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ニュース 一般向け技術セミナーに情報メディア学科の宮脇健三郎准教授が登壇しました

トピックス
2月と3月にものづくりもできるコワーキングスペース「The DECK」で開催された下記セミナーに本学情報メディア学科の宮脇健三郎准教授が講師として登壇しました。

2月18日「2.5時間で分かる!ROS対応ロボットの基礎 ~オリジナルロボットとシミュレータで学ぶROSプログラミング~
3月26日「2.5時間で「もっと」分かる!ROS対応ロボットの応用 ~センサを利用した自律移動ロボットの仕組みと制御方法~

 ROS(Robot Operating System)はロボットの制御ソフトウェア開発を効率的に行うためのツール・ライブラリ群で、世界中のロボット研究・開発で広く使われています。本セミナーではROSの基本から自律移動ロボットの制御法までを把握したい方向けにシミュレータと実機ロボットを用いてレクチャーしました。
使用した実機ロボットは宮脇准教授が設計・製作したオリジナルのロボットになります。このロボットは液晶ディスプレイが設置され、無線キーボードから操作可能となっており、シミュレータで試行錯誤したプログラムを即座に実機で実行できるように工夫されたものです。また、カメラとLiDAR(レーザ距離センサ)も備えており、センサ情報の処理とロボット制御の実習が容易に行えるようになっています。
 セミナーでは、ロボットの開発に携わる企業関係者から大学教員、学生と幅広い層が聴講のため参加し、両セミナーともに満席となりました。セミナーの基礎編ではROSの基本から解説し、画像処理を組み合わせたロボット制御プログラミングについて説明しました。応用編では基礎を習得された方向けに、LiDARを使った自律移動プログラミングについて解説しました。どちらのセミナーでも、参加者は最後には実機のロボットを使ってシミュレータで開発したプログラムを無事に動作させることができ、非常に充実した内容となりました。
 
 今後も大学での研究開発で得た知見を生かし、ロボット技術を広く世間に普及させるようにさまざまな活動を行う予定です。