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ニュース Stream Cafe -Robotics- (第3回)を開催しました

トピックス イベント
 Stream Cafe - Robotics - 「人とロボットの共存を目指して」をテーマに11月から毎月実施する5回シリーズの第3回が1/18(土)に開催されました。
 今回の講師はロボティクス&デザイン工学部システムデザイン工学科教授の上田悦子先生で、「人と暮らすロボット~やさしく美しい動作をつくるには」がテーマです。

 講演は、ロボットの歴史、種類の紹介で始まりました。日本での「ロボット」は、鉄腕アトムやガンダム、スターウォーズに登場するR2D2やC3POなど漫画や映画の影響もあり、比較的親しみやすいイメージを持ってとらえられてきました。ロボットの進化は豊富な種類にも表れており、産業用、農業用、医療用、災害対策用、介護・作業支援用、コミュニケーション用、ヒューマロイドロボットが映像で紹介されました。
 しかし、上田先生は今回のテーマのとおり、ロボット本体の開発ではなく、ロボットに優美な動きをさせるソフト面の研究です。人間は「見慣れた動き:優しく柔らかくて美しい動きをするロボットに好印象を持つ」との仮説を立て、現在、優美な動きを「ホガースカーブ」というS字曲線に沿った動きであると定義して、この曲線を数値化する方法を開発し、美しい動きと認知されているタイ舞踊や日本舞踊など古典舞踊の動きの中に美しいS字曲線がどれだけ含まれているのかを解析しておられます。

 講演は、多くの映像やグラフを交えて行われ、参加者からのアンケートには、大変分かりやすかった、ロボットの未来・先生の研究実績への期待、研究対象の提案までありました。「女性のロボット研究者はまだまだ少ないので、私のようなソフト面からのアプローチも可能だと、お知り合いにもぜひ広めてください」との上田先生の言葉で終了しました。

 第4回は2/29(土)で、テーマは「人をつなぐロボット~ロボットを使ったテレポーテーションで何ができるか」です。時節柄、寒さが厳しくなっております。暖かくしてご参加ください。
お申し込みはこちらからできます