4年間の履修スケジュール
1年次
月曜日は大宮キャンパスで体育や物理学実験、機械工作の実習などがあります。その他の曜日は梅田キャンパスで数学や物理系の基礎科目、英語、教養系の科目、その他工学系の基礎科目を履修します。
「基礎ゼミナール」では、大学生活に早く馴染んでもらえるように担任制でサポートします。
「基礎ゼミナール」では、大学生活に早く馴染んでもらえるように担任制でサポートします。
■科目
電気回路I 材料力学Ia 材料力学Ib 計測工学 離散数学 基礎ゼミナール ものづくりデザイン演習
電気回路I 材料力学Ia 材料力学Ib 計測工学 離散数学 基礎ゼミナール ものづくりデザイン演習
2年次
様々な実験を行ってレポートを提出する「システムデザイン工学実験I・II」があります。1年次よりも専門的な科目を履修します。
■科目
電気回路II センサ工学 機械力学 アナログ電子回路 電磁気学 ディジタル電子回路 統計解析 情報理論
電気回路II センサ工学 機械力学 アナログ電子回路 電磁気学 ディジタル電子回路 統計解析 情報理論
制御工学I 制御工学II 信号処理 システム工学 現代制御 現代デザイン論 データ構造とアルゴリズム
オブジェクト指向プログラミング システムデザイン工学実験I システムデザイン工学実験II 機械・電気CAD演習
3年次
「システムデザイン実践演習」では、1〜2年次で学ぶデバイスやシステムなどのハード、AIやプログラミングなどのソフト、さらにインタフェースやデザインなど幅広い分野の知識と技術をフル活用してものづくりを実践します。これまでの授業で学んだことが、実際のものづくりでどう使われ、役立っているかに加え、工夫しながら課題を解決していくプロセスも体験的に学修します。後期になると研究室に配属が決まりますので、研究室での指導を受けつつ、より専門的な内容の科目を履修します。4年次で就職する学生は後半から就職活動が始まります。
■科目
熱流体力学 画像処理 ヒューマンインタラクション 数値計算法 AI・XR応用 人工知能概論 ユーザ工学
熱流体力学 画像処理 ヒューマンインタラクション 数値計算法 AI・XR応用 人工知能概論 ユーザ工学
音声工学 知能機械システム クラウドコンピューティング デザイン工学概論 デザイン演習 システムデザイン実践演習
システムデザイン工学ゼミナール
4年次
ロボティクス&デザイン工学演習や4年間の集大成となる卒業研究に取り組みます。
■科目
バイオメカニクス モデルベースシステム設計 webシステム開発 卒業研究
バイオメカニクス モデルベースシステム設計 webシステム開発 卒業研究
講義一覧
専門科目

