履修について
履修申請

大学では高校までと違い、毎年その年度に自分が履修しようとする授業科目を申請し、許可を得なければなりません(1年次は一部授業時間割表どおりに授業を受ける「モデルコース」が設定されています)。この手続を「履修申請」といいます。履修申請を怠った場合、授業を受け、試験で良い成績をとっても無効になりますので注意してください。また、学則・履修規定等の諸規則に違反して、許可条件に合わない申請をした場合も同様です。
毎年3月下旬あるいは4月上旬、履修申請に先立って行われる履修ガイダンスにおいて、「履修申請要領」が配付されますので、これを精読し、申請上の諸注意・諸規則をよく理解して正しい申請手続をしてください。
なお、卒業に関わる科目として、1年間に履修申請できる単位数は44単位以内です。ただし、2017年度以前入学の工学部、情報科学部、知的財産学部は48単位以内、2021年度以前入学のロボティクス&デザイン工学部は48単位以内となります。
ガイダンス等についての掲示
工学部・知的財産学部…UNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)
ロボティクス&デザイン工学部…電子掲示板、UNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)等
学業成績
学業成績は、試験の成績のほか、日常の学修状況等を勘案して皆さんの勉学内容が評価されます。従って、実験や製図など試験が実施されない授業科目はもちろん、外国語など出欠を重んじる授業科目については、特に平常の成績が大切だといえます。
学業成績の評価基準および表示
表示 | N | G | A | B | C | D | F | * |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
点数等 | 認定 | 演習等 | 100~90 | 89~80 | 79~70 | 69~60 | 59~0 | 評価不能 |
合否 | 合格 | 不合格 |
(注)
- 定期試験等非受験、レポート未提出および授業に出席していないなどにより、成績の評価ができない場合は「*評価不能」と表示します。
- 点数等で評価できない、演習等一部の授業科目の合格は「G」で表記する場合があります。
学業成績の発表
学業成績の発表は、9月(前期)と2月(後期)に「学業成績簿」を交付する形で行います。交付日時・場所については掲示しますので注意してください。
また、授業担当者によっては、適宜中間発表が行われることもあります。
なお、クォーター科目(前半)の学業成績発表は、Web公開のみとし、6月(前期前半)と12月(後期前半)に行います。
GPA(グレードポイントアベレージ)
本学では、2010年度(2010年度入学生から適用)から学業成績を総合的に判断する指標として、GPA(グレードポイントアベレージ)制度を導入しました。GPAは、単位取得という学修の"量"だけでなく、その"質"も含めて判断する指標で、学修の到達度を明確に示すことができます。すなわち、GPA値を見ることで、自身の成績の位置づけについてより詳細に理解できるようになります。学生の皆さんには、自主的な学修をより一層推進するための指標としてこの数値を活用し、計画的な履修管理と責任、履修登録科目の意欲的な学修などに効果が出ること期待します。なお、授業の長期欠席、定期試験や小テストの未受験、あるいは単位取得の放棄などは、最終的にGPA値を下げることとなりますので、注意してください。
GPAの表記と計算
GPAの計算は、成績評価のうち、Aにつき4.0、Bにつき3.0、Cにつき2.0、Dにつき1.0をそれぞれ評価点として与え、各授業科目の評価点にその単位数を乗じた積の合計を、履修登録科目の総単位数で除して算出し小数点第2位まで表記します。(小数点第3位を四捨五入)
GPAは、学業成績簿につぎの3種類の方法で算出した数値を表記し運用します。
- T-GPA(総累計):入学後からこれまで履修登録した科目の成績を基礎数値として算出
- S-GPA(当該学期):各学期に履修登録した科目の成績のみを基礎数値として算出
- Y-GPA(当該年度):各年度に履修登録した科目の成績のみを基礎数値として算出
GPAの計算式

GPAの計算対象外の授業科目は、成績評価がN、Gで表示された科目、ならびに卒業要件に含まれない科目のほか、学部によって別に定めています。
履修登録科目の履修辞退
この制度は、履修申請して授業に出たものの、授業内容が自分の勉強したいものと違っていた、あるいは申請した授業科目すべてに手が回らないなど、そのままでは単位を修得することが難しいと判断される際に、自らの判断により各期の履修辞退期間に履修を辞退することができる制度です。この申請を希望する場合は、各学部の「履修申請要領」に記載された内容に従って手続きを行ってください。履修を辞退した科目は、GPAの算出には影響しませんが、履修許可科目の単位数にカウントし履修単位数の上限に含みますので注意してください。
年間の履修単位数の上限とGPAの活用
GPA値が高い成績優秀学生には、学部、入学年度により次年度の履修申請時の「年間の履修単位数の上限」を超える履修科目の登録を認めます。また、成績不振学生に実施する修学指導や履修指導にもGPA値を活用します。詳細は各学部の「履修申請要領」に記載しています。
単位認定
在学中に取得した資格等を本大学の授業科目の単位として、認定できる場合があります。必要な手続については履修ガイダンス等で指示しますので、単位認定を希望する場合は、必ず期限内に手続を取るようにしてください。
