
工学部 環境工学科 生物圏気象環境学研究室
髙山 成Takayama Naru
教授
気象学をベースとして、都市の高温化(ヒートアイランド)、水資源問題、砂漠化、豪雨災害など、ヒトと生態系との関わりの中で起きる環境問題について研究をします。近年、ヒートアイランド現象が問題となっており、対策として都市緑化が推進されています。都市の緑は暑熱環境をどの程度改善し、一方で都市の水資源をどれ位消費するのか、調べています。また、集中豪雨やゲリラ豪雨と呼ばれる都市型豪雨について、最新の高精度気象レーダを使って、豪雨の分布の特徴や文化遺産等が気象災害に遭遇するリスクを評価する。地理情報システム(GIS)を活用して、景観保全活動による環境修復程度を評価する、といったテーマにも取り組んでいます。
Theme 主な研究テーマ
- ヒートアイランドが卓越する都市域における放射・熱環境に関する研究
- 人体熱収支モデルに基づく新たな熱中症リスク評価法の開発
- 東南アジアに分布する熱帯泥炭地における環境研究
- 日本における都市型豪雨発生状況の解明
- 草原化に対する景観保全活動が天然記念物鳥取砂丘の砂移動および植生分布の変遷に与えた影響
Profile 教員プロフィール
髙山 成Takayama Naru教授
専門分野
- 生物圏気象環境
- 都市気候
- 局地気象
- 地理情報システム(GIS)とリモートセンシング
- 環境情報科学
研究室がめざすSDGs
Message from the Faculty 教員メッセージ
大学では自分が興味をもったことをより深く学べます。卒業研究を頑張れば、いままで誰も知らなかったことを発見できるかもしれません!21世紀を生きるカギ「環境工学」に興味があるひとを、環境工学科、生物圏気象環境学研究室ではいつでも歓迎します。ぜひ、私たちと一緒に学びましょう。
Message to current students 在学生メッセージ
若々しい興味と発見に溢れた研究室を目指しています。一緒に楽しく学びましょう。