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ニュース 【工学部生命工学科】台湾・大同大学生を迎え入れ国際PBLを開催しました

トピックス トピックス 国際交流センター
工学部生命工学科は、8月27日から9月2日の7日間、台湾・大同大学から15名の学生を迎え入れての国際PBLに参加しました。本学からの15名の参加学生たちは、5月から8月にかけて5回に渡るトレーニングを経て、語学力の向上やプログラム成功に向けての研究力向上に尽力しました。

本PBLプログラムの実施目的は「5つの実験テーマに分かれて実験に取り組み,その結果を英語でプレゼンテーションし、さらに共通のテーマとして吸光度計の製作と評価も行う」という内容で、チーム構成も5班に分かれて、本学および大同大学生それぞれ3名ずつで構成しました。

各班のテーマは本学教員によって設定され、そのテーマにしたがい本学学生がタクトをとり工夫しながら実験を進められました。テーマは1班が「制限酵素をつかったプラスミドDNA pGEXの解析」、2班が「小麦粉と塩と水で『うどん』が出来るわけ」、3班が「生物工学の基礎」、4班が「ダイアライザーの基礎」、5班が「タンパク質の生化学的性質」で、共通テーマが「3Dプリンタを使った吸光度計の製作と評価」と設定されました。実験結果の考察を経て、最終日に各班5分ほどの英語でのプレゼンテーションがパワーポイントを使って行われました。

評価結果は班ごとにテーマが異なるため多少の差はありましたが、各テーマを計画した本学の教員が想定していたレベルには到達できました。プログラム終了後には本学から大同大学の参加学生たちにプログラム終了証が授与されました。

参加した本学の学生からは「国際理解やコミュニケーションスキル向上に結び付いた」「学生主体でたくさんのプログラムを計画できて充実していた」といった感想が聞かれました。

今回のプログラムは、先の8月6日から12日に行われた大同大学での国際PBLと同じ参加メンバーであり、一度会っている学生同士が再会する形での開催ともあり、仲間意識を強く持って取り組んでいるのが印象的でした。今回の機会をきっかけに国際感覚にも磨きをかけ、今後の学生生活を益々充実させてくれることを期待します。

最後に、さくらサイエンスプログラムのご支援に心から感謝申し上げます。このプログラムを通じて、大同大学と大阪工業大学の学術交流が今後も一層発展することは勿論、学生たちにとっては貴重な学びの機会となりました。

【指導教員】大阪工業大学:生命工学科 宇戸禎仁 教授 外波弘之 准教授
      大同大学:Professor Wang, Chung-Yih (王鐘毅),Professor Wu, Hsi-Chin (吳錫芩)