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ニュース 奈良県川上小学校で親子理科教室を実施しました

トピックス 社会・地域連携
奈良県川上村との包括連携協定事業の一環として5/20(土)、第12回川上小学校親子理科教室を実施しました。今年度は工学部生命工学科の松村潔教授、大森勇門准教授と学生らに協力いただき、低学年と高学年に分かれて2つのテーマを行いました。



■色が変化する不思議な人工イクラ 【対象:低学年(1年生〜3年生)】

担当教員:工学部 生命工学科 大森 勇門 准教授

海藻の成分を溶かしたトロっとした液体に紫キャベツから取り出した色素を混ぜ、塩化カルシウム溶液にスポイトで一滴ずつ落とすと丸く固まって人工イクラが完成。

さらに、pHの異なる13種類の溶液を加えると、人工イクラの色が見事なグラデーションに変化しました。児童たちは工程を一つ一つ丁寧に進め、キレイな色に変化する人工イクラを観察し、嬉しそうな表情を浮かべていました。



■ペットボトル顕微鏡で細胞を見よう 【対象:高学年(4年生〜6年生)】

担当教員:工学部 生命工学科 松村 潔 教授

本来であればペットボトルで顕微鏡を作るはずだったのですが、微調整が難しいため、今回は松村先生お手製のものを使用して、細胞分離用のメッシュや玉ねぎの細胞を観察しました。

レンズの焦点を合わすため、児童達だけでなく、保護者のみなさんも必死な面持ち。ピントが合うと大歓声がおこり、細胞の様子をしっかり観察しました。スマホのライトとカメラ機能を駆使して、撮影する姿も見られました。



どちらの講座も児童達は最後まで集中して取り組んでくれました。中には子ども達より熱心に参加される保護者の方々も。今回の理科教室では親子で理科の面白さを体感してくれたようです。