CSコースについて
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- 施設紹介
はじめに


CS コースが育成しようとする自立した技術者像
理工学の基礎とコンピュータ・サイエンスに裏付けられた実践的技術をもち、広い視野を持って社会における現実の問題解決に貢献できる情報技術者
CSコース修了者の資格を取得することの意味について
CSコース教育プログラムの修了生には、卒業証書に加えて『CSコース修了証 』が授与されます。

- JABEE認定の教育プログラムを修了したという資格が与えられ、その技術分野(本コースでは情報技術分野)における自分の能力を客観的に証明するものとなります。
- JABEE認定の教育プログラムは、ソウル協定と呼ばれる規約により国際的に通用します。国内の企業や研究開発機関はもちろんのこと、海外の企業などで仕事をする場合にも有利に働くと考えられます。CSコースの修了資格は、アメリカ、カナダ、イギリス、韓国、オーストラリアなどにおいて、それぞれの国のプログラム修了者と対等な技術者として自動的に認定されます。
- JABEE認定の教育プログラムを修了した人には、技術士試験の1次試験が免除されます。技術士は、技術士法に基づいて行われる国家試験(技術士第二次試験)に合格し、登録した人に与えられる称号です。国はこの称号を与えることにより、その人が科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを認定することになります。
CSコースの学習・教育到達目標と学習内容について
学習・教育到達目標として以下に示す7項目があります(2018年度以降入学者対象,それ以前の年度の入学者に対する目標は多少異なります)。それぞれの学習・教育到達目標に対して、その目標を達成するために学習すべき科目が設けられています。
学習・教育到達目標 A
"コンピュータシステムの社会における位置づけ、自然、環境、社会などに及ぼす影響などを理解するとともに、情報技術者として社会で果たすべき役割と責任を自覚し、多様な視点から判断・行動する能力、素養を身につける。"
[学習内容] 社会学、法学、倫理学、文学、自然科学の基礎など
[学習内容] 社会学、法学、倫理学、文学、自然科学の基礎など
学習・教育到達目標 B
"コンピュータシステムに関連する、数学を中心とした理工学の基礎を習得する。"
[学習内容] 集合の基礎、微分積分学、線形代数学、確率・統計、離散数学、グラフ理論など
[学習内容] 集合の基礎、微分積分学、線形代数学、確率・統計、離散数学、グラフ理論など
学習・教育到達目標 C
"コンピュータ・サイエンスの基礎的理論を理解し、これを現実の問題解決に役立たせる能力を身につける。"
[学習内容] コンピュータシステムの基礎、計算の理論、アルゴリズムとデータ構造、プログラミング言語の概念など
[学習内容] コンピュータシステムの基礎、計算の理論、アルゴリズムとデータ構造、プログラミング言語の概念など
学習・教育到達目標 D
"コンピュータシステムを構成する要素技術、システムの構造を理解し、その設計および実装を系統的に行う能力を身につける。"
(D-1) コンピュータシステムの構造、コンピュータシステムを構成する要素技術、開発技術について理解している。
(D-2) コンピュータシステムを構成する要素技術、関連技術を統合し、情報技術を活用して、システム、ソフトウェア、ハードウェアなどの設計および実装を系統的に行う能力を身につける。
[学習内容] コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステム、ネットワーク、データベースシステム、プログラミング、ソフトウェア工学および演習、各学科演習、卒業研究など
(D-1) コンピュータシステムの構造、コンピュータシステムを構成する要素技術、開発技術について理解している。
(D-2) コンピュータシステムを構成する要素技術、関連技術を統合し、情報技術を活用して、システム、ソフトウェア、ハードウェアなどの設計および実装を系統的に行う能力を身につける。
[学習内容] コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステム、ネットワーク、データベースシステム、プログラミング、ソフトウェア工学および演習、各学科演習、卒業研究など
学習・教育到達目標 E
"日本語での文書作成、口頭発表および討論等の双方向対話において、正確かつ論理的に情報を伝える効果的なコミュニケーション能力、および課題に対する理解と表現において国際的に通用するコミュニケーション基礎能力を育成する。"
[学習内容] 課題に対する理解と表現、文書作成の技法、プレゼンテーションの技法、討論の技法など
[学習内容] 課題に対する理解と表現、文書作成の技法、プレゼンテーションの技法、討論の技法など
学習・教育到達目標 F
"専門分野での課題を解決するために、情報を収集・整理・分析して、問題解決のための計画・方策を立案し、主体的かつ継続的に遂行する能力を育成する。"
[学習内容] 卒業研究、情報ゼミナール、英語科目など
[学習内容] 卒業研究、情報ゼミナール、英語科目など
学習・教育到達目標 G
"情報技術者にとって必要なチームワーク力を身につける。"
[学習内容] CSプロジェクト演習、情報技術者論、各学科演習
[学習内容] CSプロジェクト演習、情報技術者論、各学科演習
CSコースのアドミッション・ポリシー
本 CS コースでは、「理工学の基礎とコンピュータ・サイエンスに裏付けられた実践的技術をもち、広い視野を持って社会における現実の問題解決に貢献できる情報技術者の育成」を教育理念としており、この理念に沿った学生を受け入れます。
求める人物像
- 情報分野に強い関心を持ち,専門知識や技術を身に付けることをめざす人
- 専門的能力を修得するのに必要な基礎学力と論理的思考力を有し,自主的・積極的に勉学に取り組める人
- 情報プロフェッショナルとして,情報分野の第一線で活躍し,豊かで安心できる社会の実現に貢献したい人
- 数学,コンピュータ,プログラミングに関する基礎的な知識と技術を有する人
CSコースの受講の選択(時期と条件)と修了要件について
- 情報科学部入学後、1年経過した時点(2年次進級時点)で、『CSコース』『総合コース』のいずれを受講するかを選択します。
なお、2025年度以降の入学生はCSコースの廃止により『CSコース』『総合コース』を選択する必要はありません。 -
CSコースを選択するには、次の要件を充足している必要があります。
(1)2年次であること
(2)履修申請時において次の3科目を修得していること
・線形数学Ⅰ
・コンピュータ入門
・C演習Ⅰ - CSコース、総合コースとも開講科目は同一で、修了に必要な総修得単位数も同じですが、CSコースではコンピュータシステムの理論および設計に関する科目を必修としています。

- 共通科目:38単位以上(内選択必修14単位)
- 専門科目:86単位以上(内必修22~27*単位、選択必修39~41*単位)
* 学科によって異なる