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ニュース イノベーションデイズ2023 智と技術の見本市がスタート!

トピックス
 本年度で第6回目となる「イノベーションデイズ2023 智と技術の見本市」がスタートしました。「大阪から繋げる 2025年,大阪・関西万博の役割」をテーマに、工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部の全4学部・17学科から約200件の「研究・技術シーズ」を公開したほか、バーチャルスタジオからの研究発表動画やJST(科学技術振興機構)主催「大学見本市2023」の採択・出展内容などを紹介する特設サイトを公開しました。(サイト公開は12月30日まで)

 9月14日には、梅田キャンパスを会場にてオープニングイベントを開催。基調講演では、生物学者で大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの福岡伸一氏が「大阪から繋げる-2025年,大阪・関西万博の役割-」をテーマに講演。大阪・関西万博で福岡氏が主導する「いのちを知る」をテーマにしたシグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」の内容を紹介しました。福岡氏は「生命は動的平衡という絶えず身体が新しいものに置き換わりながら自身の形を保っている。しかし、その分解と生成の速度は分解のほうが少し早く、いずれ生命はなくなる有限性がある。生命はこの有限性があるからこそ輝き、分解されたものは別の生命に繋げていくことができる。この生命哲学を大阪・関西万博のパビリオンでも知っていただいて、感じることができる体験を届けたい」と説明しました。

 同イベント後半では、本学の教員を交えてパネルディスカッション(ファシリテーター:空間デザイン学科朽木順綱 准教授)を行い、基調講演で話のあった動的平衡をはじめとするさまざまなテーマについて、意見を交わしました。福岡氏は「研究者はいろいろな物事を切り分けてしまいがちだが、細分化されたものを統合していく努力が必要ではないか」とまとめました。最後に朽木准教授が「ものごとの“間”や“分けないこと”一つとして考えるということをこのパネルディスカッションを通して考えるきっかけになれば今回のイベントや再来年の万博が非常に意義深いものになるのではないかと思います」とセッションを締めくくりました。

 また、当日は企業の方を中心に約150名の参加があり、万博公式キャラクターのミャクミャクも登場。バーチャルスタジオを使用した研究者発表も実施し、盛況のうちに終了しました。

「イノベーションデイズ2023 智と技術の見本市」 特設サイトはこちらからご覧いただけます。