産学部 知的財産学科 カリキュラム・ポリシー
- 大学院 カリキュラム・ポリシー
- 大学院 工学研究科
- 建築・都市デザイン工学専攻
- 建築学コース
- 都市デザイン工学コース
- 電気電子・機械工学専攻
- 電気電子工学コース
- 機械工学コース
- 化学・環境・生命工学専攻
- 応用化学コース
- 環境工学コース
- 生命工学コース
- 大学院 ロボティクス&デザイン工学研究科
- 大学院 情報科学研究科
- 専門職大学院 知的財産研究科
- 学部 ディプロマ・ポリシー
- 工学部 ディプロマ・ポリシー
- 都市デザイン工学科
- 建築学科
- 機械工学科
- 電気電子システム工学科
- 電子情報システム工学科
(旧:電子情報通信工学科) - 応用化学科
- 環境工学科
- 生命工学科
- ロボティクス&デザイン工学部 ディプロマ・ポリシー
- ロボット工学科
- システムデザイン工学科
- 空間デザイン学科
- 情報科学部 ディプロマ・ポリシー
- データサイエンス学科 ★2021年4月開設
- 情報知能学科
(旧:コンピュータ科学科) - 情報システム学科
- 情報メディア学科
- ネットワークデザイン学科
(旧:情報ネットワーク学科) - 知的財産学部 知的財産学科 ディプロマ・ポリシー
- 大学院 ディプロマ・ポリシー
- 大学院 工学研究科
- 建築・都市デザイン工学専攻
- 建築学コース
- 都市デザイン工学コース
- 電気電子・機械工学専攻
- 電気電子工学コース
- 機械工学コース
- 化学・環境・生命工学専攻
- 応用化学コース
- 環境工学コース
- 生命工学コース
- 大学院 ロボティクス&デザイン工学研究科
- 大学院 情報科学研究科
- 専門職大学院 知的財産研究科
建学の精神
世のため、人のため、地域のため、


現場で活躍するために
教育の理念と方針
教育の理念
教育の方針
- 広い視野を持った確かな人間力の涵養
- 個性・自主自律性の発揮と協調性の修得
- 準備教育・導入基礎教育などの実施
- 論理的思考能力と情報表現・伝達能力の養成
- チームワークの重視とリーダーシップの発揮
- 学生と教員との協働による授業の改善・改質
- 国際交流の重視と国際性の涵養
- 進路指導(キャリアデザイン支援)体制の充実
- 課外活動やボランティア活動の奨励
- 教育・研究・社会交流(貢献)の有機的連携
大阪工業大学における教育の理念と方針<全文>
- 2014年度教育の理念を改定
- 2004年12月15日学校法人大阪工大摂南大学〔当時〕理事会承認
1.教育と学修の理念
- 本学における教育は、学修者各人に潜在する能力を社会的にも有為な形に顕在化させ、練磨させることを根幹とする。すなわち、勉学に対する関心と意欲を活性化し、自主・自律の心構えを養い、かつ目的・目標を明確にしつつ、情熱をもって学修する態度を確立するよう、指導・支援を行うことを主眼とする
- 人間存在への深い理解に基づき、環境と共生しつつ、また国際的相互理解と協調の精神をもって、地球社会の平和・福祉と持続的発展、ならびに地域社会の振興に貢献する自覚を持ち、心身ともに健全で教養、品性と気概にあふれた人間力豊かな人材を育成する
- 専門とする分野の基礎知識と技術を確実に身につけ、また実社会に生起する多様な課題に的確に対応できる実践力を養う。加えて、他分野の学術にも広く関心を持って素養を身につけ、さらに新規の知識・技術の創出を図り、もって知的創造サイクルの発展に資する開拓者精神を涵養する。
2.教育と学修に関する基本方針
上記の理念に基づいて、本学ではまず「人間理解・人権重視と人間の相互尊重に基づく民主主義の原則の体得」「個性・自主性の発揮と協調性の修得」「自己実現と自己責任の意識の確立」「的確なプレゼンテーションとコミュニケーション能力の獲得」「組織活動におけるリーダーシップの涵養」などを重視する。さらにまた、21世紀の学術のキーポイントとも言うべき「環境・生態系との共生」「国際社会への貢献」の視点についても、十分な教育上の配慮を施すことを基本方針としている。以下、その方針に則った具体的な方策について、要点を述べる。
- 広い視野を持った確かな人間力の涵養
人間存在への深い理解に基づいて、人間としての教養・見識を高め、確かな人権意識・倫理観を養い、それらを通じて民主主義の原則である人間の相互尊重、人間同士の共存、人間と自然との共生などについて学ぶことは、今後の学術の共通基盤の確立にとって不可欠であるのみならず、国際社会の平和と持続的発展ならびに地域社会の振興のために、極めて重要である。その目的に向けて、共通科目や基礎教育科目をしっかりと学習することを重視する。また、各自の専門分野と関連させて学際的分野を学修することも、今後ますます重要性を増すと考えており、実際に学修を可能とする柔軟な教育課程を提供する。特に本学にはわが国で初めて設立された知的財産学部が存在するので、理工系学部と知的財産学部との相互交流・連携、そしてその結果もたらされる科学技術イノベーションと知的創造サイクルの推進を担う人材の育成については、本学の特長を活かした体制を確立する。
- 個性・自主自律性の発揮と協調性の修得
ただ漫然と学ぶのではなく、常に自らの目的と目標を明確にして、それを実現する手段を探索しながら学ぶことが重要である。言い換えれば、自らの目標と能力に適合した個性のある学修法を自主的に見出し、目標を達成するために自律的な努力を重ねることが大切なのである。そのようにして、それぞれの自律性と個性的能力を確立した人々が相互に尊重し合い、かつ協調し合うことによって、さらには優れた個性が適切なリーダーシップを発揮することによって、健全で発展性に富む社会が築かれるのであり、その点を教育の基本方針として重視する。
- 準備教育・導入基礎教育などの実施
入学時の基礎学力の差異をできるだけ解消して、入学後の各種授業の受講における支障を低減させるために、入学前後にいくつかの基礎科目の補習・補講、個人別相談・指導(チューター制度)、学力別クラス編成などを実施する。これによって初期の学力不足に起因する勉学意欲の低下を解消するとともに、その後の勉学について目的意識を涵養することをねらいとするものである。
- 論理的思考能力と情報表現・伝達能力の養成
急速にグローバル化と情報化が進む時代状況の中、国内外の社会・産業界で広く活躍できる人材を育成する目的に照らして、ものごとを論理的に把握・分析し、その結果を対人情報として的確に表現できる能力、及び国際的にもそれを伝え得る能力の養成に重点を置く。言い換えれば、価値ある内容を伴ったプレゼンテーション及びコミュニケーションの基本的な力を修得することを重視し、その上で外国語、特に実践的な英語力及び基礎的な情報技術力を着実に身につけさせる。そのために、多様な英語教育及び情報技術の科目を適切に提供するとともに、演習設備やランゲージ・ラボ(LL)などの整備には十分に配慮する。また、それらを効率的に利用した正課の講義・演習以外に、学生の自習も積極的に奨励し、その便を図ることに留意する。
- チームワークの重視とリーダーシップの発揮
学生が自己の存在を確立し、責任をもって自己主張することができるようにする教育は、今後の国際社会で活躍できる人材の育成にとって、不可欠の要件である。さらに各種の社会的作業は殆どの場合、多様な専門家の集団(チーム)で実施されることを勘案すれば、他者との円滑な協調・協力は最も重要なポイントの一つであり、またチームワークの中で時に応じて的確なリーダーシップを発揮する能力を養うことも、教育における重要な留意点である。
- 学生と教員との協働による授業の改善・改質
理念に示されたように、大学における授業は学生の潜在的な能力の顕在化と活性化を図ることが本来の姿である。それを有効に実現するためには、教員が一方的に授業の内容や方法を決めるのでなく、学生の志向や理解度に即して適応的かつ対話的に授業を実施することが必要である。言い換えれば、学生と教員との協働によって適切な学修の場を創り出していくことが求められるのである。そのために、学生による授業評価アンケートを定期的に実施し、その結果に教員が真摯に対応するという作業を継続的に行う。また、教職員同士が授業の内容や方法について率直に意見を交換し、相互に啓発し合ってより効果的な授業の場を創出する努力(ファカルティ・デベロップメント、FD)も継続的に実施する。FDにおいては、学外の第三者の意見も積極的に取り入れる。
- 国際交流の重視と国際性の涵養
本学学生の海外研修や海外留学、及び諸外国からの留学生の受け入れについて、可能な限り十分な配慮を施す。その具体策として、相互交流協定を締結している外国の大学における海外研修(主に夏期に実施)や海外留学を奨励する。一方、海外からの留学生の受入れについては、今後さらに拡充を図る。また、留学生の便宜をはかるために、入試特別枠を設け、宿舎(国際会館)の整備、日本語教育科目の整備、奨学金・補助金制度の拡充などにもできるだけ留意する。
- 進路指導(キャリアデザイン支援)体制の充実
各人が自らの将来の進路・人生設計(キャリアデザイン)を考えながら、それに見合った学習を重ねることが大切である。本学では、学生各人が自らの個性・適性や能力について発見し分析する機会を設け、早い時期から進路設計に関する意識を高めることを支援する。また、社会的に広く認知された各種資格の獲得を支援するために、日常の授業のほか、課外のエクステンション・コースを豊富に提供する。
- 課外活動やボランティア活動の奨励
人格を陶冶し、豊かな人間性を養うための教育の一環として、学生の課外活動、さらには社会的にも意義のあるボランティア活動を積極的に奨励し、物心両面から援助する。すなわち、それらの活動を通じて、学生が特定の知識・技能の向上を図るのみならず、積極性・自主性・協調性と責任感・行動力を身につけること、社会性とリーダーシップを体得すること等を奨励し、具体的な成果を挙げるよう支援する。課外活動組織としては文化会及び体育会を設けて、それぞれに教員も参加するリーダーズ・キャンプを実施し、また各クラブに対する補助金の交付のほか、優秀な成績を収めた団体・個人に対する表彰・激励の制度もより充実させる。
- 教育・研究・社会交流(貢献)の有機的連携
本学では、学術の基礎的事項の体系的学習を最も重視しながら、新しい知識や技術を自ら創り出していくことを体験させ、それに伴う苦心・労苦とともに、成果を得た時の深い喜びや感動を実感させるために、教員と一緒になって未知・未解明の課題に挑戦すること、すなわち大学の研究室における基礎研究・開発への参加を必須の要件とする。さらにまた、社会や産業界の現場における諸活動のダイナミズムに触れさせるために、企業や外部研究機関でのインターンシップ(体験学修)、あるいは研究支援推進センター等の組織を通じて、産学公共同研究開発の現場での実体験学修を重視する。
3.学修者に求められる基本姿勢
- 大学での学修を始めるに当たって、将来、自分はどのような職業につき、どのような仕事をしたいのか、どのように自分の人生を作っていくのか、そういったこと、つまり自らの人生行路設計について、改めて考えてみよう。そして行路設計に応じて、大学での学修の目的・目標を明確にし、それを達成するための手段と筋道を考え、具体的な計画・スケジュールを立てよう。筋道と方法が決まったら、情熱、積極性と執着心をもって、また受動的でなく能動的に学修を続けよう。目標は最初からあまり高くする必要はないが、達成度をチェックしながら徐々に高くしていく。低い目標で満足する癖をつけてはならない。
- 自分の性格・特質や能力について、長所と短所あるいは得手と不得手を把握しておくこと、つまり自分自身を知り、客観的に分析しておくことは、勉学の目標設定や人生設計にとって、極めて有用である。大学では、そのための支援システムを提供している。
- 各自の専門分野の知識と実力の涵養はもちろん重要であるが、それだけでなく、専門外の学術・文化などについてもなるべく広く関心を持ち、若い時代に素養と見識を高めておくことは、社会に出てからの仕事の上で有用であるばかりでなく、人生を豊かにするという意味で、大切なことである。
特に本学では、理工系の学生が知財の基礎知識を身につけ、知財の学生が理工系の基礎知識や先端科学技術の概要を理解することを強く勧めている。 - 知識を蓄えるだけでなく、自分で考える力を養うようにする。また、自分で問題を発見したり設定したりする能力、そしてそれを解決する力を養うように心がけよう。
- ものごとを論理的に整理して考えをまとめ、それを的確に表現し他人に伝える能力(プレゼンテーションとコミュニケーションの力)を養うように心がけよう。また、論理的に明確で分かりやすく整理された文章を書く力を養おう。外国語、特に英語で表現し、伝える力をつけることも大切である。
- 勉学中に遭遇した疑問、不明な点や理解しにくい事項については、自分で調べたり先生に尋ねたりして、疑問などを放置しないようにしよう。
- 何でも率直に話しができる、相談できる、殊に困った時に真剣に相談に乗ってくれ力になってくれる、そのような友達を一人でも多く作ろう。大学時代に得た友人は、一生の財産になる。
- 健康はすべての活動の源泉である。自分の健康管理には絶えず留意し、無駄な遊びや過度のアルバイトなどは慎もう。
4.教育者に求められる基本姿勢
- 授業を始めるに当たっては、その授業が学生達の将来の勉学や仕事に何故必要なのか、どのように役立つのか、さらに進んだ知識や技術とどのようにつながるのか、といった説明を加え、それによって授業に向き合う動機付けを与えることが必要である。
- 授業では、できるだけ学生らと向き合い(黒板の方を向いたままでなく)、彼らの顔や眼を見つめながら話をする。これは、聞き手に親密感を与えるとともに、学生が興味を持って聞いているか否か、どの程度理解しているか、などを知るのに役立つ。
- 講義では、なるべく大きな、はっきりした声を出し、教室の後方でも明瞭に聞き取れることを確かめながら話をする。板書は丁寧に、分かり易い字、式や図を書くことを心がけ、書く位置などが乱雑にならないように注意する。また、書いた字などをすぐに消すのも、学生には嫌がられる。
- 授業では、教員が一方的に話すという雰囲気を避け、学生に対する質問などを適宜挟みながら、対話的に話を進める。これは勿論、学生の理解度などを確かめるのにも役立つ。
- スライド、OHP、PPTなどの教材を適宜利用するのは有効であるが、あまり手際よくスマートに話を進めると、その場では分かったつもりになっても、実は深い理解が得られていないこともあるので、要注意。
- 毎週、あるいは数週間に一度といったペースで、小テスト(クイズ)を実施して理解度や成績を評価するのを原則とする。これを徹底すれば、期末試験は不要になるだろう。普段の出欠状況を確認するのにも役立つ。
- 学生からの質問や授業に対する注文などには、真摯に対応する。授業の仕方について疑問や注文が提起された時、必ずしも授業の仕方を変える必要は無い。ただ、何故こういう仕方で授業するのか、その狙いは何なのか、などについて十分説明し、納得させることは必要である(説明責任)。
大学・大学院の目的、教育研究上の目的
大学
大学の目的
教育研究上の目的
- 工学部は、地球環境に配慮しながら、専門技術の基礎ならびに人間力を基盤として幅広い協働によるものづくりを実践でき、常に向上を目指す技術者を育成することを目的とする。
- ロボティクス&デザイン工学部は、工学的な知識・技術を人間中心の視点から活用し、持続可能で豊かな社会の形成や発展に貢献できる専門職業人を育成することを目的とする。
- 情報科学部は、情報通信に関する知識や技術を学び、広い視野と倫理観を持って社会や産業活動の情報化とその発展に貢献する健全な技術者あるいは専門職業人を育成することを目的とする。
- 知的財産学部は、健全な人間性、知的能力および国際感覚を有することにより、21世紀の産業社会において活躍する者にして、知的財産の保護と活用を推進することに貢献できる職業人を養成することを目的とする。
大学院
大学院の目的
- 本大学院(専門職大学院を除く)は、学部の教育の基礎の上に学術の理論およびその応用を教授研究し、その深奥を究めて文化の進展に寄与することを目的とする。
- 本大学院のうち、専門職大学院は、学術の理論およびその応用を教授研究し、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識および卓越した能力を培うことを目的とする。
研究科および教育研究上の目的
- 本大学院に工学研究科、ロボティクス&デザイン工学研究科、情報科学研究科および知的財産研究科を置く。
- 工学研究科は、広い専門分野において21世紀社会が求める先端科学技術を駆使し、地球環境に配慮しつつ、人間生活を豊かにするために貢献しうる、広い視野を持った高度技術者あるいは高度な専門職業人を養成しようとするものである。
- ロボティクス&デザイン工学研究科は、工学的な知識・技術を人間中心の視点から活用し、持続可能で豊かな社会の形成や発展に貢献できる高度な専門職業人を養成しようとするものである。
- 情報科学研究科は、時代の要請を的確に把握しつつ、情報通信技術を用いて情報化社会に貢献しうる、また国際的に活躍できる高度技術者あるいは高度な専門職業人を養成しようとするものである。