授業について
各授業科目については各年次ごとに授業時間割が編成され、毎学年度ごとに行われる履修ガイダンスで各自に配付されます。日時・場所等については、掲示板で連絡しますので、注意して掲示板を見てください。
授業時間
全学部、大学院工学研究科・ロボティクス&デザイン工学研究科・情報科学研究科 | 大学院知的財産研究科 | ||
---|---|---|---|
大宮・梅田・枚方キャンパス | 大宮キャンパス | 梅田キャンパス | |
1時限 | 9:10~10:50 | 9:20~10:50 | ー |
2時限 | 11:00~12:40 | 11:10~12:40 | |
3時限 | 13:30~15:10 | 13:40~15:10 | |
4時限 | 15:20~17:00 | 15:30~17:00 | |
5時限 | 17:10~18:50 | 17:20~18:50 | 16:50~18:20 |
6時限 | 19:00~20:40 | ー | 18:30~20:00 |
7時限 | ー | ー | 20:10~21:40 |
※枚方キャンパスは5時限まで
交通機関の運行停止・気象警報発令に伴う授業措置
交通機関の運行停止、暴風警報・特別警報(震度6弱以上の緊急地震速報および大津波警報を含む。以下「本学が指定する気象警報等」という)発令に伴う授業措置については、次のとおり取り扱います。
- 授業措置
- 前項の授業措置の対象は、次のとおりです。
イ.工学研究科、ロボティクス&デザイン工学研究科、知的財産研究科、工学部、ロボティクス&デザイン工学部および知的財産学部は、JR西日本(大阪近郊路線)、近鉄、南海、阪急、阪神、京阪、大阪メトロ、大阪シティバスの内2社以上が同時に運行停止の場合
情報科学研究科および情報科学部は、JR西日本(大阪近郊路線)、近鉄、南海、阪急、阪神、京阪、大阪メトロの内2社以上が同時に運行停止の場合、または京阪バスが運行停止の場合
ロ.本学が指定する気象警報等が、工学研究科、ロボティクス&デザイン工学研究科、知的財産研究科、工学部、ロボティクス&デザイン工学部および知的財産学部は大阪府のいずれかの市町村に、情報科学研究科および情報科学部は大阪府のいずれかの市町村または京都府南部の南丹市、京丹波町、京都市、亀岡市、向日市、長岡京市、大山崎町、宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、久御山町、井手町、宇治田原町、木津川市、笠置町、和束町、精華町、南山城村のいずれかに発令された場合
ハ.前号に指定する地域以外に本学が指定する気象警報等が発令された場合で、学生の安全確保等の必要がある場合は、学長が判断する。 - 授業または試験中に本学が指定する気象警報等が発令された場合は、学長が判断します。
- 「1.」にかかわらず避難勧告および避難指示(緊急)等が発令された場合で、学生の安全確保等の必要がある場合は、授業または試験中も含め学長が判断します。
- 上記の措置で休講または中止になった授業・試験については、別途日程を設けて実施します。
解除時刻 | 授業措置 ○:授業実施(試験実施)×:休講(試験中止) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
工学部・工学研究科 ロボティクス&デザイン工学部 情報科学部・情報科学研究科 知的財産学部・知的財産研究科 |
工学部 ロボティクス&デザイン工学研究科 知的財産研究科 |
||||||
授業時間 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
午前7時までに解除された場合 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午前11時までに解除された場合 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後3時までに解除された場合 | × | × | × | × | × | ○ | ○ |
午後3時を過ぎても解除されない場合 | × | × | × | × | × | × | × |
休講
- 授業科目の休講については、基本的に授業担当者が授業内もしくはUNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)で事前に連絡します。
- 休講の連絡がないにもかかわらず、授業開始後40分以上経過し、なおかつ授業担当者が教室に出向かない場合は、「自然休講」とします。
補講
補講とは、休講等に対する措置として、平常授業を補うために行っている授業です。補講は、授業期間中で支障のない曜日・時限(当該授業受講者が他の授業と重ならないなど)に実施します。日程等詳細の通知は、掲示板に掲示します。
試験について
試験
試験については、履修規定に定めるとおりですが、この中で最も一般的なものが前期および後期の学期末に行われる定期試験で、前期の試験は7月下旬から8月上旬、後期の試験は1月下旬から2月中旬に実施する予定です。(一部、クォーター科目(前半)の定期試験は、5月下旬から6月上旬(前期前半)と11月中旬から11月下旬(後期前半)に実施予定)
試験実施科目、時間割、試験室など、具体的な連絡事項は、HP、UNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)等で通知しますので、注意して見てください。
受験上の注意
受験に際しては、次の事項に十分注意しなければなりません。
