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ニュース 工学部チームが「社会人基礎力育成グランプリ2016」決勝で大賞

トピックス
 2月22日、拓殖大学文京キャンパス(東京都文京区)で開かれた「社会人基礎力育成グランプリ2016 全国決勝大会」(社会人基礎力協議会主催・経済産業省共催)で、本学工学部チームが6地区の代表8チームの頂点となる大賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。本学の大賞受賞は2013年以来3回目の快挙です。
 このグランプリは、大学のゼミ、研究、授業などの活動を通して学生たちが経済産業省の提唱する社会人基礎力をどれだけ成長させたかを競うものです。「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を中心に審査・評価されます。
 本学チームは工学部電気電子システム工学科の大森英樹教授と大原申也君(工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程1年)、北本拓也君(同)、金子佳市君(電気電子システム工学科4年)の4人で、「未来エネルギー機器開発で学生チームが世界の強豪に挑戦 -社会に通用する開発部隊への成長-」と題してプレゼンテーション。パワーエレクトロニクス研究室の学生たちが、アメリカの電気学会が主催する電気自動車のワイヤレス充電装置の国際開発コンテストに挑戦した日々を語りました。3番目に登壇すると、はじめに大森教授が活動の趣旨を説明。続いて代表の3人が企業の製品開発と同等レベルを要求される技術的な苦労だけでなく、海外からの部品調達や税関での交渉など次々に出てきた壁を多様なメンバーの発想力や行動力で乗り越えて世界3位の成果を得た成長をアピールしました。
 昨年12月の近畿地区予選大会終了後から更にブラッシュアップしたプレゼンテーションに、審査員からは「難しい技術の話を分かりやすく伝えられていた」「審査員の質問への受け答えが柔軟で素晴らしかった」などと高い評価を得られました。
 表彰式でリーダーの大原君は「研究室の全員の協力や努力で取れた大賞です。これからも皆さんが乗る電気自動車に私たちの開発したワイヤレス充電装置を提供できるように頑張っていきます」と話すとともに、同じ開発チームの仲間への感謝を述べました。

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