- 知的財産研究科は、専門職課程として、イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識・技能を備えるとともに、法律的素養、国際的な視野およびビジネス感覚をもった高度な専門職業人を養成しようとするものである。
学部・大学院 アドミッション・ポリシー
大阪工業大学は、優れた人間性と高い見識をそなえ、かつ工学、情報科学及び知的財産学の各分野において、社会に貢献できる確かな専門的実力を身につけた人材を養成します。
すなわち、社会・産業界が求める実践的能力をそなえるとともに、新しい知と技の開拓に挑戦するプロフェッショナルを養成する場を提供します。
それにふさわしい人として、身につけた知識・技術を活かして将来社会で活躍したいと願う夢を持ち、それを実現する意欲と情熱を燃やし続けることができる若人の入学を求めています。
求める人物像
- 理工系の分野や知的財産の分野に興味を持っている人
- 「ものづくり」や新しい「仕組みづくり」が好きな人
- 得意とする分野において能力を高め、社会に活かしたいと思っている人
- 自分の中に潜む可能性を探求し、情熱と意欲をもってことに当たれる人
- 地域や社会の特徴を理解し、その発展に貢献できる人
工学部 アドミッション・ポリシー
求める人物像
- 専門知識や技術ならびに深い教養を自主的かつ積極的に身に付けることをめざしている人
- 実践的な技術者へと成長するために必要な基礎学力をそなえている人
- 持続可能な社会の実現を目標とし、それに向けてエンジニアとして貢献することをめざしている人
入学前に学習しておくことが期待される内容
本学は、時代と地域社会が要請する「現場で活躍できる専門職業人の育成」を建学の精神に掲げています。そのため、工学部の教育では、専門知識や技術の獲得だけでなく、それらを実践で活かすための他者とのコミュニケーション能力や協働できる能力、広い視野を養成する教育課程を提供しています。したがって工学部の入学生には、その教育課程のエッセンスを存分に探究するための旺盛な知的好奇心や主体的・積極的な学びの姿勢を求めます。特に、あらゆる工学分野の基礎となる数学・物理や他の自然科学関連の教科では、高等学校などでの教育課程における基礎的な概念・一般的法則・自然現象などの体系的な理解が必要となります。外国語(英語)においては、グローバル化する世界での将来的な情報収集や発信・議論が可能になるための基礎的な英語力を身に付けておくことが求められます。また、人文・社会科学関連の教科は、複雑化する社会で活躍するための幅広い素養を身に付け、関心を広げるために重要です。
都市デザイン工学科
都市デザイン工学科は、都市および地域を対象に、自然環境と調和し共生できる安全・便利・快適な人間活動環境の創造に必要な社会基盤の整備や維持管理にかかわる学理と技術、およびこれに関係するシステムを学び、かつ考究することに情熱を有し、持続可能な地域の発展に貢献することをめざす人物の入学を求めています。
求める人物像
- 都市デザイン工学の高度な専門知識と技術を修得し、考究するのに必要な基礎的知識を有している人
- 都市デザイン工学に関する研究や開発を主導する高度な技術者や研究者をめざし、新たな知識や技術の創造に向けての思考力、洞察力、行動力を有している人
- 専門性を基礎とし、倫理観と責任感のある高度技術者、研究者として持続可能な社会の形成に生涯を通じて貢献する意欲ある人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心を持ち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学習しておくことが期待される内容
都市デザイン工学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 都市デザイン工学における専門知識と技術を習得するため、高等学校数学の基本的な知識の体系的な理解、および数学的な概念をもとにした考え方の修得
- 都市デザイン工学の専門知識と技術に直接関係する物理学、化学、地学、生物等の自然科学および情報の基礎知識と、自然現象や法則に対する探求心、および実験や観察における基礎的な技術の修得
- グローバル化に対応した高度技術者や研究者をめざすため、論理的な考え方とプレゼンテーション能力、さらには英語などの言語を用いた基礎的なコミュニケーション能力の修得と異文化を理解しようとする姿勢
建築学科
求める人物像
- 自分の能力の向上に情熱と意欲を持って努力できる人
- 人間の健康と幸福をめざして、幅広い分野の人々と協働して努力できる人
- 技術分野に加えて、文化や芸術分野にも興味を持っている人
- 快適・安全で美しい「たてもの・まち」づくりに関する能力を高め、社会や地域に貢献したいと思う人
入学前に学習しておくことが期待される内容
- 理科は物理および化学を学習しておくことが望ましい。物理の単元では特に、物理量、剛体のつり合い、運動とエネルギー(力のつりあい、運動の三法則、気体分子の運動)、力学的エネルギー、物理現象(熱・波)の基礎
- 数学の単元では、数と式、図形と計量、二次関数、データの分析、いろいろな式、図形と方程式、指数関数・対数関数、三角関数、微分・積分の考え、極限、微分法、積分法、図形の性質、場合の数と確率、数列、ベクトルの基礎
- 国語は、基本的な文章読解力、論理的な作文能力
- 英語で記された文章を的確に理解する能力、基本的な英作文・英会話能力
- 授業や課外活動などを通じて、プレゼンテーションや十分なコミュニケーションができる能力の基礎
機械工学科
求める人物像
- 機械工学に興味を持っている人
- 学んだ知識を実際の問題に適用し、最新の工学的ツールを駆使しながら解決する能力を身に付けようとする意欲のある人
- 与えられた制約の下で解決手法を導き、それを計画的に実現してまとめる創造的なデザイン能力を身に付けようとする意欲のある人
- 自主的かつ継続的に学習しようとする向上心の強い人
入学前に学習しておくことが期待される内容
機械工学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 機械工学を学習する上で根幹をなす材料力学、機械力学、流体力学、熱力学の理解に必要となる物理学(特に力学)や数学(特に微積分、複素数)の基礎知識
- 学んだ知識や修得した技術を共有するために必要となる文章の理解力や作文能力
- 機械工学に関するグローバルな諸問題に取り組むために必要となる英語を用いた基礎的なコミュニケーション能力
電気電子システム工学科
求める人物像
- 広く電気・電子工学に興味を有する人で、行動力のある実践的なエンジニアをめざす人
- これまでに学んできた知識を進化させて「ものづくり」に応用する意識のある人
- 人や地球環境に配慮した工学技術に興味を持ち、持続可能な社会の発展に貢献する技術者をめざす向上心のある人
入学前に学習しておくことが期待される内容
電気電子システム工学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 数学は、「数学Ⅲ」と「数学C」までを履修していることが望ましい。人間の目では見ることができない電気・電子の振る舞いの多くは数式で表現するため数学は重要である。特に三角関数や指数関数の微積分、複素数、ベクトルは修得していることが望ましい
- 理科は、「物理」を履修していることが望ましい。特に電気と磁気が重要である。また電気を使ってモノを動かすときには剛体の力学も重要となる。さらに「化学」も履修していることが望ましい。例えば電気抵抗の小さいあるいは大きい特殊な材料を考える上で重要となる。この他に「生物基礎」の学習も分野によっては望まれる
- 英語は、基本的な読解能力とコミュニケーション能力を有していること。特に今後のグローバル社会において、英語によるコミュニケーション能力は重要となる。一般入試問題に出題されているような英文の読解力とコミュニケーション能力、平易な英作文能力を有していることが望まれる
- 国語は、基本的な読解力、論理的な作文・会話能力を有していること。複数名で行う実験実習では、コミュニケーションが必要となり、基本的な口頭表現力が求められる。さらに報告書作成の際には文章にまとめることも必要となるため重要である
電子情報システム工学科
(旧:電子情報通信工学科)
求める人物像
- コンピュータを中核とした電子工学に興味を有する人
- 電子工学のハードウェア開発技術、ソフトウェア開発技術、インターネット構築技術を学ぶことによって、将来これらの知識や技術を社会に役立てたいと考えている人
- 自ら進んで学ぼうという意欲のある人
入学前に学習しておくことが期待される内容
電子情報システム工学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 数学は、「数学Ⅲ」「数学C」まで履修しておくことが望ましく、基本的な概念や原理・公式を理解し、事象を論理的に考察して数学的に処理する能力を有していること。特に、微分・積分法、複素数平面、ベクトル、三角関数、指数・対数関数の計算に習熟していることが望ましい
- 理科は、「物理」を履修しておくことが望ましく、正しい自然観が育まれており、工学的応用に興味を有していること。特に、運動、電気と磁気、熱、波などに関連する現象を論理的に理解し数式を用いて表現する能力を有していることが望ましい
- 英語は、基本的な読解能力とコミュニケーション能力を有していること。英語で書かれた平易な長文を辞書なしで読むことができる語彙力、平易な日本語で書かれた短文を英文に翻訳することができる文法力、日常的な話題を会話できる積極的なコミュニケーション力を有していることが望ましい
応用化学科
求める人物像
- 「化学」をはじめとする自然科学に対して幅広い興味や好奇心を持っている人
- 「実験や観察」が好きで、新しい「もの」や「材料」さらには「物質」をつくり出すことに熱中できる人
- 自ら学ぶ意欲を持ち、チャレンジ精神旺盛でバイタリティーに溢れる人
- 化学の知識をはじめとし、コミュニケーション能力およびプレゼンテーション能力を身に付け、将来、工学の分野で国際的に活躍できる技術者や研究者をめざそうとする人
入学前に学習しておくことが期待される内容
応用化学科に入学するまでに、理科および数学については特に以下に挙げた科目の単元の内容を理解していること、情報・国語・英語については以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 化学は、「化学基礎」および「化学」の全範囲、具体的には、物質の分離・精製、熱運動と物質の三態、原子の構造、電子配置と周期律の関係、化学結合、物質量、化学反応と化学平衡(反応速度、酸・塩基中和反応、酸化・還元反応)、無機物質・有機化合物が人間生活の中で果たす役割
- 物理は、物理量、運動とエネルギー(力のつりあい、運動の三法則、気体分子の運動)、力学的エネルギー、物理現象(熱・波・電磁気)の基礎
- 数学は、「数学Ⅰ」(図形と計量、二次関数、データの分析)および「数学Ⅱ」(特に複素数と二次方程式、図形と方程式、指数関数・対数関数、三角関数、微積分の基礎)
- 情報は、基本的なコンピュータ利活用、情報ネットワークを利用する際のモラル
- 国語は、基本的な読解力、論理的な作文・会話能力
- 英語は、英語で記された情報や考えを的確に理解する能力、基本的な英作文・英会話能力、積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする姿勢
環境工学科
求める人物像
- 環境問題に関心があり、技術や政策を通じて解決に貢献したいという情熱を持っている人
- 身の回りの地域とともに、地球的規模の環境問題解決についてもかかわっていきたい人
- 理科や数学が好きで、その能力を発展させて実際の問題解決に応用したいと思っている人
- 実験や野外調査に興味があり、それらを通じて現象を解明する能力を身に付けたい人
入学前に学習しておくことが期待される内容
環境工学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 理科は、「科学と人間生活」「化学基礎」「物理基礎」「生物基礎」を中心として、幅広い理系教科の基礎を学ぶとともに、実験と観察の力を養っておくこと
- 数学は、「数学Ⅰ」、「数学A」、「数学Ⅱ」、「数学B」を中心として、図形と方程式、数列、指数関数、対数関数、三角関数、微分・積分の考え、確率と統計的な推測を学習しておくこと。加えて「数学C」で扱うベクトルの基本的な概念を学習しておくことが望ましい
- 英語は、グローバル人材の共通言語として、コミュニケーションに必要な素養、特に文章の読解力と基本的な英作文・英会話能力を身に付けておくこと
生命工学科
生命工学科は、「バイオ・健康・医療・食品」分野で活躍できる技術者・研究者を育成するため、生命科学履修モデルと医工学履修モデル、および臨床工学技士養成コースを用意しています。そこで、
- 遺伝子・細胞・臓器などのライフサイエンスの知識を身に付け、生命を探究することで医療や生活の向上に役立ちたい人
- 生物・材料・機械・電子などの理工学の知識を身に付け、診断機器やヘルスケア機器、人工臓器、再生医療などの分野で活動したい人
- 医学・臨床工学などの知識と技術を身につけ、臨床工学技士として医療分野で貢献したい人など、医療・健康産業やバイオ産業、医療現場で活躍したい人の入学を歓迎します。
求める人物像
- 生命の仕組みを探究したい人、それらをものづくりに応用したい人、あるいは病気の治療に活かしたい人
- 実験およびその結果について考えることが好きな人
- 情熱と倫理観を持って自分自身を向上できる人
生命工学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
入学前に学習しておくことが期待される内容
- 数学は、工学の基礎や生命工学に関する専門分野を学ぶための基盤となる「数学Ⅰ」「数学A」に加え、「数学Ⅱ」「数学B」を学習しておくことが望ましい。また、問題解答過程を通して、定理・公式の体系的理解、数学的思考、論理的説明を養っておくこと
- 理科は、生命科学や医工学に関する専門分野を学ぶために、「化学基礎」「物理基礎」「生物基礎」に加え、「化学」「物理」「生物」を学習しておくことが望ましい。また、生命現象や科学技術に興味をもち、科学的に理解を深め、探求する姿勢を養っておくこと
- 英語は、読解力・基本的な英作文・英会話能力を身に付けておくこと
- 国語は、自らの考えや意見を相手に伝える論理的な文章力や表現力を身に付けておくこと
ロボティクス&デザイン工学部 アドミッション・ポリシー
求める人物像
- 共感をもって他者を理解しようとする姿勢を持つ人
- チームの一員として、周囲の人々と協力し創造的な活動を行うことに意欲がある人
- 自らの専門分野だけでなく、関連する工学分野や人や社会に関する広い好奇心を持ち、前向きに学ぶ姿勢を持つ人
- 日本だけでなく、世界に活躍の場を広げてみたいというチャレンジ精神を持つ人
入学前に学習しておくことが期待される内容
ロボット工学科
求める人物像
- ロボティクス・メカトロニクス機器の仕組みなどに興味があり、それらを理解するために積極的に探究したいと思う人
- ロボティクス・メカトロニクスに関するものづくりが好きで、機械や電気などの知識によって、これまでにない新しいものをつくりたいという夢と情熱を持っている人
- ロボティクス・メカトロニクスに関するものづくりに必要な専門知識・専門技術を修得するために必要な物理・数学・語学などの基礎学問をおろそかにせず、粘り強く地道に勉学を積み重ねられる人
入学前に学習しておくことが期待される内容
ロボット工学科では、ロボティクス・メカトロニクスを核とした「ものづくり」教育を行います。入学後の学修を円滑に進めるために入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 理科は、力学、電磁気を論理的に理解し、数式を用いて表現する能力、人にやさしいロボットを開発するうえで生物に関する基礎知識
- 数学は、実際の物理現象を数式で表現し、それを解くために必要な、ベクトル、複素数、図形、確率、指数・対数関数や三角関数などのさまざまな関数と微分・積分法などの知識
- 国語は、基本的な文章読解力、論理的な作文能力
- 英語は、英語で記された文章を的確に理解する能力、基本的な英作文・英会話能力
- 授業や課外活動などを通じて、プレゼンテーションやコミュニケーションの能力の基礎
システムデザイン工学科
求める人物像
- 人が人らしく豊かに暮らす社会・未来の実現に、工学の専門性から貢献したいという想いを持っている人
- ものづくりとシステムの構築を融合するために、柔軟な発想とチャレンジ精神を持っている人
- 人々の暮らしを広く視野に入れている学科の性質上、基礎から専門まで広い領域での知識と「経験」を積み重ねていくための、粘り強い学修姿勢を持っている人
入学前に学習しておくことが期待される内容
