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ニュース 【工学部電気電子システム工学科】 サンホセレコレトス大学などが参加の国際PBLにチャレンジ

トピックス トピックス 国際交流センター
2017年度から本学の電気電子システム工学科と台湾の南台科技大学、2019年からはフィリピンのサンホセレコレトス大学がさらに加わり、3大学で毎年夏休みに開始している国際PBLプログラムは、今年度は8月20日から26日の7日間、フィリピン・セブ島にあるサンホセレコレトス大学バサックキャンパスで開催されました。本学から10名(電気電子システム工学科9名、電子情報システム工学科1名)、サンホセレコレトス大学から15名、南台科技大学から10名が本プログラムに参加しました。

今年度は、「2023 SMART FARMING CHALLENGE」をテーマに、レタスの水耕栽培システムの構築を題材として「3大学合同の国際チーム内で協働して目標を達成する」、「水耕栽培制御のためのIoTシステムを構築する」、「制御システムを理解して一定の課題をクリアする」という3つのプログラムの目的を達成すべく、3大学の学生で構成される5つの3大学混成チームでプログラムに取り組みました。

学内選考会を経てメンバーとなった学生たちは、プログラムに先駆けて7月にサンホセレコレトス大学の言語文学部監修によるオンライン語学トレーニングを2時間×5週受講し、共通使用言語である英語と、現地のビサヤ語のトレーニングを受け、これらの語学トレーニング内でフィリピンの文化についても事前学習を行いました。また、プログラム遂行に必要な専門知識や技術を習得するための技術トレーニングも、お盆休みを返上して取り組み、本番のプログラムに臨みました。

本番のプログラムでは、専門の異なる3つの大学の学生が国籍、言語の違いを超え、それぞれの専門性を活かしながらチームワークを発揮し、目標とするシステムを構築していきました。プログラムの最終日は、セブ島のバサックキャンパスからマクタン島のビーチに移動し、ラプラプの美しい海を眺めながら閉会式が行われました。終了後に実施したアンケートでは、プログラムについて満足度の非常に高い意見が多くありましたが、英語でのコミュニケーションスキルやより深い専門知識を学ぶことの重要性を再認識したという声も多く、多くの参加学生が今後の大学生としての学びの新たな目標ができたのではないでしょうか。フィリピンの生活、食文化や交通ルールなど、海外での生活や、国籍・文化を超えたコミュニケーションに刺激を受けたとの声も多くあり、これを機に国際感覚を磨き、今後の学生生活を益々充実させてくれることを期待いたします。

本国際PBLは、次年度は、台湾の台南市にある南台科技大学で開催される予定です。

【指導教員】電気電子システム工学科 小山政俊 准教授 又吉秀仁 講師
      吉田恵一郎 准教授(オブザーバー)