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ニュース 中之島ロボットチャレンジで情報科学部のロボットが完走しました!

トピックス
 9月28、29日に大阪府中之島で開催された「中之島ロボットチャレンジ2024」に本学の情報科学部、ロボティクス&デザイン工学部で開発したロボットが出場しました。「中之島ロボットチャレンジ」は人々が往来する屋外で自律移動ロボットが問題無く行動できるかどうかを検証する大会で、中之島中央公会堂および中之島図書館を周回する約500mのコースを、道行く人々を回避し、段差のある路面を乗り越えてゴールを目指すという課題が与えられます。
 
 これに対し、情報科学部ではロボット「SmartBot v2」「NeuroBot」を学生プロジェクトで開発しました。SmartBot v2は3次元の距離計測が可能なセンサを搭載し、そのセンサ情報を頼りに自律移動します。NeuroBotは照明変動に強いカメラを搭載し、高い精度で物体認識を行うことが可能です。
ロボティクス&デザイン工学部ではロボット「Sirius」「Kobuki改」を開発しました。Siriusは車体や車輪が比較的大きいため路面の段差に強く、周回コースを最短距離で移動することが可能となっています。一方、Kobuki改は小型の機体で可搬性に優れており、実験環境のデータ収集を迅速に行えることが特長です。
 今年度は台風の影響で2日間の実験走行が無くなり、4台のロボットは9月28日の1日だけでコースの情報を収集し、9月29日の本番走行に臨みました。最終的には情報科学部のSmartBot v2が見事にコースを完走することができました。
 今年度のチャレンジは日程が少なくなり限られた時間での実施でしたが、前回同様に完走することができました。参加している学生達の技術力の向上により、ロボットが安定して走行できるようになってきたことが伺えます。
 中之島ロボットチャレンジではアームによるゴミ拾いなど、自律走行以外にもさまざまなチャレンジが用意されています。次回はそれらの種目も完遂できるよう開発を続けたいと思います。

枚方キャンパス 情報科学部 指導教員
 ・データサイエンス学科:荒木英夫 教授
 ・情報知能学科:奥野弘嗣 准教授
 ・情報メディア学科:宮脇健三郎 准教授
 ・ネットワークデザイン学科:西口敏司 教授
 
梅田キャンパス ロボティクス&デザイン工学部 指導教員
 ・ロボット工学科:井上雄紀 教授
  • 情報科学部のメンバーら(上段)とロボティクス&デザイン工学部のメンバーら
  • コースを完走し、ゴールを通過した情報科学部のSmartBot v2
  • ロボティクス&デザイン工学部のSirius