システムデザイン工学科では、全く新しい発想による革新的な「ものづくり」教育を行います。そのために、入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 多くの人々と連携して課題に取り組み、様々なアイデアを議論するためには、他の人の文書を理解する、自分のアイデアを文書にして伝えるなど、基本的な読解力、表現力を総合的に修得しておくこと
- 基本的な数学の知識と技法を習得が重要である。特に、課題を数学的に表現、あるいは把握するために「場合の数と確率、図形の性質、数列、ベクトル」などを用いて定式化する力、人工知能など、様々な効果的手法を応用するためには三角関数、指数関数、微積分が重要である。また、アイデアを数学的に表現する力も大切である。そのために証明問題のように道筋を論理的かつ簡潔に表現する手法の学習が望まれる
- システムデザイン工学科では様々なセンサや通信デバイスを取り扱う。すなわち、音、光、電磁気、加速度、圧力、におい、などの理解と活用ができるために、物理や化学の総合的な学習が望まれる。特に、単元として、物理量、運動とエネルギー(力のつりあい、運動の三法則、気体分子の運動)、力学的エネルギー、熱・波、などの基礎が重要である。また、自然現象を科学的に分析し、深く掘り下げ、論理的に思考する能力の学習が望まれる
- システムデザイン工学科の目指す創造力の育成には、海外の多様な技術や文化を学ぶことが重要である。海外留学や海外の大学との交流による学びを行うために英作文、英文読解、英会話を総合的に修得していることが望まれる
- 集団活動について、多様な人々と議論し、新しいアイデアを創出する訓練を重視する。日常の授業やグループ活動を通じたプレゼンテーション力やコミュニケーション力の習得が望まれる
空間デザイン学科
求める人物像
- 自然科学の素養や文化・芸術、デザインに関する知識と、ものづくりに関心を持つ人
- 協働で問題解決に取り組むための、コミュニケーション力と持続力のある人
- 異文化への理解とグローバルな実践力を持ち、地域性を尊重しつつも幅広い活動領域を開拓できる人
- 人間、社会、自然に広く関心を持ち、豊かな社会を実現するために貢献する意志のある人
入学前に学習しておくことが期待される内容
空間デザイン学科に入学するまでに、特に立体的な物体や空間についての正確な把握力、描写力の基礎を身に付けておくことが望ましいです。また、入学後のカリキュラムに対応するために、入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 芸術や歴史、地理など、文化全般に関する教養・知識
- 言語(日本語および外国語)による、基本的な文章読解力、論理的な作文能力
- 自分と他者の考えを互いにやりとりし、新しいアイデアを生み出すためのプレゼンテーションやコミュニケーション能力
- 数理的な分析・考察のための、幾何学や統計学などの数学的知識
- 物体にはたらく力の仕組み(運動の三法則)や光・音に関する物理的知識
- 物質の組成や材料特性を理解するための、化学的知識
- 動植物の生態やからだの構造に関する生物的知識
- 地球環境や人間社会など、身の回りの物事についての幅広い関心や観察力
情報科学部 アドミッション・ポリシー
求める人物像
- 情報分野に強い関心を持ち、専門知識や技術を身に付けることをめざす人
- 専門的能力を修得するのに必要な基礎学力と論理的思考力を有し、自主的・積極的に勉学に取り組める人
- 情報プロフェッショナルとして、情報分野の第一線で活躍し、豊かで安心できる社会の実現に貢献したい人
入学前に学習しておくことが期待される内容
データサイエンス学科 ★2021年4月開設
求める人物像
- 行動や現象に規則性を見出したり、新たな発見をしたりする能力を身につけたい人
- 情報技術だけではなく社会システムに関する知識を身につけたい人
- 産業における情報システムの企画・設計に興味のある人
- 組織運営や企業経営に興味がある人
入学前に学習しておくことが期待される内容
データサイエンス学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 現実の問題を抽象化して数学的に表現するとともに、基本概念や法則を活用して論理的に考察し数学的に処理する能力を有していること
- 物理、化学、あるいは生物に関し、各々に関する現象をその背後にある理論を理解したうえで筋道立てて論理的に説明できること。または、政治、経済、国際情勢等の社会問題に関する基礎的知識を有していること
- 基本的な英文の読解力・語彙力・文法力を有すること。また、平易な英文を用いて意思を伝え、相手の意図を理解できる基本的なコミュニケーション能力を有していること
- 国語は、基本的な読解力と論理的な文章の作文力を有すること
実世界情報学科 ★2025年4月開設
求める人物像
- 持続可能な社会を目指すうえで取り上げられている様々な課題に関心がある人
- 情報技術に関心を持ち、机上の知識ではなく実際に応用することに意欲のある人
- 技術者の社会的責任について理解し、それを誠実に遂行しようとする倫理観を持つ人
- 多様な人々と協働してプロジェクトを推進する力を身につけたい人
入学前に学習しておくことが期待される内容
実世界情報学科に入学するまでに、以下に記した能力を身につけておくことを求めます。
- 現実の問題を抽象化して数学的に表現するとともに、基本概念や法則を活用して論理的に考察し数学的に処理する能力を有していること
- 物理、化学、あるいは生物に関し、各々に関する現象をその背後にある理論を理解したうえで筋道立てて論理的に説明できること
- 実世界の情報や情報社会の特性、ならびに政治、経済、国際情勢等の社会問題に関する基礎的知識を有していること
- 基本的な英文の読解力・語彙力・文法力を有すること。また、平易な英文を用いて意思を伝え、相手の意図を理解できる基本的なコミュニケーション能力を有していること
- 国語は、基本的な読解力と論理的な文章の作文力を有すること
情報知能学科
求める人物像
- 人工知能に興味があり、深く学びたい人
- 人工知能を機器やシステムに組み込んで動かしてみたい人
- ソフトウェアだけでなく、コンピュータや機器のハードウェアにも興味がある人
- 他者と協調してチームワークで課題を解決する力を身につけたい人
入学前に学習しておくことが期待される内容
情報知能学科に入学するまでに、以下に記した能力を身につけておくことを求めます。
- 現実の問題を抽象化して数学的に表現するとともに、基本概念や法則を活用して論理的に考察し数学的に処理する能力を有していること
- 物理、化学、あるいは生物に関し、各々に関する現象をその背後にある理論を理解したうえで筋道立てて論理的に説明できること
- 基本的な英文の読解力・語彙力・文法力を有すること。また、平易な英文を用いて意思を伝え、相手の意図を理解できる基本的なコミュニケーション能力を有していること
- 日本語の基本的な語彙力・読解力と論理的な文章力を有すること
情報システム学科
求める人物像
- 社会の問題に強く関心を持ち、その問題解決に向けて新しいシステムを提案・開発することに興味のある人
- いろいろな技術を統合して、新しい価値を生む「システムづくり」に興味のある人
- 人と人とのかかわりを大切にし、互いに協調して大きな仕事を達成したいという思いのある人
- 筋道立ててものごとを考え、話すことができる人
入学前に学習しておくことが期待される内容
情報システム学科に入学するまでに、以下に記した能力を身につけておくことを求めます。
- 現実の問題を抽象化して数学的に表現するとともに、基本概念や法則を活用して論理的に考察し数学的に処理する能力を有していること
- 物理、化学、あるいは生物に関し、各々に関する現象をその背後にある理論を理解したうえで筋道立てて論理的に説明できること
- 基本的な英文の読解力・語彙力・文法力を有すること。また、平易な英文を用いて意思を伝え、相手の意図を理解できる基本的なコミュニケーション能力を有していること
- 日本語の基本的な語彙力・読解力と論理的な文章力を有すること
情報メディア学科
求める人物像
- 人にやさしく直感的な情報システムの開発に興味のある人
- 画像・音・言語・体感といった各種メディアの処理技術に興味のある人
- 人間と情報とのかかわりに興味のある人
- デジタルコンテンツによるコミュニケーション能力を身につけたい人
入学前に学習しておくことが期待される内容
情報メディア学科に入学するまでに、以下に記した能力を身につけておくことを求めます。
- 現実の問題を抽象化して数学的に表現するとともに、基本概念や法則を活用して論理的に考察し数学的に処理する能力を有していること
- 物理、化学、あるいは生物に関し、各々に関する現象をその背後にある理論を理解したうえで筋道立てて論理的に説明できること
- 基本的な英文の読解力・語彙力・文法力を有すること。また、平易な英文を用いて意思を伝え、相手の意図を理解できる基本的なコミュニケーション能力を有していること
- 日本語の基本的な語彙力・読解力と論理的な文章力を有すること
知的財産学部 アドミッション・ポリシー
知的財産学科
求める人物像
- 知的財産に関する専門能力を有する専門家として産業界での活躍をめざす人
- 知的財産に関する専門資格を有し、知的財産の創造・保護・活用への貢献ができる人材をめざす人
- 企業等において知的財産を理解する人材として幅広く活躍できることをめざす人
入学前に学習しておくことが期待される内容
知的財産学科に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことを求めます。
- 日本語の学問的な文献を読んで理解するとともに、それをもとに自分の考えを文章にまとめる能力
- 国際語ともいうべき英語について、読み、書き、話し、聞くことができる基礎的能力
- 政治、経済、国際情勢等の社会問題に関する基礎的知識
- 自然科学に関する積極的な関心(高等学校などで、数学、物理、化学などを学習しておくことが望ましい)
入試区分別 アドミッション・ポリシー
全体
総合型選抜-AO入試
学校推薦型選抜-普通科高校特別推薦入試
学校推薦型選抜-専門高校特別推薦入試
学校推薦型選抜-女子特別推薦入試
学校推薦型選抜-公募制推薦入試
一般選抜-一般入試
その他の選抜-社会人入試
その他の選抜-帰国生徒入試
その他の選抜-外国人留学生入試
その他の選抜-編入学試験
大学院 アドミッション・ポリシー
(博士前期課程) 工学研究科
研究科・専攻ポリシー
学士課程教育の中で培った人間性豊かなエンジニアとしての能力をさらに高め、課題解決に対して基本的な工学技術を駆使し、さらに最先端技術を応用できる専門技術者・研究者を養成する。また、同時に地球環境に配慮しながら人類社会を豊かにするための課題に主体的に立ち向かい、かつ国内のみならず国際的にも活躍できる専門技術者・研究者へと成長を促す。
<求める人物像>
- 工学研究科の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) 建築・都市デザイン工学専攻
研究科・専攻ポリシー
学士課程教育の中で培った人間力豊かな技術者としての能力をさらに深化させ、建築学・都市デザイン工学の専門領域の知識・技術の向上を図る。また、研究活動における教育研究に留まることなく、建築・都市デザイン工学分野がもつリソースを融合的に活用して、多重的な「物の見方・考え方」や幅広い「知識・技術・技能」を積極的に習得し、産業社会で多面的に活躍できる技術者を養成する。
<求める人物像>
- 建築・都市デザイン工学専攻の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 建築・都市デザイン工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人類が直面する多方面にわたる課題に立ち向かう意欲を持った人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
(博士前期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【建築学コース】
研究科・専攻ポリシー
最新の建築技術や知識を駆使して、また、都市デザイン工学の知識を加味することで、地震、台風、火災、環境汚染などの災害から人間を守る安全・安心な社会、地球環境を保全する持続可能な社会、文化的で豊かな生活を送ることのできる成熟した社会の実現をめざす。その目的を達成するため、課題を主体的に発見・解決できる建築家、建築技術者、プランナー、デザイナーなどの高度なプロフェッショナルや研究者を養成する。
<求める人物像>
- 建築学の高度な専門知識と技術を修得し、考究するのに必要な基礎的知識を有している人
- 建築学に関する研究や開発を主導する高度な技術者や研究者をめざし、新たな知識や技術の創造に向けての思考力、洞察力、行動力を有している人
- 技術者としての責任と自覚を持ち、高度な倫理観をそなえている人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容【建築学コース】
専門試験で選択しなかった分野については、大学院入学までに自修し、学部で学んだ広範な知識の定着を図る必要がある。
(博士前期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【都市デザイン工学コース】
研究科・専攻ポリシー
都市および地域を対象に、自然環境と調和し共生できる安全・便利・快適な人間活動環境の創造に必要な社会基盤施設ならびにそのシステムの整備や維持管理にかかわる学理と技術を、建築学を含む柔軟で幅広い視野で学びかつ深く考え研究することに情熱を有し、持続可能な社会の発展に貢献するデザイナー、プランナー、エンジニアを養成する。
<求める人物像>
- 都市デザイン工学の高度な専門知識と技術を習得し、深く考え研究するために必要な基礎的知識を有している人
- 都市デザイン工学に関する研究や開発を主導する高度な技術者や研究者をめざし、新たな知識や技術の創造に向けての思考力、洞察力、行動力を有している人
- 専門分野を基礎とし、倫理観と責任感のある高度技術者、研究者として持続可能な社会の形成に生涯を通じて貢献する意欲のある人
入学前に学修しておくことが期待される内容
- 面接試問では、これまで学んできた都市デザイン工学の専門分野に関する基礎的な内容についての理解と、入学後に学修を希望する専門分野に関する知識と姿勢について評価する。また、専門分野と合わせて広く多くの考え方を知り、大学院修了後について積極的で明確な目的を持つと同時に、これを実現しようとする姿勢が望まれる。
- 幅広く学ぶ学理と研究におけるグローバル化に対応した英語力について、TOEIC 成績をもとに評価する。専門的な内容について学び、コミュニケーション力を学ぶ基礎力と、積極的な学びの姿勢が必要となる。また、選考後もこの姿勢を継続することが望ましい。
- 学科試験では、都市デザイン工学の基礎学力専門試験として、「景観工学」「計画学」「構造力学」「建設材料学・鉄筋コンクリート工学」「土質力学」「水理学」の6つの分野から3つの科目を選択(ただし、大学院研究指導教員が専門とする科目は必ず選択)して解答する。選択する科目は、自ら専修する分野や研究内容に近い科目を選ぶことが望ましい。なお、専門試験で選択しなかった分野についても、学士課程で学んだ広範な知識として、事前に再度復習を行い、知識の積極的な定着を図る必要がある。
- 英語は、TOEIC テストで評価する(ただし、オンライン受験による点数は受け付けない)。グローバル化を見据え、専門的な内容についてコミュニケーションするための能力、またはこれを学ぶための基礎力と、積極的な学びの姿勢が求められる。選考後においてもこの姿勢を継続的に維持することが望ましい。
- これまで学んできた基礎学力と専門に関する学力については、上記の試験とともに論理的な考え方、専門知識と幅広い見方を問う論述試験を行う。これらと調査書、成績証明書等に関する審査と面接試問の結果で総合的に評価する。専門分野の知識と合わせて、多くの考え方を知り、大学院における学びについて積極的な姿勢と明確な目的を持つことが望まれる。
- 受験時までの成績証明書、業績書、出願書等による審査と面接試問の結果で総合的に評価する。社会人として、再び学ぶことに対する考え方、姿勢を明確に表現できると同時に、その根拠と自己の立場および置かれた環境などについて理解し説明できることが必要である。
- グローバル化に対応して、専門知識の修得と研究に必要な英語力を継続的に学ぶための基礎力と、TOEIC テストを継続して受験するなど今後につながるための積極的な姿勢が必要となる。
- 学科試験を課していないため、大学院入学までに専門に関する基礎的分野と専修予定分野について自修しておくことが必要である。
外国人留学生入試
- 学科試験として専門分野に関する試験、加えて成績証明書等と面接試問の結果で総合的に評価する。これまで学んだ専門分野について、事前に学修しておくことが必要となる。また、日本語文献の読解と日常会話が可能な日本語能力が必要である。
- 選考後においては、専門分野の学修に必要な日本語能力の修得について、継続的に学ぶ必要がある。
(博士前期課程) 電気電子・機械工学専攻