●印は必須科目
共通教養科目
人文社会科学
- 文章表現基礎Ⅰ
- 文章表現基礎Ⅱa
- 文章表現基礎Ⅱb
- 哲学
- 倫理学
- 美術史
- 日本語の歴史
- 憲法a
- 憲法b
- 経済学
- 歴史学
- 心理学
- 日本の文化と社会(留学生のみ対象)
- 人文社会特殊講義
体育(大宮キャンパスで開講)
- 健康体育Ⅰ
- 健康体育Ⅱ
外国語
- プラクティカル・イングリッシュa
- プラクティカル・イングリッシュb
- アカデミック・イングリッシュa
- アカデミック・イングリッシュb
- オーラル・イングリッシュa
- オーラル・イングリッシュb
- ベーシック・プレゼンテーション
- ビジネス・イングリッシュa
- ビジネス・イングリッシュb
- アカデミック・プレゼンテーション
- プロフェッショナル・イングリッシュ
- 海外語学研修
- 日本語Ⅰ(留学生のみ対象)
- 日本語Ⅱ(留学生のみ対象)
キャリア形成
- キャリアデザイン
- インターンシップ
工学関連科目
数理科目
- 解析学Ⅰ
- 解析学Ⅱ
- 解析学Ⅲ
- 線形代数学Ⅰ
- 線形代数学Ⅱ
- 確率・統計学
- 応用解析学Ⅰ
- 応用解析学Ⅱ
- 物理学Ⅰ
- 物理学Ⅱ
- 物理学実験
- 地球科学
- 生物科学
工学マネジメント科目
- 工学倫理
- 知的財産法概論
- 生産マネジメント
その他連携科目
- グローバルテクノロジ-論a
- グローバルテクノロジ-論b
- OIT概論
専門横断科目
■は必修科目
デザイン思考関連科目
- デザイン思考概論
- 造形演習
- ロボティクス&デザイン工学演習
-
ロボティクス&デザイン工学実践演習
(国際PBL)
計算機技術演習科目
- 基礎情報処理
- ■プログラミング演習Ⅰ
- ※プログラミング演習Ⅱ
- プログラミング演習Ⅲ
- プログラミング演習Ⅳ
- ■プログラミング実践演習
※システムデザイン工学科のみ必修科目
カリキュラム紹介
電気回路I
本講義では直流回路と交流回路の基礎について解説する.直流回路ではオームの法則・キルヒホッフの法則・テブナンの定理などの基本的かつ重要な基本法則の理解に重点をおく.それを踏まえて,交流回路における複素数の考え方・使い方を解説し,具体的な回路の解析を通じて理解を深める.
材料力学Ia
ロボットを構成する構造や機構の材料は、直線方向に引張り・圧縮の力、回転方向に曲げ・ねじりモーメントといった様々な外力を受ける。部材の形状・寸法・材質が適切でなければ、外力に耐えられず破壊や変形が生じる。そこで、部材に作用する負荷と変形の静力学的関係を、応力とひずみで定義される材料の寸法によらない評価手法から学び、ロボットの構造や機構設計に必要な基礎技術を習得する。本講義においては、応力・ひずみの定義とフックの法則、静定・不静定問題、熱応力・熱ひずみ、丸棒のねじりについて学習する。
材料力学Ib
ロボットを構成する構造や機構の材料は、直線方向に引張り・圧縮の力、回転方向に曲げ・ねじりモーメントといった様々な外力を受ける。部材の形状・寸法・材質が適切でなければ、外力に耐えられず破壊や変形が生じる。そこで、部材に作用する負荷と変形の静力学的関係を、応力とひずみで定義される材料の寸法によらない評価手法から学び、ロボットの構造や機構設計に必要な基礎技術を習得する。本講義においては、静定はりを学習する。
計測工学
「計測」は人工システム(含、ロボット)の開発、制御に欠かすことのできないものである。計測対象は、人工システムそのもの(要素)、人工システムのおかれる環境、人工システムと関わる物や人と多岐に渡る。本講義では、まず、計測に関する基本的な考え方、物理量の次元と単位を学び、国際単位系(SI基本・組立単位、SI接頭辞など)を使えるようにする。次に、計測における標準・精度・誤差という基本的な概念を学び、統計手法を含む測定データの処理と、ノイズ対策、AD変換を含む信号の計測手法について学ぶ。さらに、信号の処理について事例を中心に学ぶ。センサの計測原理については、「センサ工学」にて学ぶ。
離散数学
ロボティクスにおける最重要要素の一つはソフトウェアである。ソフトウェアは、数学的基礎があって初めて理論的な設計が可能になり、そしてその数学的基礎をなすのが離散数学である。
本講義では、離散数学の中でもロボティクス分野において重要と思われるトピックに絞ってその基礎を学ぶ。本講義で取り上げる内容は、いずれも応用分野に直結したものであるので、授業では抽象的な理論の学習だけではなく、より具体的な応用に近い問題なども扱う。
基礎ゼミナール
システムデザイン工学を学ぶとはどのようなことかを理解し、システムデザイン工学分野の幅の広さを認識することにより、システムデザイン工学技術へのより高いモチベーションを持って勉学へ踏み出すための導入とする。 大学での授業および生活にスムーズになじみ、より有意義な大学生活が送れるように、少人数のゼミナール形式による授業を行う。
ものづくりデザイン演習
ものづくりで必要となる機械工作などの基礎的な技術を習得する。各種工作機械や測定器を自分自身で操作して、安全にものづくりを行う方法を学ぶ。 以下の6つの実習から構成され、班に分かれて実習を行う。 1)手作業、2)旋削加工、3)フライス加工、4)板金加工、5)電子工作、6)マイコンプログラミング 実習の実施順は班によって異なるため、ガイダンス時に説明する。
講義Pickup

