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ニュース 水都大阪アカデミアが開催されました

トピックス 情報科学部.情報メディア学科
 2月20日、近畿大学東大阪キャンパスで「水都大阪アカデミア」が開催されました。この取り組みは水都大阪コンソーシアムが中心となり、本学を含む関西の大学他が連携して、水都大阪に関する歴史・文化などを学び、水の回廊を中心とする課題を掘り下げ、学生ならではの視点でその魅力を発見・発信するプロジェクトです。同日は水辺の活性化に取り組む企業も参加し、6大学から参加した7チームが成果発表などを行いました。
 
 本学からは情報科学部の学生ら2チームが参加。情報メディア学科のインタラクションデザイン研究室(指導教員:佐野睦夫 教授)から参加したチームは「ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ(ソイチャレ)」でも取り組んだ「画像AIに基づく水辺ゴミの可視化と観光問題への行動変容の促進」と題して発表を行いました。スマホゲームと水中ドローンを活用したゴミ回収の取り組みを提案。水中ドローンに搭載したカメラの映像を画像認識の技術を用いて水中のゴミを可視化しゴミを回収、回収したゴミを画像AIの技術を用いて量や種類を判別し、内容によってゲーム内でアイテムがもらえる仕組みです。ゴミ回収の実験や可視化した内容をSNSに投稿したときの反応結果などを交えて発表しました。一般社団法人水辺ラボからは「単独で遊ぶだけでなく、他の参加者とも交流できればもっと良くなると思います」といったコメントがありました。
 同学科のVisual Computing 研究室(指導教員:村木祐太 講師)のチームは「機械学習を用いた水都大阪観光スポット判別システムの開発」と題して発表。こちらは卒業研究で取り組んだ内容で、水上バスに乗った方を対象に水上バスの位置情報に基づいた豆知識の通知、クイズ形式で観光スポットの撮影を促すなど、水辺の歴史や魅力を伝えるアプリとして開発し、2月4日に行った社会実験の結果などを交えて発表しました。大阪水上バス株式会社からは「非常に面白い取り組みだと思います。外国の方の利用も多いので今後の課題として英語などの対応や自身のスマートフォンなどから利用できるようになればもっと良くなると思います」と評価を受けました。
 
 各チームからの発表後は、水都大阪および水辺関係団体から次年度の取り組み予定などについて紹介が行われました。