研究科・専攻ポリシー
学士課程教育の中で培った人間力豊かな技術者としての能力をさらに高め、電気電子工学、機械工学の専門領域の知識を深化させる。また、研究活動を中心とした教育に留まることなく、電気電子・機械工学分野がもつリソースを融合的に活用して、多重的な「物の見方・考え方」や幅広い「知識・技能」を積極的に修得させ、産業社会で多面的に活躍できる技術者を育成する。
<求める人物像>
- 電気電子・機械工学専攻の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 電気電子・機械工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人類が直面する多方面にわたる課題に立ち向かう意欲を持った人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
(博士前期課程) 電気電子・機械工学専攻【電気電子工学コース】
研究科・専攻ポリシー
「エレクトロニクス・情報分野」「電機・制御分野」において、高度な専門知識やスキルを駆使し、また、機械工学の知識を加味することで、社会・産業界が求める最新の技術開発ができる高度な技術者を養成する。また、社会貢献するという強い意志と自身の考え方に基づいて解決能力を持って、それを実現するために努力を惜しむことなく邁進できる学生を求めている。
<求める人物像>
- 「エレクトロニクス・情報分野」「電機・制御分野」の基礎と応用技術を修得し、新しい技術開発に携わり、積極的に社会貢献したいと考えている人
- 自然環境との共生を伴った社会の発展のために、自ら努力して成長していく意欲のある人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) 電気電子・機械工学専攻【機械工学コース】
研究科・専攻ポリシー
機械工学の専門知識を基盤として、電気電子工学の知識を加味することで、グローバルで多面的な視野に立ち、高い倫理観と責任感を持って現実の問題に取り組める高度な専門知識を有した実践的技術者を養成する。
<求める人物像>
- 機械工学の基礎知識を具体的な研究課題に応用して、実験や解析した結果を工学的に考察する能力を深化させようとする意欲のある人
- 論理的な表現力、プレゼンテーション能力、国際的なコミュニケーション能力を磨こうとする意欲のある人
- 与えられた制約の下で研究を実施してまとめる創造的なデザイン能力を深化させようとする意欲のある人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻
研究科・専攻ポリシー
学士課程教育の中で培った人間力豊かな技術者としての能力をさらに高め、基本技術と最新の工学的ツールを駆使しながら主体的に課題を発見し、それを分析・総合・評価して解決できるよう教育を行う。なかでも、化学、環境工学、生命工学に関わる基本ツールを基盤としながら、広汎な分野の要素技術を駆使した上でグローバルに活躍できる人材育成を目指す。
<求める人物像>
- 化学・環境・生命工学専攻博士前期の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 化学・環境・生命工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人類が今後直面する多方面にわたる課題に立ち向かう意欲を持った人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
(博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻【応用化学コース】
研究科・専攻ポリシー
物質およびその変化に関わる基本的な技術を中心としながらも、環境工学・生命工学に属する技術についても理解し、それらを幅広い課題解決に活用できるよう教育を行う。その中では、学士課程教育の中で培った人間力豊かな技術者としての能力をさらに高めていく。
<求める人物像>
- 専攻および応用化学コース博士前期の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 物質に関わる知識や技術をさらに高めようとする意欲をもつ人
- 化学・環境・生命工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人類が今後直面する多方面にわたる課題に立ち向かう意欲を持った人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
「基礎化学」の試験で選択しなかった分野については、大学院入学までに自修し、3分野とも一度学んだ知識の定着を図る必要がある。
(博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻【環境工学コース】
研究科・専攻ポリシー
人と自然との共生を基盤に、応用化学や生命工学の知識を加味しながら自然環境・地域環境・社会環境基盤に関する「環境ソリューション分野」の技術の実践に携わることができるよう教育を行う。その中では、学士課程教育の中で培った人間力豊かな技術者としての能力をさらに高めていくことになる。
<求める人物像>
- 専攻および環境工学コースの教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 環境に関わるさまざまな知識や技術に対する理解をさらに深めようとする意欲をもつ人
- 化学・環境・生命工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人類が直面する多方面にわたる課題に立ち向かう意欲を持った人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
る。(ただし、オンライン受験による点数は受け付けない。大学院試験実施日から遡って3 年以内に取得した最高得点)。さらに、書類(調査書、成績証明書、TOEIC成績)審査と面接試問の結果で総合的に評価する。大学院入学までに環境工学の基幹分野の横断的基礎として「環境解析」「環境技術」「環境共生」に係る広い視野に立って、環境技術について自修し、知識の定着を図る必要がある。
(博士前期課程) 化学・環境・生命工学専攻【生命工学コース】
研究科・専攻ポリシー
最新の生命科学・医工学の知見を基盤にし、応用化学や環境工学における要素技術を理解しながら、バイオ、健康、医療、食品などの分野で活躍できるよう教育を行う。その中では、学士課程教育の中で培った人間力豊かな技術者としての能力をさらに高めていくことになる。
<求める人物像>
- 専攻および生命工学コースの教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 生命科学や医工学にかかわる技術に対する理解をさらに深めようとする意欲をもつ人
- 化学・環境・生命工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人類が直面する多方面にわたる課題に立ち向かう意欲を持った人
- 人間的な成長および自己実現をめざす向上心をもち、共同作業の重要性を認識し実行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科 ロボティクス&デザイン工学専攻
研究科・専攻ポリシー
ロボティクス&デザイン工学研究科は、実社会の課題解決を通した実践的な研究開発活動を柱の一つとし、本研究科博士前期課程は、工学的な知識・技術を、人間中心の視点から活用し、持続可能で豊かな社会の実現に寄与する高度専門職業人材を育成します。
<求める人物像>
- ロボティクス、インターネットを核としたネットワーク技術、建築学、インテリア・プロダクトデザイン学などの専門分野はもとより、人文・社会・自然科学その他幅広い知識・教養を基礎として、柔軟で粘り強い思考力の礎を築いている人
- 上述の専門知識を活用し、人間中心の視点で社会などの課題を自ら発見し、他者との協働のもと、具体的な課題解決のプロセスをデザインしようとする人
- 技術者としての倫理観、使命感を確立し、生涯に亘り学び続ける必要性を認識し、その姿勢を身に付けようとしている人
- 的確な表現方法・技術を用いたコミュニケーション(英語によるコミュニケーション、視覚効果を考慮したプレゼンテーションなどを含む)によって、自らの考えを伝え、他者の理解や共感を導き出そうとする人
- 上記を基礎とし、更に専門分野の知識・技術を高め、イノベーションリーダーとして、持続可能で豊かな社会の実現に寄与する意思を持てる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科【ロボティクスコース】
研究科・専攻ポリシー
機械・電気・電子・計測・制御・情報などの理論と実践を基盤とし、ロボティクスを通じてあるべき社会の実現にコミットする高度専門技術者を養成する。
<求める人物像>
- ロボティクス&デザイン工学専攻および、ロボティクス分野の教育目標を理解し、その目標の達成に向けて努力できる人物
- 豊かな人間性をそなえ、ロボティクス&デザイン工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人にやさしい新たな機器・サービスを創出する意欲を持った人物
- コミュニケーションの重要性を認識し、向上心を持って実践的「ものづくり」を行う場で責任ある行動をとれる人物
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科【システムデザインコース】
研究科・専攻ポリシー
機械・電気・電子・情報・計測・制御・通信などの専門能力と、デザイン思考による課題解決手法を基盤とし、人が人らしく豊かに暮らせる社会の実現に寄与する高度専門技術者を養成する。
<求める人物像>
- ロボティクス&デザイン工学専攻および、システムデザイン分野の教育目標を理解し、その目標の達成に向けて努力できる人物
- 豊かな人間性をそなえ、ロボティクス&デザイン工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人間にとって価値ある新たな機器・サービスを創出する意欲を持った人物
- コミュニケーションの重要性を認識し、向上心を持って実践的「ものづくり」を行う場で責任ある行動をとれる人物
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士前期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科【空間デザインコース(旧:建築デザインコース・プロダクトデザインコース)】
研究科・専攻ポリシー
社会に貢献できるデザイナーとして活躍するために必要となる、豊かな人間性を支える総合的な教養をさらに深める。研究活動に留まることなく、集積した専門知識と、デザインの専門技術などを有効活用し、多角的な視点で捉え理解する。分析した結果を問題解決に活かすことで豊かな社会を実現する優れたデザインを創出できる工学的知識と思考を持ったデザイナーを育成する。
<求める人物像>
- ロボティクス&デザイン工学専攻および、空間デザイン分野の教育目標を理解し、その目標の達成に向けて努力できる人物
- 豊かな人間性をそなえ、ロボティクス&デザイン工学専攻が包含する幅広い技術を融合的に活用し、人間にとって価値ある新たなデザインを創出する意欲を持った人物
- コミュニケーションの重要性を認識し、向上心を持って実践的「ものづくり」を行う場で責任ある行動をとれる人物
入学前に学修しておくことが期待される内容
専門試験で選択しなかった分野については、大学院入学までに自修し、学部で学んだ広範な知識の定着を図る必要がある。
(博士前期課程) 情報科学研究科 情報科学専攻
研究科・専攻ポリシー
情報科学研究科では、情報分野において高い専門性を必要とする業務を遂行するために必要な能力、およびその基礎となる学識を養い、時代の要請を的確に把握し、国際的に活躍できる高度情報技術者ならびに高度専門職業人の養成を教育理念としており、この理念に沿った学生を受け入れます。
<求める人物像>
- 情報分野における高度な専門的知識や実践的技術の修得をめざす人
- 情報分野の第一線で活躍する研究・開発者をめざす人
- 進取の気性に富み、国際的な活動や起業家精神を生かした活動をめざす人
- 能動的に学修や研究、実践的活動を遂行できる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
情報科学専攻に入学するまでに、以下に記した能力を身に付けておくことが望ましい。
- 高度な専門的能力を修得するために必要な学力と思考力を有すること
- 情報科学の体系的な専門知識とプログラミングを含む実践的技術を有し、課題解決に応用できること
- 数学は微積分学、線形数学、統計学を修得し、情報分野で求められる問題解決に応用できること
- 日本語に加えて英語による基本的なコミュニケーション能力を有していること
(専門職学位課程) 専門職大学院 知的財産研究科 知的財産専攻
研究科・専攻ポリシー
知的財産研究科では、時代の要請に応えて、「イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識・技能を備えるとともに、法律的素養、国際的な視野およびビジネス感覚をもった高度な専門職業人」を養成する。このために自らのキャリアと能力形成に意欲的であって、惜しみなく努力する人を広く求めます。
<求める人物像>
- 研究成果、ノウハウ、デザイン、ブランドなどのイノベーションの種を知的財産として保護し活用することにより、企業等においてイノベーションを実現することをめざす人
- 知的財産法に関する高度な法律的知識に基づいて弁理士等の高度の専門資格を取得し、知的財産の保護と活用の業務を行うことをめざす人
- 知的財産の国際的な保護と活用に関する知識を身に付け、企業活動等のグローバル化を推進することをめざす人
- 企業経営における知的財産の役割や活用方法等に関する知識を身に付け、知的財産のビジネス利用をめざす人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 工学研究科
研究科・専攻ポリシー
博士前期課程で培った技術的基盤や研究遂行能力をさらに高め、科学技術体系の総合的な理解や情報の受発信能力を向上していき、課題解決に対してより体系的・多面的な取組を主導できる高度専門技術者・研究者を養成する。
<求める人物像>
- 建築・都市デザイン工学専攻博士後期課程の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 建築・都市デザイン工学専攻についての幅広い知識と技術を基盤として、他の工学分野の課題を積極的に発見し、自ら解決できる人
- グローバルで多重的な視野に立ち、高い倫理観をもって柔軟に諸問題に対処できる人
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して、外国語も含めて的確に言語表現ができる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 建築・都市デザイン工学専攻
研究科・専攻ポリシー
今般の技術革新やものづくりなどに必要な高度な専門知識や学術情報、先端技術の動向を幅広い知識と技能を基盤として、迅速かつ正確に分析し、独創的観点に立った研究課題の設定ができ、グローバルな視点・見識から社会倫理に沿った総合的な評価ができ、かつ指導できる研究者および高度専門技術者を育成する。
<求める人物像>
- 建築・都市デザイン工学専攻博士後期課程の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 建築・都市デザイン工学専攻についての幅広い知識と技能を基盤として、他の工学分野の課題を積極的に発見し、自ら解決できる人
- グローバルで多重的な視野に立ち、高い倫理観をもって柔軟に諸問題に対処できる人物
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して、外国語も含めて的確に言語表現ができる人物
(博士後期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【建築学コース】
研究科・専攻ポリシー
建築学の「学際的」、「先進性」の理解と、博士前期課程で行った研究を基盤として、将来の技術革新やものづくり研究に必要となる学術情報や先端技術の動向と正確な分析を行い、独創的観点に立った研究課題の設定および解決ができ、かつ指導できる研究者および高度専門技術者を育成する。また、他の分野の融合知識や技術も修得して、知識と技能に加えて創造性豊かな感性力を発揮し、新しい技術開発を探究する能力を高めていく。
<求める人物像>
- 専攻および建築学コースが掲げる教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人物
