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ニュース 情報科学部、セネガル・ジガンショール大学との国際PBLプログラム成功裏に終了

トピックス トピックス 国際交流センター
情報科学部は、セネガル・ジガンショール大学との初の国際PBL(課題解決型学習)プログラムを実施し、大きな成功を収めました。
それに先立ち同大学と本学とは2023年2月に教育研究に関する枠組み協定を締結。本学初のアフリカの大学との交流協定になります。

この国際PBLプログラムでは、災害で橋が寸断された集落に医療品を届けるドローンの活用をテーマに、ドローン技術と画像処理を融合させました。競技会では、日本人学生とセネガル人学生が混合した4つのチームが、ドローンを自動制御し、指定された集落のヘリポートに着陸する技術を競いました。
各集落のヘリポートには、赤、青、緑の3つの異なる難易度のヘリポートが存在し、高難易度のヘリポートに着陸するほど高得点が得られました。これにより、総合得点が算出され、優勝チームが決定されました。

事前学習として、参加者は7月5日から7月19日までの間に3回の学習セッションを受け、Pythonの基礎から画像処理までの知識を習得しました。また、英語の準備講座も6月8日から7月20日まで定期的に開催され、英会話スキルの向上が図られました。

本番の実施期間は9月11日から9月15日までで、参加者は事前に学んだ知識を活かして課題に取り組みました。

開会式では情報科学部学部長である塚本勝俊教授の挨拶が行われ、両大学の紹介や教員の自己紹介が続きました。また、3日目には本学教員による茶道体験や京都国立博物館での文化体験ツアーも実施されました。
5日目には、PBLの成果を発表するFinal Competitionが行われ、表彰式、講評を含めたクロージングセレモニーも行われました。
そして最終日には、本学梅田キャンパスやスーパーコンピューターの富岳を見学するなどの科学体験ツアーも実施ました。

アンケート結果によれば、学生の84.6%がプロジェクトに「大満足・満足」と回答し、100%の学生が技術力の向上を実感したと回答しました。
このプロジェクトを通じて得られたスキルは、将来の活用が期待されるという意見も多く、教育プログラムの質の高さが浮き彫りになりました。

なお、この活動は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の2023年度国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受けて実施されました。

<参加学生>
大阪工業大学:7名(情報科学専攻1年3名、情報科学部4名)
ジガンショール大学:7名(修士6名、学部1名)

<指導教員>
大阪工業大学:平山亮(情報メディア学科教授)、中西淳(同学科講師)、杉川智(情報ネットワーク学科講師)
ジガンショール大学:Abel Diatta(Teacher, Researcher in CS)