大阪工業大学

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ニュース 「都市デザイン工学フォーラム2023」を開催しました

トピックス
 9月2日、都市デザイン工学科と同学科の同窓会組織である大阪工業大学土木会が、本学梅田キャンパス常翔ホールで「都市デザイン工学フォーラム2023」を開催し、土木技術者や専門家、一般参加者など、学内外から約250人が参加しました。
 
 このフォーラムは、都市デザイン工学が担う役割や魅力を社会に広く発信することを目的に2012年から、コロナ禍による自粛期間を除き、毎年開催しています。今年度は、学内外の有識者2人による講演を行うとともに、同学科の魅力(役割、教育、研究など)を発信するために制作した動画について紹介しました。
 
 最初に、「魅力ある建設業界へ」をテーマに、国土交通省 水管理・国土保全局 治水課長(前近畿地方整備局 企画部長)の奥田晃久氏が、人口減少などにより先の見えない建設業界を魅力ある業界にするための取り組み事例を紹介。ICT施工(情報化施工)推進の取り組みである「i-Construction」の概要や公共工事設計労務単価の平均値が11年連続で上昇し、労働環境が改善・向上している状況、「手段」「主体」「時間軸」の3つの総力で防災・減災を考慮することが当たり前の社会を目指していることなどを解説しました。
 続いて、同学科所属・八幡工学実験場長兼構造実験センター長の大山理教授(2000年度 工学研究科土木工学専攻博士後期課程修了)が「万が一の橋梁火災に備えて ~八幡工学実験場・構造実験センターでの研究事例紹介~」と題して、37年目を迎える八幡工学実験場・構造実験センターの施設設備の紹介と自身の研究・実験内容ついて紹介。2009年に完成した耐火実験棟での研究結果から、熱履歴を受けた鋼・コンクリート合成桁橋の通行可否を瞬時かつ定量的に判断する指標について説明しました。
 最後に「都市デザイン工学科の魅力 ~役割、教育、研究など~」では、同学科の役割・教育内容を紹介する動画や、学生へのインタビュー動画などを上映しました。