- 建築学についての専門知識や技術を基盤とし、異分野の知識も併せ持ち、積極的に関わる意欲をもった人物
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して、外国語も含めて的確に言語表現ができる人物
入学前に学修しておくことが期待される内容【建築学コース】
(博士後期課程) 建築・都市デザイン工学専攻【都市デザイン工学コース】
研究科・専攻ポリシー
都市デザイン工学の「学際的」、「先進性」の理解とこれまでの技術に対する充分な知識を研究基盤として、将来の技術革新やものづくり研究に必要となる学術情報や先端技術の動向と正確な分析を行い、独創的観点に立った研究課題の設定および解決ができ、かつ指導できる研究者および高度専門技術者を育成する。また、他の分野の融合知識や技術も修得して、知識と技能に加えて創造性豊かな感性力を発揮し、新しい技術開発を探究する能力を高めていく。
<求める人物像>
- 専攻および都市デザイン工学コースが掲げる教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 都市デザイン工学および建築学についての専門知識や技術を基盤とし、異分野の知識も併せ持ち、積極的に関わる意欲をもった人
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して、外国語も含めて的確に言語表現ができる人物
入学前に学修しておくことが期待される内容
博士前期課程における内容に加えて、以下の点について入学前に学修しておくことが期待される。
<求める人物像>- 都市デザイン工学における研究課題に幅広い見地から取り組むことができる力と、専門分野における独自の研究課題を遂行するために必要な高度な能力、およびこれらを修得しようとする姿勢
- 研究内容に関する広い視点からの柔軟な議論、および研究成果を社会に発信することができるグローバルな観点からの高度なコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、およびこれらを修得しようとする姿勢
一般入試
面接試問と書類(調査書、成績証明書)審査の結果で総合的に評価する。面接試問では、博士前期課程での研究内容と博士後期課程で行う予定の研究内容について総合的に評価する。入学前に学修しておくことが期待される内容は、上記の通り。
外国人留学生入試
学科試験は課さず、面接試問と書類(成績証明書、推薦書他)審査の結果で総合的に評価する。面接は、博士前期課程での研究内容と博士後期課程で実施予定の研究内容について試問を行う。入学前に学修しておくことが期待される内容に加えて、日本語文献の読解と日常会話が可能な日本語能力が必要である。
(博士後期課程) 電気電子・機械工学専攻
研究科・専攻ポリシー
今後の技術革新やものづくりなどに必要な高度な専門知識や学術情報、先端技術の動向を幅広い知識と技能を基盤として、迅速かつ正確に分析し、独創的観点に立った研究課題の設定ができ、グローバルな視点・見識から社会倫理に沿った総合的な評価ができ、かつ指導できる研究者および高度専門技術者を育成する。
<求める人物像>
- 電気電子・機械工学専攻博士後期課程の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 電気電子・機械工学専攻についての幅広い知識と技能を基盤として、他の工学分野の課題を積極的に発見し、自ら解決できる人
- グローバルで多重的な視野に立ち、高い倫理観をもって柔軟に諸問題に対処できる人
(博士後期課程) 電気電子・機械工学専攻【電気電子工学コース】
研究科・専攻ポリシー
将来の技術革新やものづくり研究に必要となる学術情報や先端技術の動向と正確な分析を行い、独創的観点に立った研究課題の設定および解決ができ、かつ指導できる研究者および高度専門技術者を育成する。また、他の分野の融合知識や技術も修得して、知識と技能に加えて創造性豊かな感性力を発揮し、新しい技術開発を探究する能力を高めていく。
<求める人物像>
- 専攻および電気電子工学コースが掲げる教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 電気電子工学についての専門知識や技術を基盤とし、他分野の知識も併せ持ち、積極的に関わる意欲をもった人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 電気電子・機械工学専攻【機械工学コース】
研究科・専攻ポリシー
複雑・多様化する機械工学分野において、機械工学を基盤とした先端機械工学の研究課題を積極的に見出し、広範な機械工学の知識を応用し、持続可能な発展の実現に向けた諸課題の解決を探究できる高度専門技術者・研究者の育成を行う。また、電気電子工学などの他の分野の融合知識や技術も修得して、問題解決に向けてリーダーシップを発揮し、機械工学分野の諸問題を探究する能力を高めていく。
<求める人物像>
- 機械工学の専門知識・技術を具体的な研究課題に応用して、実験や解析した結果を工学的に考察する能力を深化させようとする意欲のある人
- 広範な機械工学の技術課題に対して、その解決策を自身の考えに基づいて探究する能力をもった人
- 広範な機械工学の知識を応用し、新しい機械工学の技術革新に貢献する意欲を持っている人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻
研究科・専攻ポリシー
化学・環境・生命工学に関わる技術的基盤や研究遂行能力をさらに高め、さらに幅広い工学的見地から自立的に課題解決を遂行できる高度専門技術者・研究者の育成を行う。また、これらの活動に対して、情報の受発信を円滑に行い、リーダーシップをとりながら課題発見から解決に至る過程に携わることができる能力を高めていく。
<求める人物像>
- 化学・環境・生命工学専攻博士後期課程の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 化学・環境・生命工学専攻についての技術基盤をもち、他分野との融合的な取組に柔軟に対応できる人
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して的確に言語表現ができる人
(博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻【応用化学コース】
研究科・専攻ポリシー
化学・環境・生命工学に関わる技術的基盤や研究遂行能力をさらに高め、さらに幅広い工学的見地から自立的に課題解決を遂行できる高度専門技術者・研究者の育成を行う。また、これらの活動に対して、情報の受発信を円滑に行い、リーダーシップをとりながら課題発見から解決に至る過程に携わることができる能力を高め、グローバルに活躍できる人材を社会に輩出します。
<求める人物像>
- 化学・環境・生命工学専攻博士後期課程の教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 化学・環境・生命工学専攻についての技術基盤をもち、他分野との融合的な取組みに柔軟に対応できる人
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して的確に言語表現ができる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻【環境工学コース】
研究科・専攻ポリシー
地域環境技術・自然共生技術・社会環境基盤技術など広範な要素技術を体系的に理解しながら、実験技術・環境システム設計技術を駆使し、持続可能な発展の実現に向けた諸課題の解決を主導できる高度専門技術者・研究者の育成を行う。また、これらの活動に対して、情報の受発信を円滑に行い、リーダーシップをとりながら課題発見から解決に至る過程に携わることができる能力を高めていく。
<求める人物像>
- 専攻および環境工学コースが掲げる教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 環境工学についての技術基盤をもち、他分野との融合的な取組にも積極的に関わる意欲をもった人
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して化学の言葉を駆使しながら的確に言語表現ができる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 化学・環境・生命工学専攻【生命工学コース】
研究科・専攻ポリシー
生命科学・医工学の体系的な知識および実験技術を駆使し、持続可能な発展の実現に向けた諸課題の解決を主導できる高度専門技術者・研究者の育成を行う。また、これらの活動に対して、情報の受発信を円滑に行い、リーダーシップをとりながら課題発見から解決に至る過程に携わることができる能力を高めていく。
<求める人物像>
- 専攻および生命工学コースが掲げる教育目標を理解し、その実現に対して努力できる人
- 生命工学についての技術基盤をもち、他分野との融合的な取組にも積極的に関わる意欲をもった人
- 自らの考えや研究の意義づけ、状況把握に対して化学の言葉を駆使しながら的確に言語表現ができる人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) ロボティクス&デザイン工学研究科 ロボティクス&デザイン工学専攻
研究科・専攻ポリシー
ロボティクス&デザイン工学研究科は、実社会の課題解決を通した実践的な研究開発活動を柱の一つとし、本研究科博士後期課程は、工学的な知識・技術を、人間中心の視点から活用し、持続可能で豊かな社会の実現に寄与する高度専門職業人材を育成します。
<求める人物像>
- ロボティクス、インターネットを核としたネットワーク技術、建築学、インテリア・プロダクトデザイン学などを中心とする高度な学問的基盤を有し、加えてイノベーションリーダーとしての素地を有する人
- さらにイノベーションリーダーとして、自らを確立する意思を持つ人
入学前に学修しておくことが期待される内容
(博士後期課程) 情報科学研究科 情報科学専攻
研究科・専攻ポリシー
情報科学研究科博士後期課程では、博士前期課程で培った情報技術基盤や研究遂行能力をさらに高めて情報科学体系の総合的な理解を深め、課題解決に体系的・多面的な取り組みを主導できる高度情報技術者・研究者の養成を教育理念としており、この理念に沿った学生を受け入れます。
<求める人物像>
- 高度な専門知識・技術を駆使して情報科学分野の先端的課題に取り組む高度情報技術者・研究者をめざす人
- 情報科学分野の問題発見に長けた能力を有し、能動的に問題解決に取り組むことができる人
- 高度情報技術者・研究者としての責任を自覚し、社会における問題解決のための計画・方策を立案して遂行する意思を有する人
入学前に学修しておくことが期待される内容
- 高度な専門的知識・実践的技術を修得し、課題解決に取り組むために必要な学力と応用力を有すること
- 情報技術者・研究者としての役割を自覚し、倫理観を持って地球的視点から判断・行動ができること
- 自分の考えや研究成果を論理的に伝えるプレゼンテーション能力および英語によるコミュニケーション能力を身に付けていること
学部 カリキュラム・ポリシー
工学部 カリキュラム・ポリシー
工学部ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいて必要な科目を開設し、学習者が主体的に学修できる科目運営を取り入れるとともに、科目間の連携を高めた体系的カリキュラムを編成する。
- 人文科学、自然科学、情報技術、数理・データサイエンス、経営、知的財産および環境共生などに関する科目によって、技術者に求められる幅広い教養を養う。
- 継続した英語教育によって、英語による基礎的なコミュニケーション能力を養う。
- 必修・選択(選択必修を含む)科目によって、専門分野の広範な知識を体系的に身につける。特に重要な科目については、履修機会を徹底して保証する。
- 実験・実習・探求演習(Project Based Learning、PBL)科目によって、自発的・継続的に学修する能力、理論的思考力ならびにコミュニケーション能力や協働への意識を養う。
- 技術者倫理に関する科目によって、技術者としての使命観ならびに倫理観を養う。
- 学士課程教育の集大成とする卒業研究によって、論文をまとめる理論的思考力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など、実践力のある専門的技術者として必要な能力を養う。
都市デザイン工学科
都市デザイン工学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 都市デザイン工学の各領域に共通する教育プログラムを展開する。
- 社会や歴史、環境への理解と創造的な発想にもとづいた都市や地域の空間のデザインおよび社会基盤整備の計画に関する教育プログラムを展開する。
- 構造物の設計に必要な基礎から応用までの構造力学を修得し、橋梁などの構造物の設計、施工に関する教育プログラムを展開する。
- さまざまな建設材料の基本特性やコンクリート構造の設計に必要な基礎理論の理解と、コンクリート構造の施工、維持管理に関する教育プログラムを展開する。
- 社会基盤施設を支える地盤や土構造物の設計に必要な土質力学と、道路の設計、施工、維持管理ならびに地盤防災に関する教育プログラムを展開する。
- 河川・海岸にかかわる防災、利用、環境のための計画、調査分析、設計、維持管理に関する専門知識と技術を身につけるための教育プログラムを展開する。
建築学科
建築学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 基幹科目は、演習を中心とした科目を配して関連する諸分野の知識を統合し、創造的な空間の提案を行なう能力を培う。
- 建築設計・計画分野では、高度な専門知識の基盤を備えるための講義を配し、機能的で美しい建築を計画・設計するための幅広い基礎知識を身につけるとともに、演習科目により自分のアイデアを表現する能力・技術を養う。
- 建築環境工学・設備分野では、高度な専門知識の基盤を備えるための講義・演習の複合型科目を配し、良好な建築環境を創造・維持するための幅広い基礎知識や技術を身につける。
- 構造力学・建築一般構造分野では、高度な専門知識の基盤を備えるための講義や講義・演習の複合型科目を配し、安全な建築構造物を計画・設計するための幅広い基礎知識や技術を身につける。
- 建築材料・生産分野では、高度な専門知識の基盤を備えるための講義や講義・演習の複合型科目を配し、建築の材料や施工法に関する幅広い基礎知識や技術を身につける。
- 共通科目では、高度な専門知識の基盤を備えるための講義を中心として、建築に携わる者が共通して備えるべき幅広い知識や倫理観を身につける。
機械工学科
機械工学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。なお、学修に際しては、日本技術者教育認定機構が定める国際基準に準拠したカリキュラムから構成される発展コースと、機械工学科の専門性を生かした実践コースのいずれかを選択する。
- コースごとの基本ポリシーに基づきそれぞれの学修を進める。
- 【発展コース】
- 専門共通科目では、社会における機械工学の位置付けと機械工学技術の役割を理解し、工学的倫理観を養う。
- 機械工学に関する実験・実習では、塑性、切削、鋳造、板金、溶接などの機械工作を体験学習するほか、材料、振動、流体、熱、制御、加工に関する実地課題に取りくみ、座学で学習した専門科目の理解を深める。
- コンピュータを用いた情報演習では、プログラミングを機械工学における主要な問題に適用し、工学上の課題を数値解析的に分析できる能力を育成する。
- デザイン能力を養うための開発プロセス発展演習では、グループで企画・設計・加工・組立て・分解から評価までの一連の機械ものづくりを体得し、豊富な発想力や想像力を養う。
- 工学コミュニケーション英語応用では、英語を用いて文化や言語が異なる人々と情報交換できる国際的なコミュニケーションの能力を養う。
- 【実践コース】
- 専門共通科目では、社会における機械工学の位置付けと機械工学技術の役割を理解し、工学的倫理観を養う。
- 機械工学に関する実験・実習では、塑性、切削、鋳造、板金、溶接などの機械工作を体験学習するほか、材料、振動、流体、熱、制御、加工に関する実地課題に取りくみ、座学で学習した専門科目の理解を深める。
- コンピュータを用いた情報演習では、プログラミングを機械工学における主要な問題に適用し、工学上の課題を数値解析的に分析できる能力を育成する。
- 機械工学の専門科目である材料力学、機械力学、流体力学、熱工学について、座学で学んだことを演習形式で復習することにより基礎・応用力を強化する。
- 【発展コース】
- 設計・製作分野では、ものづくりに必要な図面を作成する能力を養い、機械要素の強度や機能、選定方法および設計方法にかかる能力を養う。また、機械をつくるための材料、加工、製作、生産技術に関する基礎知識も学習し、CADを体得しコンピュータを利用して効率的に設計する能力を養う。