- 履修許可された授業科目、時間、担当者以外の科目は受験できない。
- 学生証を所持しない者は受験できない。
- 受験の際は、必ず机上に学生証を提示しておかなければならない。
- 試験開始後30分以上遅刻した者は、試験室に入室できない。また、途中退室は認めない。試験終了後も試験監督者の許可が出るまで席を立たないこと。
- 教科書、ノート、辞書等は机上に置いてはならない。ただし、あらかじめ許可されたものはこの限りでない。
- 配付された試験用紙はすべて提出し、試験室から持ち出してはならない。用紙の持ち出しは不正行為とみなす。
- 試験時間中は、携帯電話・スマートフォンやスマートウォッチなどのウェアラブル端末の電源は切っておくこと。机・椅子に置いたり、身に付けたりしているだけで不正行為とみなす。
- その他定められた指示に従うこと。
- 一切の不正行為を厳禁する。不正行為をした者は学生懲戒規定第12条により処分する。
追試験
定期試験を病気その他やむを得ない理由により受験できなかった者は、つぎの要領により追試験を願い出ることができます。
- 手続期限
- 提出書類
- 追試験料
- 出願できる理由および添付書類(証憑書類)
-
申請窓口工学部・知的財産学部・知的財産研究科…教務課
ロボティクス&デザイン工学部…ロボティクス&デザイン工学部事務室
情報科学部…情報科学部事務室
ただし、試験最終日実施科目については、この限りではありません。ホームページ等で通知しますので注意してください。
「受験不能届兼追試験願書」1科目につき1枚(所定用紙)
1科目につき1,100円
理由 | 条件 | 添付書類 |
---|---|---|
病気・傷害 | 医師が就学に耐えられないと診断したもの | 医師の診断書またはそれに類する証明書(注1) |
忌引 | 二親等以内の親族の死亡(死亡日を含み原則として3日以内) | 死亡を証明する書類または会葬礼状 (死亡日明記のもの) |
災害 | 台風、水害、地震、火災等 | 罹災証明書 |
交通機関の支障 | 通学区間の交通機関が何らかの事情で運休あるいは停滞し、代替交通機関が利用できなく、登校不能あるいは一交通機関が30分以上延着したとき | 運休または延着証明書 |
勤務先の都合によるもの | 有職社会人および勤労学生(アルバイト等を除く)で勤務先の都合により余儀なく出張をしなければならないとき | 余儀ない事情を付した勤務先上司の証明書 |
就職活動採用選考によるもの | 就職活動採用選考日等と重なったとき(注2) | 追試験申請理由書 企業からの通知等 |
(注1)試験当日に受験できないことが確認できること。
(注2)原則、インターンシップは対象外であるため、留意すること。
再試験
工学部・ロボティクス&デザイン工学部・知的財産学部・知的財産研究科
再試験は実施しません。
情報科学部
所定の要件を満たしている場合は、対象科目について再試験を受験できます。対象科目等は別に定めますので履修申請要領で確認してください。
なお、受験に係る手続きについても情報科学部教務の掲示板およびUNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)等にて通知しますので、注意してください。
-
対象科目履修申請要領で確認して下さい。
-
対象者対象科目の担当教員が対象として認めた者
-
科目数等
各期4科目以内 -
申請窓口情報科学部事務室(1号館1階)
-
申請期間別途、掲示板およびUNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)等で通知します。
-
提出書類再試験願書
-
再試験料1科目につき1,100円
-
その他再試験による合格評価は「D」のみとします。
不正行為による懲戒処分(抜粋)
学生は試験に際しては厳正な態度で受験しなければならない。不正行為をした者は、その行為の軽重により、つぎのとおり処分する。
- その場の出来心により不正行為をした者は訓告に処し、原則としてその年度の当該授業科目の単位を与えない。
- カンニングペーパー等の保持、または携帯物、机等への前もっての書き込み等の計画的な不正行為をした者は、停学1カ月以下に処し、原則としてその学期の全授業科目の単位を与えない。
- 試験用紙等の交換行為をした者は、停学1ヵ月以下に処し、原則としてその学期の全授業科目の単位を与えない。
- 身代り受験は、これを行った者および依頼した者双方に対して、停学1ヵ月以下に処し、原則としてその学期の全授業科目の単位を与えない。
- 上記いずれにも該当しない不正行為をした者の処分は、その都度学生委員会または研究科委員会の議を経て学長が決定する。
時間割
工学部(※)
- 都市デザイン工学科
- 建築学科
- 機械工学科
- 電気電子システム工学科
- 電子情報システム工学科/電子情報通信工学科
- 応用化学科
- 環境工学科
- 生命工学科
- キャリア形成の基礎/工学の基礎/数理科学と教育/共通科目/教科・教職に関する科目/専門基礎科目(再履修用)
ロボティクス&デザイン工学部
情報科学部
知的財産学部
工学研究科
ロボティクス&デザイン工学研究科
情報科学研究科
知的財産研究科
なお、曜日時限や教室、担当者などの変更等がありますので、必ずUNIVERSAL PASSPORT(UNIPA)および掲示板(工学部・知的財産学部は大宮キャンパス7号館東側、ロボティクス&デザイン工学部は梅田キャンパス電子掲示板(梅田1階2階EVホール、6階ラーニング・コモンズ)、情報科学部は枚方キャンパス1号館東側)で確認してください。