大阪工業大学

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研究室VOICE 「2020年度弁理士試験」2名合格の報告と取組み

知的財産学部

Profile

知的財産学部知的財産学科

五丁 龍志教授

五丁教授室:知的財産全般に関する教育手法に関する研究他

2021年3月11日に2020年度の弁理士試験の最終発表があった。
 
2020年度は、コロナウイルスの蔓延で弁理士試験も日程が大幅に変更され、受験する学生はスケジュールの練り直し・見直しで大変苦労して臨んだ弁理士試験だった。
 
今年度は、学部生たち(3年生)は2次試験の一部の科目で敗退しましたが、大学院に進学したゼミ学生が2名最終合格を果たした。
(注:今年残念ながら敗退した学部の学生は二次試験の不合格科目からスタート、さらに力のある学生が多いので、それはそれで来年度の結果とこちらのコーナーでの報告は楽しみである)
 
現在の大阪工業大学知的財産学部での弁理士試験サポートの体制は、
 
⓪小職の私的勉強会「知財塾」(弁理士試験のための基礎知識・スキル固め)
①弁理士受験会(一次試験の対策)
②弁理士受験会ミドルコース・アドバンスコース(二次試験の対策)
③学部専門系講義(実は組み合わせることで弁理士試験の範囲を網羅した基礎知識や技術系科目の範囲をサポートできる科目あり)
④学生による分科会的勉強会(基礎、一次試験、二次試験など)
となっている。
 
既に学内での支援の仕組みは完成され、コンスタントに合格者を輩出できることは、過去のご報告でも宣言したとおりである。過去、在学中に弁理士試験に合格したメンバーは、学部3年生が中心だった。今回の特徴は、勉強を始めて5年、6年というメンバーが合格したことである。
実は、彼らのパターンが、上記サポート体制を構想して計画した時点で想定していたパターン「学部でスタートした勉強が大学院まで進学して修了するまでに合格によって完結する」であった。
 
描いていた「絵」は
3年目〜4年目に一次試験を突破
4年目〜5年目に二次試験の必須科目を突破
5年目〜6年目に二次試験の選択科目を突破
である。
 
本年度の合格者は1名は応用情報処理技術者試験に合格しているため、二次試験の選択科目は免除となっていたが、概ね上記パターンに沿っている。
 
2015年に原型を作り、稼働してきた仕組みが、漸く狙った形で落ち着いてきた。
(注:前回の弁理士試験までは、3年生という最速パターンでの合格が連続していたが、実は小職の想定外の合格パターンだった)
これから、学生たちが先輩を追いかけ、また先輩が後輩を導き、安心して結果を出せる環境で、学生たちが頑張ってくれることを期待してやまない。