- 材料力学・機械力学分野では、機械構造物の設計・開発に必要な専門知識として、部材に作用する力や変形を明らかにし、適切な形状や寸法を定める能力を養う。また、運動と力の関係を学び、機械の運転に伴う振動現象を解析する能力を養う。
- 熱・流体分野では、エンジン、ボイラ、ターボ機械などのエネルギー機器や、流体が性能に大きく関与する飛行機、自動車など輸送機械の設計・開発に必要な専門知識として熱・流体現象を定式化する能力を養う。熱と流れの基礎理論を学び、サイクルの熱効率、仕事量、伝熱量、管内流れのエネルギー損失や物体に作用する流体力などを計算する能力を養う。また、エンジン、ターボ機械の作動原理、設計方法、問題点とその対策について考える力を養う。
- 計測・制御分野では、機械の性能や完成度を決定づける「ものを測って動かす」ための分野横断的かつ基幹的な学問分野を学習し、計測、制御、メカトロニクス、電気回路、ロボットの諸概念や基礎的な考え方を理解した上で、様々な現象を把握して機械をシステムとして捉えて解析し、目的を達成する制御系を設計する能力を養う。
電気電子システム工学科
電気電子システム工学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 電気電子システム工学が社会で果たす役割を認識し、サイエンスと関連づけながら電磁気学などの必要な基礎知識を身につける。
- 学んだ知識を実験・演習を通じて補完し、社会に出たときに活用できる、より実践的な能力を養う。
- 電気電子システム工学科の基礎として電気電子回路についての基礎知識を身につける。
- 電気を利用するために必要な材料やデバイスに関する知識を学び、他分野との関連性を意識できる応用力を獲得する。
- 電気をエネルギーとして活用するための発生から利用に関する知識を学び、他分野へ発展する応用力を獲得する。
- 電気電子分野に関わる制御や情報、通信の基本的な原理と応用に関する知識を学び、他分野と連携する応用力を獲得する。
電子情報システム工学科
(旧:電子情報通信工学科)
電子情報システム工学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 電子、情報、通信の基礎となる物理量、数式、用語について習熟し、協働作業を通じて問題解決能力とコミュニケーション能力を高めるとともに、コンピュータの仕組みと電気信号の扱い方を学び、その活用法を身に付け、電子、情報、通信分野の基本的なシステムの構築ができる能力を養う。またチームワークで課題を解決し、その過程と結果をまとめることができる、論理的思考能力とプレゼンテーション能力ならびにコミュニケーション能力を養う。
- 技術者倫理と国際社会について考え、技術者の役割を自覚して社会に貢献できる意識や力を養う。
- 電子・光工学の基礎となる材料物性と電子・光デバイスに関する知識を身につけ、それらを組み合わせた電子回路の知識と設計手法を学ぶことで、実用のシステムへ応用するための知識と能力を身につける。
- 現代において、身の回りにあるさまざまな装置、機器、組織、制度、方式は多様な機能要素の有効な組み合わせで作られたシステムである。昨今の複雑で困難な数々の問題解決にはシステム化技術が必須であり、それはシステム思考、システム構築、システム運用からなる。システム分野ではシステムの分析、設計、評価に必要不可欠な理論と技術を学ぶ。
- 情報通信に不可欠な数学的知識や電子機器の機能を関連付け、ディジタルデータを効果的に扱うことができるハードウエアとソフトウエアが融合した情報システム、及び情報を伝達する通信システムに関する知識を学び、習得した知識を実用システムの利用と開発に応用する能力を養う。
応用化学科
応用化学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 必修講義科目によって、化学技術に関する基礎知識と思考法および方法論を理解する能力を養う。
- 実験や演習(PBL)科目によって、化学技術者としての基礎学力と実践力を体系的に身につけ、様々な課題に対して積極的に挑戦し、他者と協働して解決できる能力を養う。
- 基幹および総合化学分野の選択科目によって、化学物質の取り扱いに関する知識や技術を身につけ、化学物質の有する機能・有用性を理解し、内包している危険性を認識できる能力を養う。
- 総合化学分野の選択科目によって、化学分野で必要となる信頼できる情報を収集する能力や一般社会に発信する能力を養う。
- 創成材料化学および環境生命化学分野の選択科目によって、持続的な社会を実現するために必要な地球環境に配慮した化学技術に関する教養ならびに化学技術者としての使命観や倫理観を養う。
- 創成材料化学分野の選択科目によって、新エネルギーを創出し生活を豊かにする新しい材料を設計・開発する基盤技術に関する教養ならびに思考能力を養う。
- 環境生命化学分野の選択科目によって、環境、生命、健康および食品が化学技術と深く関わっていることを理解し、新しい技術・製品を創出するために必要な応用展開力を養う。
- 卒業研究によって、学修した基礎学力を未知の課題解決に導く応用展開力を養うとともに、論文をまとめる論理的思考力、プレゼンテーション能力、およびコミュニケーション能力を養う。
環境工学科
環境工学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 基幹科目では、低年次で環境問題を定量的に分析する力、環境とエネルギーの諸問題に関わる実践的な実験と解析の技能を身につける。高年次では環境とエネルギー分野の専門的技術者として実験、調査、計画、設計を実践し、問題解決に導く力を身につける。
- 資源・エネルギー分野では、低年次で資源エネルギーについての知識を幅広く養い、環境施設の設計と運転に必要なエネルギー制御や資源サイクルの新技術に対応できる力を身につける。高年次では習得した知識と技術を、資源循環やエネルギー変換、熱エネルギー制御に応用する工学手法を身につける。
- 自然共生分野では、低年次で自然環境を化学的に分析するための基礎知識を身につけたうえで、高年次では自然環境の分析技術、自然環境を形成する生物の働きについて生物学的な知識を身につける。また、当該分野全体を通して生態系における物質とエネルギーの流れを物理化学的に理解する力を身につける。
- 都市代謝分野では、低年次で物質およびエネルギー収支の概念、地域における水と資源の制御に対するマクロな視点を身につける。高年次では環境質制御に対する理解を深めることで当該分野の知識を総合的に理解し、社会で役立つ実践的な素養を身につける。
- 技術一般分野では、低年次で自然環境や人間活動を評価、改善、計画立案する基本的手法を身につける。高年次では高度な解析能力を修得し、生活や産業活動を通じた環境の保全と活用に適用可能な実践的手法、計画能力、規範的な考え方を身につける。
生命工学科
生命工学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 生命工学の基礎的知識を修得し、ものづくり技術を実践的協働作業を通して身に付け、その歴史的・倫理的側面を理解し、さらにプレゼンテーションを通して国内外と情報交換する能力を身に付ける。
- 医工学の知識を修得し、医療・福祉分野における課題解決に応用する能力を身に付ける。
- 生命科学の知識を修得し、医薬品・食品・健康関連分野における課題解決に応用する能力を身に付ける。
ロボティクス&デザイン工学部 カリキュラム・ポリシー
ロボティクス&デザイン工学部ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づいて必要な科目を開設し、学習者が主体的に学修できる科目運営を取り入れるとともに、科目間連携を高めた体系的カリキュラムを編成する。
- 人文科学、自然科学、情報技術、数理・データサイエンス、経営、知的財産等に関する科目によって、技術者・デザイナーに求められる幅広い教養を養う。その前提として、日本語リテラシー(理解力・表現力)に関わる能力を高める。
- 継続的な英語教育によって、英語による基礎的コミュニケーション能力を養う。
- 必修・選択(選択必修を含む)科目によって、専門分野の広範な知識を体系的に身につける。
- 実験・実習・探求演習(Problem-Based Learning)の科目によって、自発的・継続的に学習する能力、論理的思考力ならびにコミュニケーション能力を養う。
- 技術者倫理に関する科目等によって、技術者としての使命感ならびに倫理観を養う。
- 学士課程教育の集大成となる卒業研究までの学修の積み重ねにより、自らの専門分野の特性を他分野の特性理解によって正しく把握し、協働によって課題を解決できる能力を養う。また、論文をまとめる論理的思考力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力等と目的・目標を完遂する行動特性を養う。
ロボット工学科
ロボット工学科のディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づきカリキュラムを編成する。
- 「専門横断科目」および「専門科目」では、実践的なものづくり、コンピュータリテラシーの強化、ロボット工学の専門的な技術・知識を修得する。
- 「専門科目」では、ロボット工学の視点から機械・電気電子・情報・計測制御などの幅広い工学的知識を体系的に獲得する。さらに実験や演習を通じて、理論と現実の違いを実感し問題解決能力を養う。
- 「専門横断科目」では、ロボットシステムを実装するために必要な、プログラミングやデザイン思考などの基礎スキルを身につける。
- 「卒業研究」では、学修の集大成として個々の科目で学んだ技術や知識を融合し、ロボット工学分野における専門職業人としての実践的能力を養う。
システムデザイン工学科
システムデザイン工学科のディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づきカリキュラムを編成する。
- 「専門横断科目」および「専門科目」では、デザイン思考に基づく実践的なものづくり、コンピュータリテラシーの強化、システムデザイン工学の専門的な技術・知識を修得する。
- 「専門科目」では、システムデザイン工学の視点から機械・電気・電子・情報・計測・制御・通信など幅広い工学的知識と技術を体系的に習得する。さらに演習にて、それらの知識と技術を融合的に活用する能力を養う。
- 「専門横断科目」では、人とモノと情報とを結びつける包括的システムの創出を実現するために、利用者や利用環境などを踏まえ身につけた技術を適用できるデザイン思考などの実践力と問題解決力を養う。
- 「卒業研究」では、学修の集大成として個々の科目で学んだ技術や知識を融合し、システムデザイン工学分野における専門職業人として実践的能力を養う。
空間デザイン学科
空間デザイン学科のディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づきカリキュラムを編成する。
- 「専門横断科目」および「専門科目」では、デザイン思考に基づく実践的なものづくり、コンピュータリテラシーの強化に関する教育を基礎として、空間デザインまたはプロダクトデザインの専門的な技術・知識を修得する。
- 「専門科目」では、専門領域を以下に掲げる「空間デザイン系」と「プロダクトデザイン系」ならびに両者に共通する「デザイン共通」に区分する。
- 「デザイン共通科目」では、①様々なデザイン活動の基礎となる技術や知識、②デザインにおける条件や制約に対応するために必要となるデザインの各種方法論、③環境・資源問題や、ライフスタイルの変化に即応するものづくりに必要となる知識、技術等を修得する。さらに、デザインの横断的理解により文化とテクノロジーを融合させるデザインの本質的意義と価値を理解する基盤を養成する。
- 「空間デザイン系科目」では、建築の基幹となる科目で建築士を業わざとする上で求められる知識を体系的に修得し、加えて「デザイン共通科目」からの発展として、空間デザインに特化し、技術、知識、方法論を深める。
- 「プロダクトデザイン系科目」では、マーケティングなど実社会でデザインを創出するための方法やデザイン史等に関する知識を体系的に修得し、加えて「デザイン共通科目」からの発展として、プロダクトデザインに特化し、技術、知識、方法論を高める。
- 「専門横断科目」では、グローバル社会に対応した価値あるデザインを創出するために、利用者や利用環境などを踏まえた技術の適用を実現できるデザイン思考などを養う。
- 「卒業研究」では、学修の集大成として個々の科目で学んだ技術や知識を融合して、実践的な作品制作や論文に取り組み、専門職業人としての基礎と総合的な能力を養う。
情報科学部 カリキュラム・ポリシー
情報科学部ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいて必要な科目を開設し、主体的に学修できる科目運営を取り入れるとともに、科目間の連携を高めた体系的カリキュラムを編成する。なお、学修に際しては、日本技術者教育認定機構が定める国際基準に準拠したカリキュラムから構成されるコンピュータ・サイエンスコースと、各学科の専門性を生かした総合コースのいずれかを選択する(データサイエンス学科を除く)。
- 豊かな人間性を養う共通教育
総合人間学系と総合理学系に関する教育を通して幅広い教養を身につけ、社会の多様化や高度情報化に柔軟に対応できる能力を育成する。また、キャリアデザインに関する教育により、大学での学修の動機付けを促し、社会人基礎力を養う。 - 実践的な情報技術者を育成する専門教育
a.情報科学の基礎となる「数理科学」では、情報数学、確率・統計などの数理科学的能力を養い、学科共通的な「専門基礎」では専門科目を体系的に学ぶ上で必要となる基礎的能力を育成する。
b.「データサイエンス」「情報知能」、「情報システム」、「情報メディア」、「ネットワークデザイン」の各分野の「基幹科目」、「応用科目」により専門性を高め、さらに「演習科目」での学修を通して専門分野を統合してシステムを設計、実装する能力を養う。 - 4年次ではそれぞれの学科で学んだ内容の集大成として「卒業研究」を行い、論理的思考力、コミュニケーションやプレゼンテーションの総合的能力の育成を図るとともに、社会における情報技術の役割や情報技術者の責任などについても理解を深める。
データサイエンス学科 ★2021年4月開設
データサイエンス学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 数理科学科目群では、専門科目を学ぶ上で必要となる数学の基礎を固める。
- 専門基礎科目群では、データサイエンスの意義やデータの収集、分析、活用に関する基本的な技法ならびに、ソフトウェアの仕組み、プログラミング言語、プログラミング技術、ネットワークの仕組み等の情報科学に関する基礎的知識を身に付ける。
- 基幹科目群では、大量のデータを収集し効果的に分析する技法ならびに情報システムを実際に構築するためのシステム技術を学び、システムの企画・計画を行うための技術を総合的に身に付ける。
- 応用科目群では、価値創造の対象となる企業や社会の仕組みと課題などについて理解し、かつ価値創造を提案するための幅広い素養を身に付ける。
- 演習科目群では、プログラミングの演習ならびにそれまでに学んできた知識を実際的な例題に適用する体験を通じて理解を深める。
- 卒業研究では、これまで学んだ専門知識を駆使し、協働しながら社会に新しい価値創造を企画・提案する実践的な能力を養う。
情報知能学科
(旧:コンピュータ科学科)
情報知能学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 数理科学系科目群では、専門科目を学ぶ上で必要となる数学の基礎を固める。
- 専門基礎科目群では、コンピュータのソフトウェア、ハードウェアおよびプログラミング技術、ならびにネットワークや組込みシステムの原理・仕組みについて学ぶことで、高度情報技術者として必須となる基礎的知識・技術を身に付ける。
- 基幹科目群では、アルゴリズムやオペレーティングシステムなどのソフトウェア技術およびコンピュータのアーキテクチャ、周辺回路などのハードウェア技術に対する理解を深め、情報セキュリティや情報技術者の責任などについて幅広く学ぶことにより、高度な情報機器および情報システムを構築する上で必要となる知識・技術を総合的に身に付ける。
- 応用科目群では、高度な情報機器および情報システムへの応用に向けた知能情報技術や知能制御技術、画像処理、信号処理などの各種専門技術について学ぶ。
- 演習科目群では、プログラミングの演習や、機器を使用した実験などを通じて、それまでに学んだ知識・技術を実体験により習得する。
- 卒業研究では、課題に対して論理的かつ計画的に問題解決する能力、他者とのコミュニケーションによる協働的な業務遂行能力および成果を文書やプレゼンテーションで示す能力を総合的に習得する。
情報システム学科
情報システム学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 数理科学に分類される数学系科目群では、専門科目を学ぶ上で必要となる数学の基礎を固める。