人工知能概論
スマートフォンに搭載される人工知能やコミュニケーションロボットなどの知的システムの実現に必要な機械学習の手法について、広く学びます。学習する対象はニューラルネット、サポートベクトルマシンなどの識別手法、回帰、クラスタリング、強化学習や深層学習などです。様々な機械学習のツールを使いこなすための基礎を習得します。

センサ工学
本講義では、自動車やロボットなどの機器に搭載されているさまざまなセンサのしくみおよびセンサを用いたアプリケーションについて、人の感覚器と対比させながら学ぶことを基本としています。その中で、IoTやICTなどを利用した最近のネットサービスを積極的に紹介しています。これらのサービスにおいてセンサがどのように用いられているか、どんな条件のセンサが優位か、センシングサービスとしての課題は何か、などを考え議論する時間を設けることで、未来のセンサの方向性を探りセンサ技術の習得を深めています。
学生Voice

自分が磨き上げられているという実感があります。
システムデザイン工学科 3年生 北中美帆さん
元々、芸術と工学の両方に興味があり、どちらも学べる学科を探していたところ、高校の先生からこの学科のことを教わり、システムデザインという言葉から「メカニックな部分も製品の見た目の部分も学べる」と思ったので受験しました。授業の印象は、「幅広く学ぶが、それらはバラバラに学ぶというよりも大きな一つの輪の中で少しずつ異なることを学んでいる」というものです。授業を通してパソコンの設定やセットアップができるようになったのも、私にとっては大きな収穫です。また、課題解決を考える際には、原因をひとつ見つけるだけでなく、それが本当の原因かと疑ってみたり、もっと他の原因はないかなどと考えてみたりするようにもなりました。学科の枠組みを越えた実習では、ロボット工学科や空間デザイン学科の学生と自然に意見を交換するので、いろいろな気づきを得られ、「自分が磨き上げられている」「成長している」という実感があります。いろいろな職種を目指す人がいるので将来像の幅が広いということも、この学科ならではだと思います。

筋道立てて考えて、 行動に移せるようになりました。
システムデザイン工学科 3年生 橋本一輝さん
入学するまでは大学で特にしたいことがなかったので、4年間の大学生活でそれを見つけたいと思い、AIやIoTをはじめ制御工学、ロボット工学など幅広いことが学べるこの学科を選びました。塾の先生から「先生一人に対する学生の数が少ないから、先生に相談しやすいしアドバイスも受けやすい」と聞いていたことも志望理由の一つです。大学に入ってから大きく変わったのは「筋道立ててものごとを考え、行動に移すことができるようになった」ということ。高校時代ならウェブアプリを作りたいと思っても、どのようにウェブアプリを作ればいいかわからないので結局何もできませんが、大学ではさまざまなことを勉強するので、どんなプログラミング言語を学んでどのように設計して作ればいいかがわかるようになります。ユーザ像を想定する「ペルソナ設計」も大学に入って初めて学びました。この学科は幅広く学べるので、視野も広がり、自分の進みたい道を見つけやすいと思います。AIなどに興味がある人にはぴったりだと思います。
Contactお問い合わせ

ロボティクス&デザイン工学部事務室梅田キャンパス7階
Tel:06-6147-6829
Fax:06-6147-6865
受付時間:平日9:00〜17:00
夏期・冬期休業期間中のお問い合わせには、回答にお時間を頂く場合があります。