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ニュース 工学部応用化学科が「第9回技術講演会」を開催しました

トピックス
 12月7日、工学部応用化学科が主催する「第9回技術講演会」を大宮キャンパスで開催し、卒業生、教職員など約50人が参加しました。これは、同学科の同窓会組織「桜花会」に協賛いただき実施したもので、今回は“創エネ・蓄エネの最先端技術”をメインテーマに、同分野で活躍されている方々から講演いただきました。
 初めに、龍谷大学理工学部教授の和田隆博氏から「化合物薄膜太陽電池開発の最近の動向」と題して、その特徴や製造プロセス、固定価格買い取り制度(フィールドインタリフ)などについて解説いただきました。
 次に、パナソニック株式会社主任技師の吉本規寿氏から「パナソニックにおける家庭用燃料電池の開発と最近の進展」と題して、燃料電池の歴史と原理、エネルギーを取り巻く情勢、同社における開発状況やグローバル展開についてお話しいただきました。
 続いて、本学工学部環境工学科の大澤利幸教授が「二次電池の技術開発と課題」と題して、有機材料を中心にリチウムイオン電池の技術動向や将来の展望について講演を行いました。
 参加者の関心も高く、それぞれの講演後には質問が相次ぎました。終了後、参加者からは「エネルギー技術をこれまでよりも身近に感じることができました。今後の技術革新が楽しみです」「将来は、大学で学んだ知識を生かしてエネルギー分野にも貢献したいです」などの声が聞かれました。