- 専門基礎科目群では、コンピュータのハードウェアとソフトウェアの仕組み、プログラミング言語、プログラミング技術、ネットワークの仕組み等について学び、情報システム構築に携わる上で必須となる基礎的知識を身につける。
- 基幹科目群では、情報システムを構成する要素技術、これらを統合して情報システムを実際に構築するためのシステム技術、さらには、情報システムの導入目的から解き起こしシステムの企画・計画を行うための技術を総合的に身につける。
- 応用科目群では、情報システムの多様な側面を理解し、かつ新しい技術を開拓していくため幅広い素養を身につける。
- 演習科目群では、各要素技術を実際的な例題に適用する体験を通じて理解を深めると共に、それらを統合して目的のシステムを構築するための設計・開発技術を身につける。
- 卒業研究では、これまで学んだ専門技術、知識を駆使し、協働しながら社会に役立つシステム、ソフトウェアを提案し、雛形のシステムの開発を行う実践的な能力を養う。
情報メディア学科
情報メディア学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 数理科目群では、専門科目を学ぶ上で必要となる数学の基礎を固める。
- 専門基礎科目群では、コンピュータのハードウェア、ソフトウェアならびにネットワークの原理・仕組みを広く学ぶ。同時に、メディアシステムなどの情報システムを構築するために必要となる、データ構造やアルゴリズム、データベース、情報セキュリティ、ソフトウェア開発技法などの基礎的知識・技術を習得する。
- 基幹科目群では、メディアデータの特性を理解し、コンピュータグラフィックス、画像処理、音響処理といったメディア情報処理の基本技術とヒューマンインタフェースや感性情報処理などの人間中心の設計理論・実現技法を身につける。同時に、情報技術が社会に与える影響を理解したうえで、情報技術者としての倫理的・社会的責任について幅広く学ぶ。
- 応用科目群では、より実践的なメディア情報技術を習得するため、高度な画像情報処理、音声情報処理、コンピュータグラフィックス、メディアインタフェース、Web技術などの技術を学ぶ。
- 演習科目群では、プログラミングの演習や、種々のメディアを使用した実験を通して、学んできた知識・技術を実体験により習得する。
- 卒業研究では、与えられた課題に対し目標、制約条件を整理した上で、情報技術を駆使して課題解決の方法を提案し、それを具現化する計画の立案ならびに継続的活動により計画内容を達成する方法を学ぶ。また、その結果の文書化やプレゼンテーションをする能力を総合的に習得する。
ネットワークデザイン学科
(旧:情報ネットワーク学科)
ネットワークデザイン学科ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を備えた人材を育成するために、以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成する。
- 数理科学系科目群では、専門科目を学ぶ上で必要となる数学の基礎を固める。また、キャリア教育科目や基幹科目の情報技術者論を通じて主体的に進路を選択する力を体系的に身につけ、情報技術者倫理や社会的貢献への意欲・態度を養う。
- 専門基礎科目群では、コンピュータのハードウェア、ソフトウェアの原理と仕組み、情報ネットワークの基礎となる通信理論、ネットワークプロトコルや情報セキュリティの基本、ならびに、コミュニケーションソフトウェアの基礎としてプログラミング技法を学び、情報ネットワークの構築と応用を実践するための基礎知識を身につける。
- 基幹科目群では、ネットワークシステム、情報セキュリティ、コミュニケーションソフトウェアに関する基礎技術を学び、これらを総合して現実の問題解決に応用するための実践的技術を身につける。情報ネットワークの社会に及ぼす影響と役割を総合的に理解し、情報技術者として社会的責任を認識でき、適切な発信ができる能力を身につける。
- 応用科目群では、ネットワークアプリケーション開発に必要となるシステムプログラムやヒューマンインターフェース技術、シミュレーション技術など、情報ネットワーク技術の応用技術を身につける。
- 演習科目では、専門基礎科目群、基幹科目群で学んだ要素技術に関連する演習を通じて、基本的な情報ネットワークシステム、セキュリティシステム、サーバシステム、コミュニケーションソフトウェアの開発技術を身につける。
- 情報ゼミナールや卒業研究では、学んだ専門知識や技術を生かして、社会のニーズに応えるネットワークシステム、セキュリティシステム、ネットワークアプリケーションの提案や試作を行い、問題解決能力や技術文書作成・発表能力などの総合的能力を身につける。
知的財産学部 知的財産学科 カリキュラム・ポリシー
知的財産学部ディプロマ・ポリシーに示した能力を備えた人材を育成するために、次の方針に基づきカリキュラムを編成する。
- 導入領域および教養領域、展開領域、連携領域における諸科目を通じて、知的財産に関わる専門職業人に求められる幅広い教養と社会人基礎力を身に付ける。
- 専門領域の基幹科目と知的財産法科目および技術&専門科目を通じて、知的財産法を体系的に理解し、その理解を知的財産の創造、保護、活用のために応用する能力を身に付ける。
- 専門領域の基幹科目、技術&専門科目、探求科目および研究科目を通じて、知的財産の創造、保護および活用のために必要な技術、意匠、ブランド、コンテンツまたはビジネスに関する知識、ならびに数理・データサイエンスをもとに経済社会の現状を捉える手法を修得することで知的財産を経済社会で活用するための実践的能力を身に付ける。
- 専門領域の探求科目と研究科目を通じて、知的財産関連実務において生起する諸課題を自ら発見し、その解決のための調査、検討を行う能力を身に付ける。
- 教養領域および展開領域の実践英語科目、専門領域の国際法・比較法関連科目を通じて、知的財産実務で活用できる英語力と国際性を身に付ける。
大学院 カリキュラム・ポリシー
大学院 工学研究科
(博士前期課程)
博士前期課程での学修は、学士課程教育での学習成果を踏まえて、より高度な専門性とともに、高い倫理性、他分野技術に対する幅広い理解を目指すものである。専門領域と隣接領域を相補的に捉え、分野融合的な教育研究を実現できるカリキュラムを編成する。
開講する科目を「専門」、「専門横断」および「共通横断」の3つに区分し、これらの科目群の単位修得によりディプロマ・ポリシーの達成を目指す。
- 「専門」は専攻ごとに複数の分野に分割し、各専攻に設置しているコースごとの目標達成に必要な科目群を置いている。これらの科目を履修することで、各コースが求める専門性を高め確かな知識と研究能力を修得する。
- 「専門横断」においては、工学研究科の各専攻における幅広い専門教育を進めるための科目群を置き、多面的視点から課題解決を行う技術やツールを身につける。
- 「共通横断」として、研究科全体にまたがる科目群として「数理科目」および「学際科目」を置き、専門職業人あるいは高度専門職業人としての共通基盤として、専門教育・研究活動に必要な幅広い工学分野の知識の獲得と英語力を醸成する。
(博士後期課程)
- 産官学の第一線で活躍できる優れた研究者および高度専門職業人を養成することを目的とした専門科目である特殊研究科目を各専攻内に複数配置し教育研究の指導体制を編成する。
建築・都市デザイン工学専攻
(博士前期課程)
建築・都市デザイン工学での技術革新を先導的立場で推進できる高い専門知識と技能を有した技術者を育成するために、「専門」、「専門横断」、「共通横断」の区分に基づいて教育課程を編成する。
- 「専門」では、講義、演習、およびゼミ形式の授業により高度で幅広い知識・技術を身につける。
- 「専門横断」では、研究の基礎となる文献調査(必修)ならびに特色のある実践的な演習を通して研究にかかる基礎力を養うとともにその他の科目で社会の要請に応える防災や職能に関する基礎知識を身につける。
- 「共通横断」では、数理科目と学際科目を置き、専門教育・研究活動に必要な工学分野の知識と語学力を身につける。また、企業などでのインターンシップ等を行う実習形式の科目により実践的・実務的な知識と技術を修得する。
(博士後期課程)
- 専攻が包含する幅広くかつ深い知識と見識とを持ち、総合的な視点から課題の発見・解決に取り組み、社会の持続可能な発展に貢献する能力を身につける。
- 建築学や都市デザイン工学における幅広い知識や高度な技術的能力を修得し、専門性のたいへん高い課題に自律的に取り組み、合理的かつ適正な解決策を導き出す能力を身につける。
- 科学技術の社会的貢献と地球環境への影響を自覚し、高い倫理観をもち、多言語的なコミュニケーションおよびプレゼンテーション能力を身につけ、さまざまな情報の受発信を円滑に行える能力を身につける。それをもとに他者と協働しながら、チームの中でも特にリーダーシップを発揮する能力を身につける。
建築学コース
(博士前期課程)
- 「専門」では、講義、演習、およびゼミ形式の授業によって高度で幅広い知識・技術を身につける。
- 「専門横断」では、研究の基礎となる文献調査(必修)ならびに特色のある実践的な演習を通して研究にかかる基礎力を養うとともに、社会の要請に応える職能に関する基礎知識を身につける。
- 「共通横断」では、数理科目および学際科目を置き、専門教育・研究活動に必要な工学分野の知識と語学力を身につける。また、企業などでのインターンシップ等を行う実習形式の科目により実践的・実務的な知識と技術を修得する。
(博士後期課程)
- 専攻が包含する幅広く、かつ深い知識と見識とを持ち、総合的な視点から諸課題の発見と解決に取り組み、社会の持続可能な発展に貢献する能力を身につける。
- 建築学における高度な技術的能力を修得し、専門性の高い課題に対して自立的に取り組み、合理的かつ適正な解決策を導き出す能力を身につける。
- 科学技術の社会的貢献と地球環境への影響を自覚し、高い倫理観をもち、多言語的なコミュニケーションおよびプレゼンテーション能力を身につけ、さまざまな情報の受発信を円滑に行える能力を身につける。それをもとに他者と協働しながら、チームの中でも特にリーダーシップを発揮する能力を身につける。
都市デザイン工学コース
(博士前期課程)
- 社会基盤のデザイン・計画、都市・地域空間の創造と保全に関する高度な専門知識と技術を身につける。
- 建設材料の特性を理解し、それらを利用した橋梁をはじめとする様々な構造物の計画、設計、施工、維持管理に関する高度な専門知識と技術を身につける。
- 社会基盤施設を支える地盤や土構造物の設計、施工、維持管理に関する高度な専門知識と技術を身につける。
- 河川・海岸にかかわる防災、利用、環境のための計画、調査分析、設計、維持管理に関する高度な専門知識と技術を身につける。
(博士後期課程)
- 社会基盤のデザイン・計画、都市・地域空間の創造と保全に関する高度な専門知識と技術にもとづいて、独自の視点から課題発見と解決に向けて自己実現することができる能力を身につける。
- 建設材料の特性を理解し、それらを利用した橋梁をはじめとする様々な構造物の計画、設計、施工、維持管理に関する高度な専門知識と技術にもとづいて、独自の視点から課題解決に向けて自己実現することができる能力を身につける。
- 研究者、技術者として社会基盤施設を支える地盤や土構造物の設計、施工、維持管理に関する高度な専門知識と技術にもとづいて、独自の視点から課題解決に向けて自己実現することのできる能力を身につける。
- 河川・海岸にかかわる防災、利用、環境のための計画、調査分析、設計、維持管理に関する高度な専門知識と技術にもとづいて、独自の視点から課題解決に向けて自己実現することができる能力を身につける。それをもとに他者との協働、その中で特にリーダーシップを発揮する能力を身につける。
電気電子・機械工学専攻
(博士前期課程)
電気電子工学・機械工学での技術革新を先導的立場で推進できる高い専門知識と技能を有した技術者を育成するために、「専門」、「専門横断」、「共通横断」の区分に基づいて教育課程を編成する。
- 「専門」として「エレクトロニクス・情報分野」、「電機・制御分野」、「機械工学分野」を置き、それぞれ電気電子工学コース、機械工学コースのディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するための技術力を養う。
- 「専門横断」では研究分野の専門知識・技能を深めるとともに、他の工学分野と共通する工学知識を修得する。
- 「共通横断」では数理分野、語学から社会倫理におよぶ幅広い知識を修得することにより、ユニバーサルな観点にたった的確なものの見方と考え方を確立する。
(博士後期課程)
- 電気電子工学特殊研究、電子工学特殊研究、電気工学特殊研究および機械工学特殊研究を置き、電気電子・機械工学専攻が包含する幅広い技術基盤をもとにして、研究課題の発見ならびに問題解決するための能力を身に付ける。
電気電子工学コース
(博士前期課程)
- 「専門」に「エレクトロニクス・情報分野」、「電機・制御分野」を置き、学士課程教育で培ったエンジニアとしての能力をさらに高度化する。また、高度な基礎理論から最新の応用技術にわたる幅広い専門知識と先端技術のみならず、最新の専門的理論や最先端の応用技術を体系的に修得する。同時に国内外の関連する文献を調査・要約・整理してまとめた内容を的確に伝達する能力を養成するとともに、国内外での研究発表を通じて、自身の考えや研究成果を的確に伝達して議論できるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を身に付ける。
- 「専門横断」では、研究分野の専門知識・技能を深めるとともに、他の工学分野と共通する工学知識や技術を修得する。
- 「共通横断」では数理分野、語学から社会倫理におよぶ幅広い知識を修得することにより、ユニバーサルな観点にたった的確なものの見方と考え方を確立する。
(博士後期課程)
- 電気電子工学における高度な専門知識および先端技術を習得し、自ら独創的な研究課題を設定し、自立して研究を遂行できる先進的能力を身に付ける。
- 電気電子工学の専門分野に留まらず自然科学の知識を身に付け、新たな知見を得るための能力および専門知識を応用できる能力を身に付ける。さらに、他の研究者と協働しながら課題解決を主導できる能力を身に付ける。
- 国際的な場における研究発表や議論を通して、グローバルに活躍できる研究者として不可欠なプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、リーダーシップの醸成を図るとともに、情報発信能力を身に付ける。
機械工学コース
(博士前期課程)
- 「専門」の「機械工学分野」に「材料・機械力学」、「熱・流体」、「設計・製作」を置き、学士課程教育で培ったエンジニアとしての能力をさらに高度化する。
- 複雑・多様化する機械工学の課題を解決する、行動力ある実践的な能力、現象の分析・理解、対策の考察、革新的な機械システム構築あるいは性能評価・機能創生することのできる能力を修得する。また、複雑・多様化する機械工学分野の研究課題を積極的に遂行する能力を醸成する。
(博士後期課程)
- 機械工学における各研究分野に関する倫理観と研究能力を高め、機械工学技術者として不可欠な、数学や物理などの自然科学と機械工学の概念設計・詳細設計・製作などに関する基礎的な知識と技術、問題解決能力を養成する。それらを実際に活用し、現象の分析・理解、対策の考察、革新的な機械システム構築あるいは性能評価・機能創生できる能力を身に付ける。
- 国内外の学会等における研究発表に必須となるプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を養う。
化学・環境・生命工学専攻
(博士前期課程)
化学・環境・生命工学での技術革新を先導的立場で推進できる高い専門知識と技能を有した技術者を育成するために、「専門」、「専門横断」、「共通横断」の区分に基づいて教育課程を編成する。
- 「専門」として「物質・材料分野」「環境ソリューション分野」「生命・医工学・食品分野」を置き、それぞれ応用化学コース、環境工学コース、生命工学コースのディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するための能力を養う。
- 「専門横断」においては、化学・環境・生命工学専攻の幅広い技術を理解し、それらをもとに研究を進めるための科目群を置き、幅広い視点から課題解決を行う技術やツールとともに倫理観およびコンプライアンスに関する認識を身につける。
- 「共通横断」には数理科目および学際科目を置き、専門教育・研究活動に必要な工学分野の知識と英語力を身につける。
(博士後期課程)
- 応用化学特殊研究、環境工学特殊研究および生命工学特殊研究を置き、化学・環境・生命工学専攻が包含する幅広い技術基盤をもとにして、課題発見ならびにその解決に当たるための能力を身につける。
応用化学コース
(博士前期課程)
