8月10日、11日に神戸サンボーホール(神戸市中央区)で開催された「レスキューロボットコンテスト2024」に本学ロボットプロジェクトチーム「大工大エンジュニア」が出場。大工大エンジュニアは「消防庁長官賞」と「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。
本大会は阪神・淡路大震災を契機に、レスキューシステムを拡充し災害に強い世の中を作るという大きな目標に向けて、技術の継承と次世代人材育成のための一つの手段として開催され、創造性を育む場や機会を提供しています。競技設定として、地震で被災した建物を模擬した4分の1スケールの実験フィールドでの救命救助活動を想定しています。ロボットを操縦するオペレータは実験フィールドを直接目視できない場所で主にロボットに搭載されたカメラの映像やさまざまなセンサーを頼りにロボットを遠隔操縦し、時間内に要救助者を模擬した3体のレスキューダミー(愛称:ダミヤン)を救出します。競技結果だけでなく、レスキューに対する考え方や競技内容も重要な評価基準となっています。
各出場チームは、指定されたスタートゲートからロボットをフィールドに投入。制限時間内に①作業ミッション、②調査報告ミッション、③救出ミッションの3つのタスクをこなします。また、競技ミッション以外にも事前に行われた書類審査や、プレゼンテーション、審査員評価などが複合的に評価され、順位が決定します。
大工大エンジュニアは、「always, anywhere, anybodyの3つのaでベストパフォーマンスを目指す」というコンセプトのもと3機でコンテストに臨みました。救助の流れとしては、3号機が救助現場や要救助者の情報収集を行い、アプリを介して共有された情報をもとに1号機で救助活動を行い、2号機が要救助者を安全に運び出します。
今回から全く新しい通信システムを使って独自の制御を行ったとのことで、競技中には通信トラブルによりロボットを思ったように動かすことができないトラブルが発生しました。しかし、実際に防災センターを訪問して、震災学習や被災者との交流を通して得た学びをロボットの設計に生かしたことが評価され、「消防庁長官賞」を受賞することができました。また、内藤千結さん(ロボティクス&デザイン工学部2年)には「ベストプレゼンテーション賞」が授与されました。
リーダーの福田晃己さん(機械工学科3年)は「新しい通信システムの移行期だったので、結果的には通信トラブルが多かったのが反省点。次回に向けては、ソフト面では通信システムの安定化、ハード面ではメンテナンス性の向上を目指したい」と次年度への闘志を燃やしていました。
本大会は阪神・淡路大震災を契機に、レスキューシステムを拡充し災害に強い世の中を作るという大きな目標に向けて、技術の継承と次世代人材育成のための一つの手段として開催され、創造性を育む場や機会を提供しています。競技設定として、地震で被災した建物を模擬した4分の1スケールの実験フィールドでの救命救助活動を想定しています。ロボットを操縦するオペレータは実験フィールドを直接目視できない場所で主にロボットに搭載されたカメラの映像やさまざまなセンサーを頼りにロボットを遠隔操縦し、時間内に要救助者を模擬した3体のレスキューダミー(愛称:ダミヤン)を救出します。競技結果だけでなく、レスキューに対する考え方や競技内容も重要な評価基準となっています。
各出場チームは、指定されたスタートゲートからロボットをフィールドに投入。制限時間内に①作業ミッション、②調査報告ミッション、③救出ミッションの3つのタスクをこなします。また、競技ミッション以外にも事前に行われた書類審査や、プレゼンテーション、審査員評価などが複合的に評価され、順位が決定します。
大工大エンジュニアは、「always, anywhere, anybodyの3つのaでベストパフォーマンスを目指す」というコンセプトのもと3機でコンテストに臨みました。救助の流れとしては、3号機が救助現場や要救助者の情報収集を行い、アプリを介して共有された情報をもとに1号機で救助活動を行い、2号機が要救助者を安全に運び出します。
今回から全く新しい通信システムを使って独自の制御を行ったとのことで、競技中には通信トラブルによりロボットを思ったように動かすことができないトラブルが発生しました。しかし、実際に防災センターを訪問して、震災学習や被災者との交流を通して得た学びをロボットの設計に生かしたことが評価され、「消防庁長官賞」を受賞することができました。また、内藤千結さん(ロボティクス&デザイン工学部2年)には「ベストプレゼンテーション賞」が授与されました。
リーダーの福田晃己さん(機械工学科3年)は「新しい通信システムの移行期だったので、結果的には通信トラブルが多かったのが反省点。次回に向けては、ソフト面では通信システムの安定化、ハード面ではメンテナンス性の向上を目指したい」と次年度への闘志を燃やしていました。
-
大工大円ジュニアと応援に駆け付けた仲間たち -
当日の様子