大阪工業大学

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ニュース 産学連携プログラムで、空間デザイン学科の学生がペットボトルのラベルデザインを制作

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 11月29日、梅田キャンパスで空間デザイン学科の3年生がPBL授業(課題解決型学習)の一環として、産学連携プログラムの成果発表会を実施しました。同プログラムは、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの協力の下、「環境から発想したヴィジュアルコミュニケーションデザイン」をテーマに、大阪工業大オリジナルのペットボトルウォーターラベルのデザインを制作するもので、環境デザイン的視点から検討し、「新しい大阪工業大らしさ」を感じることができ、時代を反映し、幅広い世代に受け入れられる、独自のデザインを学生が考案。当日、同社と学内で飲料を販売する常翔ウェルフェアにプレゼンテーションを行いました。
 
 発表はコンペ形式で実施しました。事前の学内審査を通過した13人が、魚をスケッチしたデザインや「OIT」の文字に着目したデザインなど、日頃の学びの成果を発揮し制作した作品のコンセプトなどを説明。審査員からも多くの質問や鋭い指摘が飛び交いました。
 
 最優秀賞には、本学の3つのキャンパスを水車に見立て、学生や教職員が水車を回す様子で学部・学科の枠を越えた協力を表した三木悠矢さんの作品が選ばれました。優秀賞には加藤徹大さんの作品、佳作には中村日菜子さんの作品がそれぞれ選ばれたほか、急遽設けられた特別賞には、近藤雅也さんの作品が選ばれました。最優秀賞を受賞した三木さんは「自分のアイデアを認めてもらえてうれしいです。実際に販売されて、お客さんがどのようなリアクションをされるか楽しみです」と喜びを語りました。
 
 審査員を務めたコカ・コーラ ボトラーズジャパン阪神ベンディング営業部ベンディング門真支店の澤田哲支店長から「販売するお客様のことも、学園のことも、どちらも総合的に考えられていたところが、素晴らしかったです」と高い評価を受けました。学生たちにとって自らが手掛けた作品を企業の方に評価してもらうことは、今後のデザイン制作の意欲向上につながる良い刺激になりました。最優秀賞に選ばれたラベルデザインのオリジナルペットボトルウォーターは、来春に学内で販売される予定です。