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ニュース 「第2回OITサマーキッズカレッジ」を開催しました

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 8月24日、梅田キャンパスで小学生を対象に「第2回OITサマーキッズカレッジ」を開催しました。当日は小雨が降る天候にもかかわらず、約900人の来場がありました。

 本イベントは、ロボティクス&デザイン工学部が中心となり、小学生にプログラミングや機械工作、電子工作などをはじめとした''新しい学びの体験プログラム''を提供することで、子供たちの科学・情報技術に対する関心を高め、学習意欲の向上、創造性や知的好奇心・探究心を育むことを目的に開催。今回は全28プログラムを用意し、教員や学生が子供たちの豊かな発想を形にするサポートを行い、地域社会への貢献に取り組みました。

 会場には家族連れの来場者も多く、中でも親子で取り組むプログラミング体験「親子プログラミング教室~キャタピラロボットを動かそう~」は常に満席状態。学生たちは、子供にも分かりやすいように工夫を凝らしたオリジナルのパワーポイントなどでプログラミングの基礎をレクチャーしました。組み上げたプログラミング通りに走るロボットカーを見て、子供たちだけでなく保護者の方も喜びの声を上げていました。このほかにも、ドローンの操縦体験や、3Dプリンターによるオリジナルタグ製作、ロボットの動きに欠かせないリンク機構を学ぶプログラムなどがあり、来場者は同学部の特色を生かした多種多様なプログラムを大いに楽しみました。

 また、1階ロビーで大阪商工会議所、産業技術総合研究所の人工知能技術コンソーシアムとともにイベント最適化システム「AIタッチ&ラリー」の実証実験を実施しました。「AIタッチ&ラリー」は、イベント会場入口のタブレットでのアンケート回答に基づき、参加者の興味・関心に沿ったプログラムをAIが推薦するシステム。ICチップが埋め込まれたリストバンドを着けて、プログラムに参加することで、回遊履歴が記録されます。帰り際にデジタルサイネージを搭載した自動販売機にリストバンドをかざし、プログラムの感想を回答すると、飲料がプレゼントされるシステムで来場者から喜ばれていました。学生たちは、AIを活用して、アンケート回答からプログラムを推薦するための仮説パターンの作成に取り組みました。回遊履歴や感想をAIで分析し、今後のプログラム内容やブース配置の改善などに役立てていく予定です。