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ニュース 視覚情報処理研究室のメンバーらが枚方市長を表敬訪問しました

トピックス
 情報科学部が北大阪商工会議所と共催で実施している「ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ」(略称:ソイチャレ)の活動の一つで、枚方市と2021年度から実施している「百済寺跡・禁野本町遺跡の復元観光プロジェクト」があります。これは、奈良時代の高官、百済王敬福(くだらのこにきしきょうふく)が750年頃に建立したとされる百済寺をCGとして三次元復元し、それを現実世界の風景に合成して提示するVR・ARシステムを開発したものです。枚方市中宮西之町にある百済寺跡地は文化財保護法に基づく特別史跡に指定されており、大阪府内で特別史跡に指定されているものは大阪城と百済寺跡地の2箇所のみです。
 
 同プロジェクトの活動を行っている視覚情報処理研究室(指導教員:河合紀彦 准教授)は、この取り組みを論文としてまとめ、6月9日、10日に北海道で開催された国際会議「NICOGRAPH International 2023」(主催:The Society for Art and Science)で発表し、Best Poster Presentation Awardを受賞しました。
 
 同市との取り組みを国際会議で発表し、名誉ある賞を受賞したとして7月14日に同研究室メンバーらが伏見隆枚方市長を表敬訪問しました。当日は伏見市長からお祝いの言葉があり、「国の特別史跡は枚方市にとっても非常に重要だが、跡地しかない状態では、それを伝えることが難しかった。我々は皆さんが作り上げた技術を大切にしながら、この技術をもって市民にも百済寺のことを伝えていきたい。引き続き、ご協力をお願いします」と学生らにメッセージを伝えました。その後、学生らが主導となって、伏見市長ら同市関係者にVR・ARシステムの概要と操作方法などを説明しました。国際会議でファーストオーサーを務めた菅沼祐耶さん(情報メディア学科4年)は、「初めて枚方市長とお会いしたので、すごく緊張しました。システムはまだまだブラッシュアップすることができると思いますので、更なるリアリティの追求やコンテンツの追加を行いたいです」と振り返りました。