- 「専門」としての「物質・材料分野」では化学技術の基盤となる知識や方法論を確実に身につけ、化学物質が関わる諸課題の解決に携わるための技術を高度化する。特に、「物質・材料研究特論aおよびb」において、化学に関わる研究活動を実施するための基本的な考え方と成果を発信するための技術を獲得する。
- 「専門横断」においては、化学・環境・生命工学専攻の幅広い技術を理解し、それらをもとに研究活動を進めるための科目群を置き、幅広い視点から課題解決を行う技術やツールを身につける。特に、「基盤テクノロジーセミナーaおよびb」ならびに「研究倫理特論」においては研究活動を始めるに当たっての、さまざまな情報収集および評価法などを修得し、また技術者倫理をはじめとする専攻分野に関わる倫理観を醸成する。
- 「共通横断」には数理科目および学際科目を置き、専門教育・研究活動に必要な工学分野の知識と英語力を増進する。
(博士後期課程)
- 複数教員が担当する応用化学特殊研究によって化学および応用化学が包含する幅広い技術基盤をもとにして、課題発見ならびにその解決に当たるための能力を身につける。
環境工学コース
(博士前期課程)
- 「専門」としての「環境ソリューション分野」では環境工学の基盤となる知識や方法論を確実に身につけ、資源・エネルギー、都市代謝、自然共生に携わるための技術を高めていく。特に、「環境工学研究法aおよびb」において、環境工学に関わる研究活動を実施するための基本的な考え方と成果を発信するための技術を高度化する。
- 「専門横断」においては、化学・環境・生命工学専攻の幅広い技術を理解し、それらをもとに研究を進めるための科目群を置き、幅広い視点から課題解決を行う技術やツールを身につける。特に、「基盤テクノロジーセミナーaおよびb」ならびに「研究倫理特論」においては研究活動を始めるに当たっての、さまざまな情報収集および評価法などを修得し、また技術者倫理をはじめとする専攻分野に関わる倫理観を醸成する。
- 「共通横断」には数理科目および学際科目を置き、専門教育・研究活動に必要な工学分野の知識と英語力を増進する。
(博士後期課程)
- 複数教員が担当する環境工学特殊研究により環境技術が包括する幅広い技術基盤をもとにして、課題発見ならびにその解決に当たるための能力を身につける。
生命工学コース
(博士前期課程)
- 「専門」としての「生物・医工学・食品分野」では生命工学の基盤となる知識や方法論を確実に身につけ、生命工学に携わるための技術を高めていく。特に、「生命工学研究法aおよびb」において、生命工学に関わる研究活動を実施するための基本的な考え方と成果を発信するための技術を高度化する。
- 「専門横断」においては、化学・環境・生命工学専攻の幅広い技術を理解し、それらをもとに研究を進めるための科目群を置き、幅広い視点から課題解決を行う技術やツールを身につける。特に、「基盤テクノロジーセミナーaおよびb」ならびに「研究倫理特論」においては研究活動を始めるに当たっての、さまざまな情報収集および評価法などを修得し、また技術者倫理をはじめとする専攻分野に関わる倫理観を醸成する。
- 「共通横断」には数理科目および学際科目を置き、専門教育・研究活動に必要な工学分野の知識と英語力を増進する。
(博士後期課程)
- 複数教員が担当する生命工学特殊研究により生命工学分野が包括する幅広い技術基盤をもとにして、課題発見ならびにその解決に当たるための能力を身につける。
大学院 ロボティクス&デザイン工学研究科
(博士前期課程)
博士前期課程での学修は、学士課程教育での学習成果を踏まえて、より高度な専門性とともに高い倫理性、他分野技術に対する幅広い理解を目指すカリキュラムを編成する。開講する科目を「専門」、「専門共通分野」、「学際分野」の3分野に区分し、これらの科目群の単位修得によりディプロマ・ポリシーの達成を目指す。
- 「専門」では、以下に掲げる各専門分野の確かな知識を修得する。
- 「ロボティクス分野」では、メカニズム、センシング、アクチュエーション、コントロール、シミュレーションとそれらの統合などロボティクスに関する実践的な素養を身につける。
- 「システムデザイン分野」では、高機能社会に必要なユーザ中心設計、インタラクションデザイン、ヒューマンインタフェース技術、センシング技術、システムの知能化・多目的最適化などに関わる素養を身につける。
- 「プロダクトデザイン分野」では、工業デザインを中心に幅広くデザインに関わる学修を通して理論および実践で高度なデザイン方法論を身につける。
- 「建築デザイン分野」では、都市から建築、インテリアに至る幅広い視野に立ち、文化とテクノロジーの両面をつなぐ包括的な建築知識を習得するとともにプロジェクトの現場で活躍するための実践的な専門力を身につける。
- 「専門共通科目」では、修士の学位に相応しい研究遂行能力、ならびに高度な工学的課題解決に必要な理系基礎力とデザイン思考に関わる資質を向上する。
- 「学際分野」では、高度専門職業人の基礎的な素養である日本語・英語を中心とした語学応用能力を養う。
(博士後期課程)
博士後期課程では、人々の豊かな暮らしを実現する、革新性のある工学的な知識・技術の活用を創出するイノベーションリーダーを養成することを目的とした特殊研究科目を複数開設し教育研究の指導体制を編成する。
- 「ロボティクス特殊研究」では、ロボティクス技術に関する高度に専門的な技術を習得することを通して、プロジェクトリーダーなど研究・開発マネージャーとしてグローバルに活躍できるポテンシャルを養う。
- 「システムデザイン特殊研究」では、ユーザ中心のシステムデザインに関する高度な技術を駆使し、デザイン思考を基盤として、人の感性に適応し革新的な生活支援IoT機器やサービスを実現するための研究開発をグローバルにリードする資質を養う。
- 「プロダクトデザイン特殊研究」では、プロダクトデザインに関係する高度なテクノロジーを駆使し、高度なデザインを実現するためにグローバルに活躍できる資質素養を養う。
- 「建築デザイン特殊研究」では、社会を取り巻く空間に対するニーズの変化や構築技術の発展に対応しながら、研究者としてグローバルに活躍できる資質を養う。
大学院 情報科学研究科
(博士前期課程)
情報科学分野の社会的ニーズに応えるため、国際的に通用する高度な知識と創造的な能力に富み、また起業家精神をもった情報技術専門職業人を育成することを目標としてクォータ制のもと「情報基礎」、「情報専門」、「実習」、「研究」の各領域を設けてカリキュラムを編成する。
- 「研究」領域では、「情報科学研究」として特定のテーマについて研究し、修士論文として発表できる能力を養う。
- 研究科の特徴的な領域とし位置づけている「実習」では、「情報科学演習(学内)」や「情報科学演習(海外)」、「インターンシップ」などの科目を通じた実習を行い、広い視野と実践的技術力を養う。
- 社会的な課題に対してクラウド技術等を活用できる技術者育成を目指して、関西圏の他大学院とも連携したアクティブラーニング型教育により実践力と応用力を高める。
(博士後期課程)
情報科学分野の第一線で活躍できる優れた研究者を養成すること、および社会人を再教育して高度専門職業人を養成することを目的とした特殊研究科目を複数開設し教育研究の指導体制を編成する。
- 計算機工学・ソフトウェア領域
- 認識・情報メディア領域
- 情報システム・通信ネットワーク領域
専門職大学院 知的財産研究科
「イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識・技能を備えるとともに、法律的素養、国際的な視野およびビジネス感覚をもった高度な専門的職業人を養成する」との教育目標を実現するために教育課程を体系的に編成する。具体的には、教育課程に次の領域を設定する。
- 主として知的財産に関する法律の教育に重点をおく領域(基幹法領域)
- イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識や技能に関する教育に重点をおく領域(イノベーション支援領域)
- 国際的な知的財産の保護と活用に関する教育に重点をおく領域(グローバル領域)
- 主として知的財産のビジネスへの利用に関する教育に重点をおく領域(ビジネス領域)
- 上記1)~4)の複数の領域にわたる総合的な教育に重点をおく領域(分野横断領域)
- 知的財産に関する問題を調査・研究する領域(研究領域)
学部 ディプロマ・ポリシー
工学部 ディプロマ・ポリシー
4年以上在学して所定の単位を修得し、授業や卒業研究を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して卒業を認定し、学士(工学)の学位を授与する。
- 実践力のある専門的技術者となるべく、在学中だけでなく生涯にわたって主体的に学修活動を積み重ねる関心と意欲を持続できる。〔主体的に生涯学習を継続する意欲と関心〕
- 人文社会科学や自然科学・情報技術など、技術者に求められる幅広い教養とスキルを身につけそれらを活用できる。〔技術者に求められる文・理・情報系の素養〕
- 専門分野の知識・技術を体系的に理解し、社会や時代の要請に応じてそれらを実践的に適用できる。〔専門分野の知識・技術(詳細は学科DP)〕
- 技術者および社会人としてふさわしいコミュニケーション能力を備え、他者の意見・意向を正確に把握するとともに、自らの意見・意向を的確に表現し、相互理解のもとで議論することができる。〔相互に理解し議論するコミュニケーション力〕
- 社会的な課題の解決に向けて、他者と積極的に協働して取り組むことができる。〔他者との協働による課題解決力〕
- 地球的な視野に立ち、持続的な社会の維持・発展に向けた技術者としての使命観や倫理観を備え、社会に能動的に貢献する行動ができる。〔社会に対し能動的に貢献する行動力〕
都市デザイン工学科
建築学科
機械工学科
電気電子システム工学科
電子情報システム工学科
(旧:電子情報通信工学科)
応用化学科
環境工学科
生命工学科
ロボティクス&デザイン工学部 ディプロマ・ポリシー
4年以上在学して所定の単位を修得し、授業や卒業研究を通して、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して卒業を認定し、学士(工学)の学位を授与する。
- 専門分野はもとより、人文・社会・自然科学その他幅広い知識・教養を身につけ、生涯に亘って「考え続ける」ための柔軟で粘り強い思考力の礎を築き行動できる。〔幅広い知識・教養を修得し生涯学習を継続できる思考力〕
- 専門分野に関する体系的な学習内容を含む知識・技術を活用し、具体的な課題解決のプロセスをデザインできる。〔専門分野の知識・技術を活用する課題解決の過程デザイン〕
- ユーザの視点で社会などの課題に対して他者との協働により解決に取り組むことができる。〔他者との協働によるユーザ視点の課題解決力〕
- 技術者としての倫理観、使命感を確立し、生涯に亘り学び続ける必要性を認識し、その姿勢を身につけ行動できる。〔技術者としての倫理観・使命感に基づく行動力〕
- 的確な表現方法・技術を用いたコミュニケーション(英語によるコミュニケーション、視覚効果を考慮したプレゼンテーションなどを含む)によって、自らの考えを伝え、他者の理解や共感を導き出せる。〔相互に理解して共感を導くコミュニケーション力〕
ロボット工学科
システムデザイン工学科
空間デザイン学科
情報科学部 ディプロマ・ポリシー
4年以上在学して所定の単位を修得し、授業および卒業研究を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して卒業を認定し、学士(情報学)の学位を授与する。
- 各種システムを開発することのできる専門能力
- 数学・自然科学など理工系の専門基礎知識、およびハードウェア・ソフトウェア・システムに関する専門知識を持ち、高度情報化社会のためのシステム開発に活用できる。〔理工系の基礎知識と専門的知識を活用する能力〕
- 豊かな感性・論理的な思考力と柔軟な発想力や正確かつ論理的に情報を伝えるコミュニケーション能力を持ち、他者と協働して活動できる。〔豊かな感性・論理的な思考力と柔軟な発想力およびコミュニケーション能力〕
- 自然と人間が共生する、豊かで安心できる社会の実現に必要な人間力
- 自然、社会、文化に対する広い人間的素養を持ち、地球的視野で物事を考え行動できる。〔自然、社会、文化に対する広い人間的素養〕
- 責任感、倫理観、実行力を持ち自律的に判断し行動できる。〔責任感、倫理観、実行力〕
- 新しいものごとへの強い関心・興味を持ち、自主的・継続的に学習することができる。〔自主的・継続的に学習する能力〕
データサイエンス学科 ★2021年4月開設
情報知能学科
(旧:コンピュータ科学科)
情報システム学科
情報メディア学科
ネットワークデザイン学科
(旧:情報ネットワーク学科)
知的財産学部 知的財産学科 ディプロマ・ポリシー
4年以上在学して所定の単位を修得し、授業および卒業研究を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して卒業を認定し、学士(知的財産学)の学位を授与する。なお、特に優秀な成績を修めた者は、3年間で卒業し、知的財産専門職大学院に進学することができる。
- 人文・社会科学、自然科学を含め、知的財産の創造、保護および活用を行う上で必要となる幅広い教養を身に付けそれらを活用できる。【基礎学力、教養】
- 知的財産法を法体系に基づいて理解し、その理解を知的財産の創造、保護、活用のために応用することができる。【知的財産法の体系的理解力、法的思考力】
- 知的財産の創造、保護および活用のために必要な技術、意匠、ブランド、コンテンツまたはビジネスに関する知識、ならびに知的財産を経済社会で活用するための実践的能力を身に付けそれを実践できる。【技術、意匠、ブランド、コンテンツ、ビジネスに関する理解と実践力】
- 知的財産関連実務で生起する課題を自ら発見でき、その解決のため調査、検討を行うことができる。【問題解決力】
- 知的財産のグローバルな創造、保護および活用を行うための、英語力と国際性を身に付け活動できる。【国際性】
大学院 ディプロマ・ポリシー
大学院 工学研究科
(博士前期課程)
博士前期課程に2年以上在学して所定の単位を修得し、授業や研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、修士(工学)の学位を授与する。
(2)学士課程教育で得た成果をさらに高め、専攻における専門性と隣接する知識を総合して課題解決に取り組むことができる。
(3)研究活動を介して、課題内容を理解し解決策を導くことができ、倫理観をもって他者との協働による課題解決に取り組むことができ、説明することができる。
(博士後期課程)
博士後期課程に3年以上在学して所定の単位を修得し、研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、博士(工学)の学位を授与する。
(2)外国語を含めた論理的言語表現能力、プレゼンテーション能力およびコミュニケーション能力により、教育・研究内容を他者に伝え、他者の意見も理解し、リーダーシップを発揮することができる。
建築・都市デザイン工学専攻
(博士前期課程)
(博士後期課程)
建築学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
都市デザイン工学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
電気電子・機械工学専攻
(博士前期課程)
(博士後期課程)
電気電子工学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
機械工学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
化学・環境・生命工学専攻
(博士前期課程)
(博士後期課程)
応用化学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
環境工学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
生命工学コース
(博士前期課程)
(博士後期課程)
大学院 ロボティクス&デザイン工学研究科
<博士前期課程>
<博士後期課程>
大学院 情報科学研究科
<博士前期課程>
<博士後期課程>
専門職大学院 知的財産研究科
「イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識・技能を備えるとともに、法律的素養、国際的な視野およびビジネス感覚をもった高度な専門的職業人を養成する」との教育目標に即して、専門職学位課程に2年以上在学して所定の単位を修得し、授業や研究活動を通じて、下記に掲げる能力の到達状況を総合的に見て高度な専門的職業人にふさわしいと判断できる学生に対して修了を認定し、知的財産修士(専門職)の学位を授与する。
(2)知的財産に関する法律知識を知的財産の保護と活用に関する業務に適用することができる。
(3)国際的な知的財産に関する知識をグローバルな企業活動に適用することができる。
(4)知的財産のビジネス利用に関する知識を知的財産マネジメントの業務に適用することができる。