大阪工業大学

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ニュース 第1回「環境テクノフォーラム2013」を開催しました

トピックス
 6月29日、工学部環境工学科は、第1回環境テクノフォーラムをうめきたグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」にて開催し、学生や一般の方など多くの方に参加いただきました。
 これは、人と自然の調和を目指す技術・環境テクノロジーについて、最前線で活躍する環境の専門家が講師を務め、基本から最新の話題まで幅広く発信する企画です。
 今回は、大阪市環境局施設部長の蓑田哲生氏を講師に迎え、「がれき受け入れと焼却:技術と対話で助け合う~震災廃棄物焼却処理の試験焼却から本格実施まで~」をテーマにご講演いただきました。
 大阪市環境局では、被災地の早期復興を支援するために、東日本大震災で大量に発生した震災廃棄物(がれき)を受け入れ、舞洲工場で焼却しています。がれきの受け入れにあたっては、安全性の確認に万全を期すため、慎重な測定を重ね、灰・排ガス・排水のモニタリングを実施しています。焼却と公害防止の技術のみならず、焼却試験や地元住民への説明会等について、実務者ならではのお話をいただきました。
 また、環境工学を学ぶ学生たちへのメッセージとして、「実社会では、専門分野以外でも広範な知識が求められます。海外との交渉に対応できるよう準備しておくことも必要です。」と自らの経験をもとに力強く訴えかけられました。
 対話形式での進行を重視し、講演後の質疑応答時間を長く設定しましたが、聴講者からは、被災地の現状やがれき受け入れ決定に至った経緯、処理の進行状況、これからの計画等についての質問が相次ぎ、復興支援への関心・意識の高さがうかがえました。